2000.09.25 矢野真紀 OnAirWest
〜宇宙(そら)へ宇宙(そら)より〜
『夢を見ていた金魚』キャンペーンで各地を回っている矢野さんのフリーライブ。
さほど大きくない会場に大勢の招待客が集まっています。定員をはるかに上回る
人数のようです。若い観客が待ちかねる中、約10分押しでライブが始まります。
Gt,Per,Bsのサポートに続いて矢野さんもステージへ。胸元までが黒、その下が白の
スリップドレス。「カワイイ」との声に照れくさそうに微笑みます。
1 大きな翼
出世作となった曲から。CDよりも抑えめの歌い方です。ファルセットが
ピタリと決まり、上々の歌い出しです。
2 ひだまり
MC>こんばんは、矢野真紀です。
今日は生まれて初めてのワンマンライブツアー、4日目です。
すみませんが皆さんのお顔を見せてください。
(客席の照明が明るくなる。照れくさそうにフロアを見渡す矢野さん)
ワンマン自体は去年の12月に行われた以来。今日は楽しんでいってください。
ちなみに今日のライブは全招待制なんです。つまりここにこれなかった人も
いるんですね。その人たちの分も楽しんでいってほしいんです。
3 愛について
ファルセットが綺麗にきまってとても気持ちよさそう。マイクをスタンドに
挿して手を大きく動かしながら唄います。
4 海辺の避暑地(ハイファイセット)
ゆったりとしたメロディーライン。
MC>ありがとう。今の歌は私が4〜5歳の頃からずっと両親が聴いている
ハイファイセットの歌で、未だに私も好きでよく唄っているので、
みんなにも聴いてほしいと思ってカバーしました。
(モニターに金魚のオモチャが置いてあるのに気づき)これは(笑)
金魚のアサーティーちゃん。うちに置いてきたつもりなのに、ついて
きちゃった。ありゃー(笑)。
5 アンスー
6 "連日の雨、冴えない空に"
7 もっと騙して
力強いギター伴奏に盛り上がります。
MC>ありがとう。なんか、たのしい?(笑) (ステージとフロアの間の隙間を指して)
ここになんかねぇ....隙間なんて、隙間なんて、隙間なんて....。
楽しい?(ちょっと不安そうに最前列のお客に尋ねます)
メンバー紹介。Key アベマサヒロ Perc 猪俣優子 Gt 西川進
そんな感じで、今回のツアーはキャラバンツアー。全国をバスで廻っている。
この間は福岡から大阪まで、途中尾道で寄り道したのをいれたら10時間かかった。
その尾道でつくづく感じたんだけど、事務所の人とかメンバーとかと地図を
見ながら「何食べる?」とか言って知らない土地を歩いたりして、ちょっと
遅い夏休みを味わってる感じ。すごい懐かしかったんだよね。小中学生のとき、
家族で誰かの田舎に行って旅をした。そんなことを思い出して、キャラバン
ツアーって言うとみんな「腰痛くならない?」って言ってくれるけど
むしろ楽しいし、そういうことって滅多にしないから、いい想い出になるんじゃ
ないかって思って。うん。福岡では中華食べたあと屋台で肉とか食べて
気持ち悪くなって(笑)、絶対普段じゃ「食えないよ」とかいう許容量を
超えてるんです。何ででしょう?
ライブももう終盤だー。こんなくだらない話(苦笑)。
8 The ROSE
『夢を見ていた金魚』のC/Wにも収録した洋楽のカバー曲。
しっとりとしたバラードを表現豊かに唄います。
MC>ありがとう。
さっきも話したけど今回は招待ライブ。ファンクラブやラジオ、雑誌、ホーム
ページなどあらゆる参加方法があって、企画してくれたスタッフに感謝したい。
「出会い」だから気づくことができなくてここにこれなかった人もいると思う。
そういう機会を利用して足を運んできてくれた人たちにも、心から感謝したい。
ありがとう。
9月に『夢を見ていた金魚』をリリースしたばかりだけど、11月には5枚目の
シングルをリリースする。その後にはライブをやるゾ、という(笑)感じなので
またその時にも会いたいです。今日はホントにありがとう。
9 夢を見ていた金魚
矢野さんとしてはテンポの速い曲で、力強い歌唱が際だちます。
MC>どうもありがとう、矢野真紀でした。ありがとう。
一礼してステージ脇に下がります。すぐに盛大なアンコールの拍手。
少し間が空いてメンバーと共に矢野さんがステージに戻ってきます。
MC>なんで今になってそんなに笑顔なの? もっと最初から「わーっ」って
やってくれればー(しょんぼりしてみせる矢野さん。「カワイイ」の声に)
ありがとうよ。じゃ、11月にリリースする曲を唄います。
E-1 タイムカプセルの丘に
ゆったりとしたメロディーラインがスケール感を引き立てます。
MC>どうもありがとう。どうもありがとう。11月にお会いしましょう。
再び一礼し、手を振りながらステージを去る矢野さん。
約1時間。駆け足で終わってしまったライブでしたが、力強いボーカルをじっくりと
味わうことができました。もう少し聴いていたいと思いましたが、それは次回の
お楽しみ、ということにいたしましょう。 ..
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