2002.08.01　柴田淳　TFMホール

LIVE Depot

ホール使用の都合上、いつもはフラットになっている客席が雛壇になっています。
テレビの取材カメラも入っていたりして、普段とはかなり異なる雰囲気の中での
生放送となりました。

近況を問われて「全国をプロモーションで回っていて、自分の分身(ＣＤ)が買われて
いくのを見るのがとても嬉しい」　本日の意気込みは「普通のライブとは違う空間。
とにかくいつもの私でメンバーと共に気持ちいい空間を作れたらいい」と語ります。
Gt みなみ,Pf わたなべ両氏のサポートが付いて、柴田さんは歌に専念する態勢。
柴田さんは多少興奮気味なのかＣＭ中も「大江千里さんですよ。バーチャルな
人ですからね、私にとって」と話し続け、フロアディレクターに「10秒前です！」と
大声で指示されてしまいます。

１　それでも来た道
２　変身
　　伸びやかに歌っていましたが、歌い終えてＣＭに入ったところで大きくため息。
　　「信じられない、どうしよう?!」とまだ緊張が解けない様子です。

ＣＭ明けはセッションです。

３　卒業写真[荒井由実]《with 大江千里》
　　歌い終えて「やったーできたー！！」と大喜びする柴田さん。
　　ステージ上でのカバーは初めて。お母さんが聴いていたので原曲は知らないが
　　『異邦人』などカラオケで歌うことはある、とのことでした。

引き続き大江千里さんとのトーク。ハンドタオルを握りしめて、興奮を抑えようと
しているかのようでした。

　作詞作曲はピアノ。３歳からピアノを習っていたが、音大進学コースだったので
　途中でやめてしまった。「もうちょっとちゃんと練習しておけば良かった」。
　クラシック系の音は好きで、作曲の時に１フレーズが出てきてしまうことがある。
　デビューして生活は大きく変わった。テレビを見ていて、「あ、柴田淳が出てる」。
　まだ実感がわいていないのかも。

　詩を考えるのは「布団の上で」。フローリングの床に布団を敷いている。小さな頃から
　屋根裏部屋に住んでいて居心地がよい。「他人は入れられない」。床に腰掛けると
　肩の高さに窓枠がありコーヒーを置ける。行き詰まって振り向くと月が照っていたり。


４　夜の海に立ち

MC＞リリースにあたって皆さんの声が後押ししてくれた。「ライブの最後に歌った
　　あの唄は何ですか？」という問い合わせが沢山あったので、CDにして多くの人に
　　届けることが出来て良かったと思う。

５　月光浴
　　この曲だけは柴田さんのPf弾き語りです。

歌い終えてトークコーナーへ。椅子に座るなり脱力するポーズ。「いっぱいいっぱい
でした」と柴田さん。自ら用意したドリンクがあるにもかかわらず、番組提供会社の
ディスプレイとして置いてあるスポーツ飲料を飲んでいました。
「日々精進、頑張ります」と宣言した後、『月光浴』の話。素直に「誰に何を言われても
かまわない」気持ちで詞も曲も作り、アレンジも中心に立たせてもらって原曲の
イメージを活かした。「広い草原で寝ころんで月光浴をしたい」とのこと。

質問メールに答えて「アルバイトは数え切れないほどやった。看護婦補助、カラオケ
ボックス、居酒屋、ＯＬ」。また次回ライブに向けての心構えなどを話していました。

番組最後は大江千里さんの即興曲です。

６　打ち水・淳・夏（Key 大江千里）

普段ですとこの後、簡単にまとめのトークをしてお開きとなるのですが、当日は
番組内でのライブが１曲少なかったためか、はたまたＴＶ取材の都合か、アンコールとして
もう１曲歌うということになりました。

MC＞私にとってはテレビでしか見たことのない大江千里さんが目の前にいて、しかも
　　一緒にやっているなんて今でも信じられない(笑)。いい勉強になりました。
　　これからも競演できる機会ができるよう頑張っていきたい。こんなヒヨッコですが
　　今日は楽しかったです。最後にファンの方から「純ちゃんらしい」と言って
　　いただける曲を聴いてください。

７　なんかいいことないかな

さらに、寄せられたメール、アンケートに答えて。
○最近体験した、生まれて初めての経験は？→大江千里さんに会った。唄ってほしい。
　リクエストしたいくらい。
○得意の物まねをして→「上へまいります」とエレベーターガールの物真似をしますが
　途中で吹き出してしまいました。

恒例のサインはひらがなで「しばじゅん」と書いていました。
これからの意気込みは？と問われ「ず〜っと歌い続けていける、名曲を書ける人になりたい。
千里さんのように活躍し続けアーティストとして認められるミュージシャンになりたい」
と答えてお開きとなりました。　..