2000.09.29 貴杉奈央,mawari,大槻真希 赤坂BLITZ

AKASAKA LIVE GOES TO BLITZ vol.16

TBSがTV&ラジオで放送している「AKASAKA LIVE」。この日は女性ボーカル
3組の競演となりました。
前半分には椅子が置かれています。意外に女性客が目に付きます。座席が半分
埋まるかどうかといったところで、約10分遅れでDJノブタケが登場。番組の
簡単な紹介をした後、ライブが始まります。

○貴杉奈央
 「きすぎなお」と読むのだそうです。ロングヘアーの可愛らしい容姿の人。
 自身で作詞作曲を手がけピアノやサックスも演奏するとのこと。この日の
 ステージでもそんなシーンが見られましたが、マイクの取り付け方が甘く、
 PAに乗らないというトラブルもありました。
 ビートの効いたポップスからスローなロックといった曲調で6曲。声は高音が
 伸びますが、巻き舌風のところがちょっと気になります。一昔前のアイドルが
 こういう歌い方をしてました。
 Key弾き語りを聴かせてくれたバラードナンバーの『スニーカー&ポニーテール』が
 印象に残りました。


○mawari
 
 この日のサポートはKey&Gtの上田禎さんとGt,Bs,Vi&ピアニカという4人です。

 上田さんがいきなり「こんばんは」とご挨拶。続いてKeyからチャイム音が奏でられ、
 mawariさんが登場します。モスグリーンのTシャツに朱色のフレアスカート、
 ブーツ姿。首もとに白いバラのブローチ。

1 購買めろんぱん
  ニッコリ笑顔で一礼してから歌い始めます。落ち着いていて、声も良く出ています。

MC>こんばんは、始めまして。mawariです。
  赤坂BLITZで唄うのは2回目。初めて舞台に立ったのがここ赤坂BLITZだった。
  約1年経って、もう一度ここに立てるのはとても嬉しい。その時は1曲だったが
  今日は6曲歌えるので短い時間だけれど最後まで楽しんでいってください。
  新曲を聴いてください。

2 おいてかないで
  歌い始めようとして慌ててギターを交換。この曲は上田さんもGtを演奏します。
  懐かしいフォーク調のメロディにノスタルジックな詞がうまく符合します。
  ウッドベースとバイオリンの伴奏が効果的です。

3 鏡の中の私
  どうもPAトラブルのようで、スタッフとしばらくやりとりがあってから
  ギターを置いて唄います。

4 いちごみるく
  再びギターを弾きながら唄います。

MC>10/4に新曲が出る。タイトルの『秋茜』は秋に飛ぶ赤とんぼ。すごく秋らしく、
  秋の空をのんびり飛んでいるトンボを想像しながら、気楽に行こうよって唄った
  歌です。秋の空の下、口ずさんでくれるような歌になってくれればいい。

5 秋茜〜あきあかね
  上田さんのGtも交えて賑やか且つ爽やかに唄います。

MC>今日は本当にありがとうございました。

6 「みんないるよ」
  Gtを置いて、しっとりと唄います。

  歌い終えて一礼、そしてそそくさと引っ込んでしまいます。メンバー紹介を
  するのをどうやら忘れてしまった様子。ニヤニヤしながらサポートメンバーも
  ステージ袖に下がります。

 落ち着いていて、しっかりとしたステージでした。バンドとのコンビネーションも
 上々で、ソロライブに向けてかなり期待が持てる内容だったと思います。 ..


○大槻真希
 プロデューサーの森純太(Gt)氏外、Bs,Key,Drのサポートがつきます。
 このメンバーと現在フルアルバムのレコーディングも一緒にしているとか。
 出てくるなり前数列のお客さんがパッと立ち上がり、つられて後ろの方まで
 スタンディング状態になります。
 伸びやかでパワフルなボーカルにふさわしい素直なGirl's Rockです。唄いながら
 拳を突き上げるガッツポーズを何度も見せますが、だんだん馴染んでいくのでしょう。
 最後の『RAN!RAN!RAN!』ではsaxも披露していましたが、これは音を出した程度。

 ?/?/サマータイムラブレター/?/待ち伏せ/うたうたうよ/RAN!RAN!RAN!


各アーティストの持ち時間が約40分。まずまず見応えのあるライブイベントでした。
放送用の収録を兼ねたライブイベントでありながらPAトラブルがかなりあって、
「おやおや」と思わされてしまいました。
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