2003.06.24 大森洋平,竹仲絵里 TowerRecords渋谷

マキシシングル『余韻』をタワレコで先行発売した竹仲さん。購入者招待のインストアライブです。

観客は殆どが男性でかなりの数になっています。こうしたインストアライブでは珍しいことに
オープニングアクトの登場です。

○大森洋平
Gt弾き語りでライブ活動を続けています。竹仲さんと共演したのは「2年くらい前に大阪で
一度」。タワレコ限定でCDを発売しているので、この日の出演になったのかもしれません。
大森さん目当ての観客が殆どいない中「来たところ、間違ってないですよ(笑)」と言いつつ
4曲を披露。声質は浜田省吾さんによく似ています。スローなフォーク系の楽曲が中心で、
すんなりと聴きやすく感じられました。歌い終えて「また後で竹仲さんと1曲やります」と
アンコール?の告知をして退場。 ..

 1 "ありふれた縁取りを〜"
 2 おやすみ
 3 ビフォーアフター
 4 SUIREN

○竹仲絵里
PAのセッティングが手間取っていてなかなか始まりません。
やや間があって、サポートのKey,Bs,Dr,Gtと共に登場。本人もGtを弾きます。

1 水色
  カントリー〜フォーク系。
  微妙な音程のふらつきは相変わらず。これが竹仲さんらしさなのかもしれません。

2 rain-rain
  ブルース風。

MC>雨が降ってしまって来てくれるか心配だったけど、たくさん集まってくれて嬉しい。
  1曲目は夏の歌、2曲目は雨の歌で、今の季節にピッタリの歌を聴いてもらった。
  Gtを弾ける人、いますか?(観客殆ど反応なし)そんなにいませんね。私のギターに
  すごく視線を感じる。私は握力がない方だけれど何とか弾けている。みなさんも是非
  やってみてください。
  (上田禎さんにチューニングするように指摘され、チューニングしながら)次はまだ
  CDにはしていないけれど、とても大切な曲。昨年春ぐらいに作った。出会いと別れの
  交差する真ん中の時期に書いた。出会った人みんなに伝えたい。

3 ありがとう
4 花咲く日まで
  曲中でメンバー紹介。Gt 上田禎 Dr ちゃこ Bs 高間有一 Key やまもとてつや

MC>タワレコにはお世話になっている。リリースの度に、ここでやらせてもらっている。
  インストアライブにはもったいないくらいの設備でもっと歌いたいけれど、物足りないと
  思った方はいろんな所でライブをしているので聴きに来てください。
  今回のマキシは春から夏、切ない曲まで1枚のストーリーになっている。
  ボーナストラックは小林建樹さんとカバー曲を入れた。「機材の調子が悪いので練習
  していて」と言われて練習のつもりでやっていたらいつの間にか録られていて、そのまま
  入れてしまった。力の抜けた時間を感じてもらえたら。
  (ライブ予定の告知)
  最後に大切な歌を聴いてください。

5 余韻
  スローバラード。

お辞儀をして退場する一同。客電が点かないのでアンコールがあると知れます。またも
セッティングでばたついた後、竹仲さん一人が登場します。

MC>お待たせしました。(拍手で)手が痛くなりませんでしたか?
  インストアライブは一人きりでやることが多い。せっかくなので1人バージョンも
  聴いてもらいます。

E-1 泣ける場所
   弾き語り。安定したGt演奏でした。

ここで予告どおり大森さんが呼び込まれます。

MC>いつもならここで終わるところだけれど、折角だから「余韻」のボーナストラックに
  入れた曲を大森さんとやります。

 -2 DESPERADO [EAGLES]
   竹仲さんのキーに合わせて大森さんは少し苦労した風でした。


丁寧にお辞儀をして終演。終了まで1時間20分ほど、インストアとしては長めのライブでした。

ビブラートはかかりますが中音域が綺麗に伸びています。M3やM5などが好印象でした。
一方、M2のような低音主体の曲では持ち味を活かせないように感じました。 ..
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