2001.06.14 谷村有美 TFMホール

LIVE DEPOT

3週続けての番組観覧となりました。この日はいつもにも増しての大人数の
観客。やはり久々の「生タニムラ」にファンが集まったのでしょう。
『A・RA・WA』のBGMに乗せて登場したタニムラは薄い水色のタンクトップに
Gパン姿。髪の長さは「docile」の頃くらいです。
登場時点からかなりのハイテンションで、オープニングの挨拶からディレクターの
巻きが入る始末。「二人ともボケだからねぇ」と冗談ともつかないコメントも
飛び出しました。

CM明けからライブコーナー。ステージ上にはグランドピアノが置かれていますが、
アコギを携えたタニムラはピアノではなくステージ前方の椅子に座ります。
どうやらギター弾き語りに挑戦の様子。GtサポートにHULKさんがついています。

MC>うふふ(笑)。ヨロシク!

1 しあわせについて。
  軽いサッパリとしたポップス。新曲を早速お披露目です、が....。
  音程がいささか不安定で、ギター演奏共々心配になってしまいました。

MC>改めましてこんばんは、谷村有美です。
  すごい雨の中、会いに来てくれてどうもありがとうございます。
  FMを聴いてくださってる方、今どこにいらっしゃるんでしょうか?
  お家、職場、クルマの中、運転中かもしれません。ここからのひととき、
  谷村有美と一緒にお過ごしください。今日は大江千里大先生(笑)の番組に
  お招きいただきありがとうございます。とても楽しみにしてきました。
  私は今TokyoFMのホールにいて、私の目の前には200万人くらいですかね(笑)
  たっくさんのお客さんがいて楽しい雰囲気でやってます。こういう風な
  公開ライブ、しきゃも(笑)生放送っていうのは、タブンワタシタチノ
  クニデハ(なぜか異国人口調になるタニムラ。またしても巻きが入ります)
  誰なんだ(笑)、初めての経験です。
  今日、私はギターを携えています。飾りではありません!(笑) 一緒に
  6/20発売のアルバム「マイ・プレジャー」のアレンジを3曲担当して
  くれてる強力な助っ人が来てくれています。On Guiter さかねまさき
  芸名はHULKさんというそうですが、私は本名が気に入っているので
  さかねくんで通しています。お好きな方で声をかけてあげてください。
  今日は皆さんと一緒に歌いたいと思います。「目的地」というタイトルです。

2 DESTINATION〜Over the Rainbow 虹の彼方へ〜
  これも軽快なカントリー風ポップス。サビの簡単なリフレインで
  「ラジオの前の人も一緒に歌ってね。会場のみんなも勿論ね」と
  合唱を催促します。

インディーズのアーティストを紹介するコーナーを挟んで、ホストの大江千里と
ゲストのセッションタイムです。ジングルが生ピアノの『好きこそものの上手なれ』。
大江千里さんはアドリブで絡もうとしますがちょっと失敗。

大江>それじゃ二人でセッションをやりたいと思いますが
谷村>そんなセッションな〜
大江>....(苦笑)あのー、今どうしようかって。ある意味、会場が一つに
   なりました
谷村>静かに固まってください(笑)
   では休業中に心に響いた曲を、大江千里さんのピアノで歌わせてもらいます。

3 カナリヤ 〜 かもめが翔んだ日(渡辺真知子)《谷村有美&大江千里》
  有名な童謡をジャズ風にアレンジしてタニムラの独唱。
  『かもめが....』は二人の掛け合いとなります。
  歌い終えて堅く握手する二人。タニムラはピアノに移ります。

4 恋に落ちた
  深く息を一つ吐いて歌い始めます。
  歌い慣れた曲を唄い慣れたスタイルで。ようやく安定してきたようです。
  サビに入る直前のファルセットは最も高い音の部分を省略。無理を
  しなかったと見るべきなのでしょう....。

5 好きこそものの上手なれ
  若干スローなペース。興が乗ってきたのか後半は立ち上がっての演奏に。

MC>今日はお招きいただきありがとうございました。本当にたくさんのご応募が
  あったそうです。当選した方は「これで運を使い果たした」とかではなく(笑)
  さらに運が付いたということで。ラジオをお聴きの皆さんはアルバム
  「マイ・プレジャー」、喜びがたくさん詰まったアルバムなので是非
  聴いてください。

6 プロミス〜約束〜
  神戸国際会館の復興記念ライブで初披露された曲です。
  唄の途中何度かブレイクして歌詞をアレンジしながら楽しそうに歌います。

MC>楽しい時間をどうもありがとう。またお会いしましょう。


番組終了後に再度登場した二人。タニムラがデビューした頃からの顔見知りで、
時折大江さんからアドバイスをもらっていたとか。

久々のライブ、ということもあってか、殊に前半は音程がばらつく場面が
多かったように聞こえました。ピアノ弾き語りになってからのM4以降は
落ち着いてきて高音もそこそこの伸びがあり、タニムラらしさが感じられました。
7月のライブの頃までには新曲も消化されていることと思います。 ..

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