2002.08.19 熊木杏里 サウンドインA studio

NTV系「嗚呼!バラ色の珍生!!」の企画でデビューしたシンガーソングライター熊木杏里さんが
2ndCDSリリースを契機に初ライブをするとのことで、vapからミニライブの招待ハガキが
届きました。

集合時間にNTV別館の会場に行くと受付で整理番号を渡され、そのまま階段で入場を待ちます。
案内されたスタジオには椅子が40脚ほど置かれており、順次着席していきます。
定刻よりやや遅れてBs,Gt,Keyのサポートと共に熊木さんが登場します。ふと気づけば
一般の招待客に加えて業界関係者と思しき招待者も大勢立ち見をしていました。

MC>初めまして。緊張しているけれど楽しみにしていました。

1 窓絵
  ハイチェアに座って歌いますが、椅子の位置が決まらず落ち着きません。
  甘い歌声です。多少かすれて聞こえたのは緊張のせいでしょうか。
  サポートメンバーと嬉しそうにアイコンタクト。

MC>昨日は長野で初ライブをしてきたが、今日の方が緊張している。
  自己紹介。20歳、長野県出身。今年2月デビューし、春には短大を卒業した。
  次の唄はオーディションのために作った。私としては歌詞間違いNo.1の唄。

2 時計
  3連の曲

3 二色の奏で
  マイナーコードのフォーク調。低音がちょっと苦しそうに聞こえます。

MC>死生観に興味がある。詩を書いていても「死ぬ」という言葉がよく出てくる。
  喋りは苦手。デビュー以降ようやくこなれてきたが、ラジオはねぇ(苦笑)
  #FM局でレギュラー枠を持っているそうですが。
  喋ると馬鹿っぽいので「唄の説得力が無くなる」と言われる。
  次は8/21発売の2ndシングル。『咲かずとて』といいます。口語? あれ??
  「本当は咲きたいのに」「咲かなくてもね」という気持ちを込めた。

4 咲かずとて
  ゆったりとして明るい曲調。
  マイクに触れたり落ち着きがありません。

5 やすり
  未発表曲。フォーク調です。
  歌い始めから違和感のある進み方でしたが、途中で歌い直し。譜面を指差確認し
  「よし!」と気合いを入れ直していました。

MC>今の曲のタイトルは『やすり』。何故かというと....ひらめきです。次に歌う
  『りっしんべん』も最初は「こざとへん」に「りっしんべん」とふりがなを振って
  なぜ??? と突っこまれました(笑)。
  メンバー紹介。Bs 小野田清文 Gt 狩野良昭 Key 吉俣良
  (唇に)グロスが着いていると歌えない。ちょっと取ります。

6 りっしんべん
  テンポの良いメロディ

MC>何を喋ろうかな。ホントは私がそっちに座りたい。誰か唄ってください(笑)。
  #振り向いてメンバーに助けを求めますが、狩野さんに「向こうを向きなさい」と
   指導されます。
  今度のCDはあまり救われない唄ばっかり。歌うことは「自分探し」。メロディより
  言葉を大事にしていきたい。日本語って面白い。辞書を引くのが好きです。

7 まよい星

1st(M1,2,6)&2nd(M4,3,7)という既発表曲全曲に未発表曲も交えての1時間弱の
ステージでした。

素直な歌い方で、聴いていて心地よくなります。ただ、歌詞や曲名はすっと耳に入って
くるものではなく、どんな意味なのか、どんな字を書くのか「翻訳」して聞いている
ような気分になるものがありました。
難しい言葉の羅列、言葉遊びにならなければよいのですが。 ..
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