2001.07.06　松任谷由実　幕張メッセイベントホール

acacia

６月に発売した同名アルバムをひっさげての全国ツアー。10月中旬までの
ロングラン公演です。

ホールの中央にステージが設けられ、周囲をバンドメンバーが取り囲む形。
「ユーミンのツアー」というと毎回様々な趣向を凝らした演出が話題に
なりますが、今回も美しい照明や豪華な衣装で見事にショーアップされ、
満員の観客を楽しませてくれました。オープニングのウェディングドレス風
（ティアラが綺麗）やアンコールでのミニスカート姿などがとても艶やか。
また舞台をスクリーンで覆って幻灯で着替え〜宇宙遊泳を見せたり、ステージ狭しと
ダンスを繰り広げたり見せ場はたっぷり。ツアー初日ということもあって、
幅広い年齢層の客席から拍手と歓声が続きました。
音楽的には「久しぶりの夏スタートのツアー。夏に唄いたい歌を選んできました」
とのことで、新アルバムの楽曲を中心に懐かしの名曲も交えながらのステージ。
Ｍ９〜Ｍ10はアンプラグドコーナーとしてアコースティックギターの伴奏により
じっくりと聴かせ、またＭ14〜Ｍ15ではキーボードの弾き語りを披露しました。
＃個人的に思い出のある『ひこうき雲』が一番の傑作でした。
動と静のメリハリがあり、聴かせるツボをおさえているという印象を持ちました。
コーラス参加の加藤いづみさんも声質の違いを活かし、ユーミンのボーカルを
引き立てていました。
ツアーグッズは定番のパンフ、タオル、団扇、Ｔシャツなどに加え、グラスセットや
ビニールトートバック、ハットにキャミソールまでラインナップ。アーティスト名を
特に入れなくてもソレとわかる洒落た製品でした。

３時間近い長丁場でしたがベテランの実力を再確認した見応えあるステージでした。　..


１　7TRUTHS 7LIES
２　ダイアモンドダストが消えぬまに
３　あなただけのもの
４　110°F
５　夕涼み
６　Summer Junction
７　Late Summer Lake
８　哀しみをください
９　acacia
10　幸せになるために
11　Lundi
12　瞳はどしゃぶり
13　SAVE OUR SHIP
14　PARTNERSHIP
15　ひこうき雲
16　Age Of Our Innocence
17　青い船で
18　MIDNIGHT RUN
19　カンナ８号線

(encore)
E1　情熱に届かない
E2　天国のドア
E3　acacia