2001.11.08 Arearea,RED SUN,三角堂,the Indigo,鈴里真帆 表参道FAB
flower voice
千代田線表参道駅すぐそばのライブハウス。椅子が50脚ほど並べられ、後ろ半分は
立ち見スペースとなっていて、ビデオカメラも置かれています。小綺麗なホールです。
お客さんの出足はあまり早くないようです。
○Arearea
オープニングアクトとしての出演。Vo RINO Key YUKI の二人組です。
M1,2,4がバラード、M3はマイナーコードのロック調でした。
RINOさんはスタンドに立てたマイクを握りしめての熱唱。ブレス音がいささか気になります。
バラード系はなかなか聴き心地のよいものがありました。Keyの更なるレベルアップに
期待します。 ..
夏の匂い/おやすみ/ユケオトメ/いつかあなたの海に
○RED SUN
Vo(♀)、Gt(♂)の二人組。この日はBs,Drのサポートと打込みを併用していました。
ミディアムスローのロック系楽曲を中心に5曲を披露。私の好みの路線とはいささか
離れている音楽でした。Voはしゃがれ気味の声。MCの中で咳き込んだりしていたので
風邪をひいていたのかもしれません。 ..
○三角堂
GtVoの流さんとGtの春さん。ステージ中央で握手をして演奏を開始します。
1 umbrella
流さんは座ってアコギを弾きながら歌います。
PA のせいか、ちょっと固い籠もったような声に聞こえます。
流>東京での久々のライブ。興奮しているようで、あさ鼻血が出てしまった。鼻をかむ
時も優しくしている。体育祭の前みたい(笑)
春>緊張しています(笑)。拍手は多めにね!
2 EVE
3 鼓動
ゆったりとしたメロディラインの曲が続きます。エレキの音がひずみ気味に聞こえて
少々雰囲気に合わない印象を持ちました。
流>健康で頑張ってますか? 2〜3日前、朝起きたら顔が2倍くらいに膨れていて
眼も三分の一くらいしかなかった。治って良かった
春>こう見えても楽屋の人気者。
流>今日は「flower voice」なんで楽屋にいても楽しかったでしょう?
春>俺は花に例えたら何だろう?
流>ドクダミ(笑)
海に行きましたか? この夏は海に行けず寂しい思いをしたが、冬には防寒をして
メジナ釣りに行きたいです。海の歌を歌います。
4 オレンジ
この曲からは春さんもアコギに持ち替えますが、この曲の方がエレキ向きのような....
流>はーっ、もう終わりだって。早ぇなぁ。まだちょっとしか仲良くなってないよね。
もう1曲、丹誠込めて歌います。
春>indigoさんと鈴里さんのご厚意で3曲くらい(笑) 鈴里さんに殴られちゃう(笑)
流>殴られたい!もっと殴って!(笑)
5 新しい日々へ
高音がとてもきれいに伸びています。ハーモニーもバッチリ。
流>(ガッツポーズをしながら)どうもありがとう!
礼をし、手を振りながら退場する二人。
後半になって流さんの声の出もグッと良くなってきました。暖かさを感じる明るいメロディ。
ポップスが軽妙なトークも楽しく、もう少し聴いていたいと思うステージでした。 ..
○the Indigo
20時半を過ぎたあたり。いつの間にか観客は会場いっぱいになっていました。
市川・高木両氏とサポートのKey,Drが登場し、田岡さん抜きで演奏を始めます。
0 (Instrumental)
演奏を終える頃、田岡さんがステージに上がります。
1 きれいな時間
間奏で田岡さんのスキャットが入ります。ちょっとかすれ気味。
田>今日は初披露曲からスタートしました。
寒くなってきたのでホットカーペットを出したらかなり乾燥してしまった。
さっき雨が降ってきたので喉にはいいかも。
the Indigoのサウンドで心も身体も暖まって帰ってください。
2 BEAUTY
3 ラベンダーの傘
田>(メンバー紹介)サポート Dr さいとうたけし Key ほしまきと
Bs 高木権一 そろそろお誕生日ですね。何回目?
高>31。
田>おぉ〜っ
高>おぉ〜っって言われてもね(笑) 今日は知り合いの人が来ているので
静かにしていないとね
田>リーダー、Gt 市川裕一 こんな(笑)リーダーが8割の曲・詩を書いています
市>女形のね。女形は大変だね、私生活が(笑)。いつもカワイイVo 田岡美樹〜
田>カワイイって言われる歳じゃないんですけどね
市>いいじゃん、あと10年ぐらい(笑)
田>楽しんでます、私は。高木さんが風邪気味だけどね
高>朝から薬局で黄色い粉を買ってきてね
市>楽屋で配りまくり
高>ありがとう #普段なら話が膨らむのでしょうが、風邪で不調なのかな?
