2001.01.31 the Indigo ティアラこうとう小ホール

ティアラNEW WAVE コンサート Vol.15

都営新宿線住吉駅から徒歩5分ほどの公園の一角に建てられた小綺麗なホールです。
会場は150人程収容の小ホールですが、ゆったりとした椅子とほど良い傾斜で
なかなか見やすく作られています。とても近くに感じられるステージには楽器が
所狭しと置かれ、背後にはインディゴくんの大きな垂れ幕が下げられています。
観客の数はじわじわと増え、最後列に立ち見も出る盛況ぶりです。
入口で配布されたチラシ類の中には田岡さんの手書きらしき文字で
『ようこそインディゴワールドへ 今日は私たちの家に遊びに来たみたいに
 楽しんでいって下さい。みんな、一緒にあったまろうね。』
と書かれたものも入っていました。

定刻より9分ほど遅れてメンバーが出てきます。田岡さんは白い襟なしのブラウス、
赤いスカート。アコギを抱えての登場です。市川裕一(Gt)、高木権一(Bs)の他、
サポートにGt・Dr・Keyが加わっています。

1 TAKE AWAY
  いきなり田岡さんのGt弾き語りで始まります。2コーラス目からはバンドも
  加わって賑やかになりますが、そのせいでボーカルが若干聞き取りにくく
  なってしまいます。

2 大切なもの

市>こんにちは。今日はウチの歌姫がギター初披露で
田>あー、すごい緊張した。リハは上手くいったんだけどねぇ
高>聴いてる方が緊張したよ(笑)。リハより良かったよ
田>今インディゴはレコーディング中。曲もいっぱい上がってきています。
  次のシングルは春ぐらいの予定。
  リラックスして、最後まで楽しんでいってください。

3 She said(表記不詳)
  さっそく新曲が披露されます。メジャーコード、ミドルテンポ。
  田岡さんはギターを下ろし、マイクを手に持って気持ちよさそうに唄います。
  4.の後のMCで市川氏は「田岡美貴と友達が慰め合っている女々しい歌」と
  表現していました。

4 わかれのうた(表記不詳)
  イントロから手拍子を求める田岡さん。アップテンポで明るい曲調ですが、
  詞の内容は別れをモチーフにしたもの。

MC>新曲の解説をする市川氏。田岡さんは「1曲目の緊張がまだ取れない」。
  「最初からまたやる?」と茶化されます。
  続いて、この会場でライブをやることになったきっかけ。デビュー前にやっていた
  AQUACITYお台場でのストリートライブをたまたま江東区の関係者が耳にして
 「Indigoさんにピッタリの場所がある」と紹介されたとか。
  喋っているうちに落ち着いてきた様子の田岡さん。

5 BLUE
6 きかせて
  シングル曲が続きます。2曲とも耳に馴染んだものとは少しアレンジを
  変えてきています。

MC>高木氏のキーボードベースは「現在練習中。10回のうち9回は上手く弾ける。
  今日もし失敗したら10回目と言うことで(笑)」。エレキを弾く市川氏は
  「今日はアコギを忘れた」。田岡さんが「『爽やかなアコースティック
   サウンド』じゃなくなっちゃうよぉ」と言うと高木氏が「今年からは
  『爽やかなエレクトリックサウンド』で」と混ぜっ返します。「じゃ
   私が弾くよ(笑)」と田岡さん。
  田岡さんは裸足です。靴は3足持ってきたのだけれど、結局履かないことに
  したのだとか。
  続いて田岡さんが見た夢(『TAKE AWAY』の弾き語りがいろいろ妨害されて
  上手くできない)の話。「今年はガンガンギターを弾いていこうと思います」と
  決意を述べていました。

7 if

MC>久々にアルバムを聴いたら「いい歌だなぁ」と思ったので唄ってみた。
  #このあたりから3人のトークの掛け合いが盛り上がってきます。

8 飴色
9 GOOD BYE DARLING

MC>メンバー紹介。サポートから。
  Dr ムラカミヒロキ Key 加藤雄二 Gt 知野芳彦
  知野氏が新しいギターを即金で買った話から、「ミュージシャンはローンが
  組めない」(市川)「オレは割れるだけ割ってもらう」(高木)とのこと。
  Bs 高木権一 最近PHSから携帯に替えた。メール交換をしたいから、との
   ことだったが「誰もメールアドレス聞いてくれないよ」(笑)
  Gt 市川裕一 アンケートで「もっと喋らせて」と書かれたとのこと。「いいの、
   オレは仕事(=ラジオ)で喋ってるから。あ、これも仕事か(笑)」
  Vo 田岡美樹 最近けん玉に凝っているのだそうな。
   垂れ幕のインディゴくんも忘れずに紹介。「インディゴくんTシャツを
   作ろう。高木くんプリントして」と田岡さん。「わかった。ライブは2人で
   行って」と応じる高木氏。
  「10月に3rdシングルが出ました。ジワジワとみんなの心に届いていって
  いるようで」と前置きして歌い始めます。

10 ココロニ
  自然と手拍子が起こります。

MC>高木氏のトークがやや暴走気味。「生放送向きではない」のだとか。
  「明日からはまたレコーディング。3月にはイベントライブに出るので
   見に来てください」「今年はバンドでやっていきます。ガツンといく
   ライブをお届けします」

11 きれいな時間
12 やさしさあつめて

MC>どうもありがとうございました。最後の曲になります

13 LIMITER
  この曲でも手拍子で盛り上がるお客さん。
  アンコールの拍手が起こり、一呼吸置いてメンバーが再登場します。

田>アンコールですよ、リーダー
市>インディゴ史上、ノリの良いお客さんで
高>演奏中は座って下さい。インディゴのお客さんは立たないねえ
田>立ってガーッって曲もあんまりないからね
高>前のお客さんが立つとウチの娘が見えなくなるからだよ
田>今日はありがとうございました。皆さんのお陰でライブができました。

  市川氏のサブギターとして置いてあったエレキが実は田岡さんのギター。
  ネックが反ってしまって、直してもらっている最中とのこと。折角なので
  アンコールでは市川氏が使うことになりました。

田>インディゴ、ホントに頑張ります。『She said』『わかれのうた』もシングル
  候補です。ラジオやテレビなど、これからも応援してください。

E1 愛してよ
E2 Under the sky(表記不詳)
  ミディアムアップテンポの楽曲。

最後にもう一度メンバー紹介をして手を振りながら退場。1時間半を少し超える
くらいのライブでした。

美声とまでは言えませんが、とても爽やかな歌声です。聴いていて心地よくなる
楽曲で、リラックスして楽しむことができました。三者三様の個性のぶつかり合いが
いい感じで刺激しあっているようです。 ..
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