2001.09.29 五島良子 TowerRecords新宿

9/5に1年半ぶりのオリジナルアルバム「Merry-go-round」をリリースしました。

定刻どおりに登場。Gtのサポートを伴っています。ハイチェアに腰掛けて歌い始めます。

1 Lovin' You
  ミニー・リパートンのカバー曲。前奏で鳥のさえずりのような音を出す楽器?を使います。
  ファルセットの超高音がお見事。

MC>買い物途中の方もエスカレーターを降りず登らず聴いていってください。
  短い時間ですがゆっくりしていってください。ギター しみずよしみ
  9/5に新アルバムを出しました。旅をテーマにしています。どちらかというと列車で
  ゆっくりと目的地に向かうのが好き。隣街に遊びに行くのも気持ちの持ちようによっては
  旅だし、人生の賛歌や出会いや別れといったものを歌ったものも入っています。
  次は東京駅の西に向かう列車の最終列車が出るホームでの状況を歌ったものです。

2 14番線
  マイクを手にとって唄います。懐かしいフォーク調の歌。

MC>さぁ、ノッて行きましょう(笑)。
  中日の星野監督が辞めて残念。若い世代への交代と言うことか。山田(新監督)は
  生粋じゃないですからね。でも中日ファンはやめません。多分3年位したら中日に
  返り咲くと予想してます(笑)
  私もアメリカに憧れた。次の歌も旅とアメリカに憧れた女性の歌。
  広大な大地を走り抜けていくイメージがアルバム全編を通じて流れているが、
  そのアルバム1曲目。

3 one swallow
  これもカントリーフォーク風。五島さんもアコギを弾きます。

MC>この間、初めて奄美大島に行ってきました。とても良いところ。鹿児島でも
  沖縄でもない独自の文化があり、音階も違う。22,3の若い歌い手〜うたしゃぁ〜が
  いて、素晴らしい歌に影響を受けてきた。
  私は名古屋生まれの名古屋育ち。街っ子なのでわかりやすいルーツ、音楽的風景がない。
  あのように受け継ぐものがあり、そこから自分の音楽を探していくというのがとても
  羨ましく思えた。
  私は「ごしま」だが、五島列島にルーツがあるのかな、と思っている。東シナ海を
  見ながら「こういう風景だったかな」とゆったりとした気持ちになって帰ってきた。
  次はアルバム最後の曲。五島の夕陽を眺めながら作った歌。

4 流星
  寄せては返す波のような調べ。
  歌い終えてギターを置き、立ち上がります。


MC>次が最後。いくらでもやれるんですけどね(笑)
  落ち込んだ友人に宛てて書いた歌です。
  アルバムをリリースしてからもバシッバシッとアタックNo1状態で曲を書いている。
  またお届けできる日を楽しみにしています。

5 メリーゴーランド
  ゆったりとした

MC>どうもありがとうございました。

深々と礼をして一旦控え室に下がりますが、アンコールの拍手が鳴りやみません。
しばらくして再登場します。

MC>ありがとうございました。予定してなかったんですが「いくらでもやれる」って
  言っちゃったしねぇ(笑)、私一人でやらせてもらいます。緊張するなぁ。
  CD屋さんなんで、この後アルバム即売をします。買っていただいた方にはサインや
  握手などしつつよもやま話をしようと思います。
  2月にカバーアルバムを出しました。次の歌はそこにも入っている歌。デビューして
  十数年になりますが、アマチュアの頃からこの歌に取り組んできて、この歌を唄うと
  ”ギターを持って歌う”というスタイルを思い出す大事な曲です。移動するとみんなが
  「ギター持ちましょう」って言ってくれるのだけれど、ギターはいつもケースごと
  持ってないと身体に馴染まないように思う。いいことです(笑)。
  『川幅が広すぎて渡ることができない、私にボートをください。二人で力をあわせて
   漕いでいく』。そんな歌です。

6 The Water is wide
  カーラ・ボノフやジェームス・テーラーらが歌っています。最近はLe Coupleが
  カバーしていて、耳にする機会が多かったです。英語の発音はちょっと????

改めて深々と礼を繰り返した後、ステージを去っていきました。

聴かせ方の上手な歌い手さんです。中〜高音域がとても綺麗に伸びていて、音の広がりを
感じました。 ..
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