田>今日は皆さんありがとうございました。やっぱりこの曲を聴いてもらわないとね。
4 BLUE
普段より早めのテンポ。客席から自然に手拍子が起こります。
田岡さん、2番の途中で歌詞を飛ばしてしまい市川さんに冷やかされます。
5 BRANDNEW DAY
イントロに乗せて「みんなで一緒に歌いましょう」と誘う田岡さん。
田>今日はありがとうございました。最後まで楽しんでいってください。
絶好調とはいえませんが、無難にまとめられたステージでした。 ..
○鈴里真帆
客席の後方は少しゆとりある状況になりました。21:15過ぎギターサポートを伴って
鈴里さんが登場。ご本人もギターを弾きます。黒のカットソーに同色のマフラー。
1 Heaven
MC>外は寒い? マフラー巻いてきたけど興奮して暑くて。汗疹ができそう(笑)
先月は大阪名古屋などイベントライブのツアー。坂本サトル氏などと全部クルマで
移動した。車内では退屈になってラブホの名前で盛り上がった。
東京は第2の故郷。気楽な気持ちでやります。
2 Blowin in the wind 〜風に吹かれて〜
この曲ではアコギに持ち替えます。入れ替わってサポート氏はEGに。
レコーディングの時にはaikoさんもコーラスで参加していたのだとか。
ちょっと囁くような歌い方。
MC>次はメドレー。ヤバイくらい歌ってない曲もあったりして(笑)。今日初めての人も
いるでしょうけどもう8年目になります。伊達にキャリアだけはあったりして。
伊達に、ね(笑)。その中で一応代表作といわれるものやアルバムの中でみんなに
人気のあるものを。
3 メドレー(もっと静かに〜泣いてなんかない〜止められない想い〜fallin' love again)
MC>皆さんの前で鍵盤を弾くのは東京では初めて。少し緊張している。つい先日まで1年
Jula(ゆーら)というプロジェクトをやっていた。そのCDに入っている曲を次に。
「もうこれ以上愛せない」と思うくらいの人と巡り会った。それは悲しい結果に
終わったのだけれど、そのことを唄った歌。
4 赤いソファ
Keyの弾き語りになります。
感情を込めて力強く唄います。
5 心が痛い
再びEGを弾いて歌い始めますが、プラグをアンプに差し忘れて歌い直し。
「『今日は完璧や』と思っていたのに(苦笑)」と独り言。しかし、鈴里さんの弾く
EGはエフェクトがかかり過ぎて、なかった方が却って良かったような。
MC>最後の曲です。4年くらい唄ってないけれど思い出深い曲です。
6 またどこかで・・・
サポートのAGのみで唄います。
阪神大震災で亡くなった「まほ」ちゃんが楽しみにしていた1stアルバムを
彼女のボーイフレンドが神戸から自転車で5時間かけて発売日に買いに行き、
2枚のうち1枚を初めてキスしたもみの木の下に埋めた、というファンレターを
元に作った歌、とのことでした。
「普通に聴けば普通のラブソングだけど」、と前置きして歌い始めましたが、
上記のようなエピソードを踏まえて聴くと、また味わい深いものがあります。
切なく甘く、語りかけるような鈴里さんの歌い方が嵌まっています。
サポートの Gt なかむらけいじさんを紹介してステージを降りますが、客電が
点きません。誘われるようにアンコールの手拍子が起こります。
程なくして、マフラーを外した鈴里さんが再登場。
MC>アンコールありがとうございます。予定はなかったのだけど、みんなの拍手に
思わず出てきてしまいました。
「flower voice」は今日が第1回目。これからもやっていきたい。
私のアーティスト人生で一番大事な曲を聴いてください。
E1 merry-go-round
気持ちが高ぶって2番の途中で声が詰まるシーンも。
MC>ありがとう、寒いから風邪ひかないでね。
気持ちのこもった良いステージでした。アンコールは予定どおり、という気が
しなくもないですけどね(苦笑)。 ..
全体で3時間半に及ぶ長丁場のイベントでしたが、じっくりと楽しむことができました。
2001年Index/TopPage/BBS