2001.06.08 つじあやの 草月ホール

春蜜柑

4月にリリースしたアルバムと同名のツアー。大阪と東京の2公演です。
さほど大きなホールではありませんが、空席を探すのが困難なほどのいっぱいの
お客さんが入っています。15分遅れて開演です。

1 君が待ってる
  賑やかに始まります。

MC>今日はワンマンライブにお越しくださいましてありがとうございます。
  みんなで楽しめるライブにしようと思いっきり演奏します。

2 君にありがとう
3 この世の果てまで

MC>今日に向けてリハーサルを続けてきた。それ以外にもいろいろやっていて、
  アンケートを作ったり、衣装もワンピースを友人に作ってもらった。
  (白地に花柄)春らしくて今日のタイトルにも合うし気に入っている。
  受付でTシャツを売っている。トリのイラストでつよつよさんという。

4 おいたままラブレター
5 恋のいいわけ

MC>ここで「童謡のメロディを口笛でみんな一緒に吹こう」のコーナーです
  #『メリーさんのひつじ』『ぶんぶんぶん』など3曲の候補から拍手で選ぶ

6 雨ふり(みんなで口笛)
  客席も積極的に参加しています。口笛の吹けない人は鼻歌か?

MC>練習の時より増えてる! 感動しました。会場ででしかできない音が作れたら
  いいなぁと思ってやってみました。TV番組で童謡を歌ったりもしたので、昔
  歌った歌の良さも改めて感じている。
  次は絵本っぽい歌です。

7 風にのって

MC>ではここでウクレレとアコギとウッドベースという編成で歌います。
  昔、私は「うららか」というバンドを組んでいた。大学の頃、先輩のアコギ2本と
  ウクレレでやっていた。アコースティックの良さを表現したいと思ったので、この
  スタイルで歌います。

8 君が好きです

MC>次はバンドをやる前。やっぱりウクレレを弾いていた。自分でウクレレを弾いて
  歌うのが、自分の元になる、すごくシンプルなスタイルだと考えていて、それを
  今日の日にやりたいとずっと思っていたので2曲弾き語りします。
  1曲は最近できた曲。部屋で弾いてテープに録音し、姉や仲のいい友達に聴いて
  もらう。それで「どうかな?」「まぁええんちゃう?!」と返事が来たらOK。
  そういう作り方がずっと変わらないやり方。OKでた曲にはすごく誇りをもっている。

9 君の花が咲いていた

MC>自作をする前はカバーを歌っていた。大学の頃、フォークソング部に入っていた。
  新入生の発表会で歌った歌。その時は緊張して手が震えて歌っていた。その時の服も
  覚えている。当時好きだった歌はこれからもずっと好きなんだろうなと思う。

10 加川良の手紙(吉田拓郎)
  口笛の伴奏も。

MC>メンバー紹介 Gt うちだはるもと Key 高橋ひろみ Dr 赤間慎 Bs えがわたる
  このメンバーでリハーサルを重ねてきた。とても楽しい。

11 クローバー
12 君のうた
  賑やかな曲の後に、一転してゆったりと。

MC>今日は早いもので後3曲になってしまった。アルバム最後に入っている曲。
  「幸せはどんなときに訪れるのか?」「どんな気持ちが幸せなのか?」がテーマ。

13 小さなこころ
14 心は君のもとへ
  つじさんの作品の中で一番好きな曲なのですが、カスタネット音が気になって....

MC>本当に早いなと思うのですがあと1曲になってしまいました。
  今回はフルバンド、初めての試みをした。これまではウクレレ弾き語りだったが、
  バンドでリハを重ね、どんな音がみんなに一番届くかなと考えて今日の日が来た。
  皆さん本当にありがとうございました。

15 虹


盛大な拍手がわき起こります。程なくして、つじさんだけがステージに戻ってきます。
センターの椅子に座りますが、涙があふれ流れてしまいます。

MC>今日のライブに皆さん来ていただいて本当にありがとうございました(深々と礼)
  バンドでやるのは初めてで不安も期待もいっぱいでリハを重ねてきた。みんなで
  すごく楽しくできて、この会場でたくさんの人と音楽を楽しめてよかったです。
  もう少しつじあやのの音楽にお付き合いください。

E1 きっと明日も

MC>泣いたりする筈やなかったんですけど、今日歌っていて、みんなと口笛を吹いて
  1曲過ぎていくたびに「ここでこの音が消えていく」ということが頭に浮かんだ。
  歌ってるんだけど、その一言一言がステキでもったいなくて、やっぱ楽しいなと
  思いながらライブができた。これからも、もっともっといい歌、もっともっといい
  ライブをやっていくので是非また聴きに来てください。

E2 悲しみの風

1時間半ほどのライブでした。
ご本人は「バンドスタイルでのライブ」にかなりのこだわりがあったようで、
確かに今までとは違った一面を観ることができました。PAのセッティングなども
良好で、つじさんの声を活かすようなバランスになっていて良かったです。
ただ、個人的には「ウクレレ弾き語り」の方がシンプルに言葉が伝わってきて
つじさんの世界にふさわしいように思えました。特にPercは不要だったように
感じられました。 .. ..
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