2000.11.11 小谷美紗子 HMV池袋サンシャイン通り

11/1に1年8ヶ月ぶりのアルバム「宇宙のママ」をリリースした小谷さん。東京での
インストアライブはおそらく初めてです。

ステージ中央やや左側にはグランドピアノ。センターにはマイクスタンドが置かれています。
出足の鈍かった観客も次第に増え、かなりの賑わいになりました。
予定時刻を少し過ぎた頃に小谷さんが登場。赤シャツに黒パンツ姿です。今作の共同
プロデューサーでもある小倉博和氏がギターサポートに参加しています。
軽く礼をしてピアノの前に座ります。椅子が低いせいもあり、すごく小さく見えます。
靴を脱いで裸足になり、弾き語りを始めます。

MC>こんにちは。憧れの小倉博和さんです(拍手)
  みんな、池袋の人ですか? 違うね(笑)

1 帰ろう
  まっすぐ前を向いたまま唄います。
  歌い終えて一旦靴を履き、センターに出て、再び裸足になります。

MC>どうもありがとう。改めまして、ギターの小倉博和さんです。
  小谷美紗子です。今日はすごく道が混んでいて、家からタクシーで来たのだけれど
  寝てしまった。寝ぐせが取れていないので後ろはちょっと見せられない(笑)

2 What's going on
  名曲のカバー。9月リリースの先行シングル『眠りのうた』C/W。
  やはりどこか遠くを見つめるような感じです。
  歌い終えて小さく拍手した後、左眉がひくひくして得意げな表情の小谷さん。
  ちょっと汗を拭って一息入れます。

3 カラカラのブルース
  歌い終えて再びピアノに戻ります。

MC>どうもありがとう。
  もうすぐ小倉さんの山弦もアルバムを出すので、お買いあげはHMVで(笑)。
  (山弦の短い宣伝をする小倉さん)
  喋るのが下手な者同士なのでね(笑)

4 真(君の真未来に捧げるうた)
  前作「うたき」収録のナンバー。

MC>ギター小倉博和さんでした。(握手し退く小倉さん)
  一人でもう少し唄います。12月には南青山マンダラで弾き語りライブをします。
  もう少し狭いところで、生声で話をすることができるかもしれないので、是非。
  3月にはコンサートをするので遠くの人も来てください。「うたき」に入って
  いる歌をもう1曲。

5 生けどりの花
  唄う前に一つ息を吐いて精神集中。

MC>どうもありがとう。では最後にもう一曲だけ。
  私自身を救ってくれたくれた歌であり、今の私自身を表現できた歌。
  アルバムでも最初と最後に入っていますが、この曲=小谷美紗子という歌です。
  次のアルバムまで頑張ってみようかなと思います。

6 眠りのうた

MC>どうもありがとう。またね。

予定時間を大幅に超えて50分弱のライブは終了。その後はアルバム購入者を対象に
サイン入りカードホルダーの手渡し。かなりの行列ができたにも拘わらず言葉を
交わす人が殆どいなかったせいもあって、短時間で終了してしまいました。

今回のアルバムはCDで聴く限り前3作とは色合いの変わった明るめのメロディ
ラインのものが多い印象をもちましたが、重たい歌詞は相変わらず。
独特の世界観をこのまま保ち続けていくことでしょう。 ..
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