2003.02.22　吉本佳代　TowerRecords新宿

富山を中心に活動しているシンガーソングライター。1stミニアルバム「lost and found」を
1/23に発売しました。

定刻にBs,Gtのサポートを伴ってステージに登場します。本人はKey演奏。

MC＞富山に住んでいる。このライブのために今朝東京にやってきた。

１　たいせつなことは
　　力強さを感じる歌唱です。どことなく山崎まさよし風。
　　PAまわりが不調でBsの音が殆ど拾えていませんでしたが、却ってその方が良かったかも。

MC＞客の顔が見えるのは気持ちよくもあり緊張もする。聴いていてくれることがダイレクトに
　　伝わってくる。今作はカバーを含め５曲。４曲は自作で、うち１曲は英語で詞を書いた。
　　シンプルに書いたので辞書を片手に聴いてもらえれば「なるほどな」と思ってもらえる。
　　みんなが幸せになってくれればよいと思って書いた曲。

２　across the sky
　　カントリー風のメロディ。英語ながら、確かにわかりやすい歌詞でした。

MC＞友人が訳詞をしてくれた。それを読んでもらうと、さらに歌に気持ちが近づいて
　　もらえると思う。どこかのホームページにあるのでチャンスがあったら是非。
　　次は『白南風の吹く朝（しらはえのふくあした）』
　　白南風とは梅雨が明けた時に吹く南風。実際そんな時期に作った曲でもあり、
　　自分の中でつらかった所から一歩踏み出した気持ちがそういう言葉に結びついた。

３　白南風の吹く朝

MC＞富山弁で言うところの「たよんない」....頼りないということだが、そんな私を支えて
　　くれるメンバーを紹介。Bs けんもちみつる　Gt はやしこうじ
　　この曲を聴いてくださるみなさんの話を聞くと、一個の歌にいろんな風景があるんだなと
　　感じる。私が思っていたそのものを見てくれる人もいれば、全然違うイメージを持つ人も
　　いて面白い。歌ってそうやって成長していく生き物なのだなと思う。

４　wisdom

25分ほどのライブでした。
張りのある声です。時折混ぜるファルセットがよいアクセントになっています。
カントリーを基調とするメロディライン。日々の生活を見つめる内容の歌詞も好感が持てます。
これからどんな音楽活動を続けていくのか、ちょっと気になる人になりました。　..