Clockwork Orange Showcase act.2 前売りが300番を過ぎたあたりまで。この会場ではかなりゆったりとした客の入りで、 椅子が出てもいいくらいでした。フロアの後ろ半分は招待パスをつけた人たちが 目に付きました。 ○teftef オープニングアクトとしての登場です。さわこさん(Gt,Vo)とゆうこさん(Vo)の姉妹duo。 NHK前にて完全ノーマイクで歌うところは何度か聴かせてもらっていますが、 大きな小屋でも臆することなく伸びやかな歌声を聴かせてくれました。 むしろPAを通したことで息のあったハーモニーを再確認させてもらえた思いが します。 .. ?/destination/電車道 ○鈴木朋 本人がKeyを弾くほか、Key,Gt,Bs,Drのサポートがつきます。 いわゆるウィスパーボイスでちょっと舌足らずな感じがします。テンポのよい楽曲が 中心です。一風変わった視点の詞ですが、声質や曲調のためか聞き取りやすいとは 言いづらいところです。オフで母の実家のある尾道に行き、アリの生命力の強さに 感動したとか。元気さを感じられたステージでした。 .. サボテン人間/パーフェクトサークル/にわとりツアー/あのね、ごめんね/ 月にとぶ/手のなるほうへ ○川村結花 本人KeyとGt.Percの構成です。 安定味のあるボーカルと演奏で、じっくりと聴くことができました。 Travels/だんだんだめになっていく/全身鏡/お引越し/Sail Away ○葛谷葉子 Key,Gt,Percのサポートがつきます。 ハスキーとまではいきませんが、低めの声でジャズ〜ボサノバ風の楽曲を歌います。 少し切ない恋を描いた歌詞が多いようで、「恋愛に対して不器用なので、作る歌も どうしてもそういうものになってしまう」と語っていました。 ライブ経験が多くないのか、全体的にちょっと緊張気味だったようです。 .. TRUE LIES/サイドシート/All Night/恋/Shinin' Day ○遊佐未森 Gt×2,Bs,Drのサポート。1曲だけ本人もKeyを弾きます。 かつてのような澄み切った高音の歌は唄わなくなったようですが、相変わらず 爽やかな笑顔ですね。 後ろ3曲は11月リリース予定の新アルバム収録曲を披露してくれました。 .. 天使のオルゴオル/逢いたくて逢いたくて/空に咲く花/small is beautiful/ココア 遊佐さんのステージが終わっても多くのお客さんは帰らずにアンコールの拍手を しています。ほどなく遊佐さんがステージに現れ、告知事項の訂正と出演者を 代表しての挨拶がありました。これで約3時間のライブは終了。バラエティに 富んだ顔ぶれがそれぞれ持ち味を発揮したイベントでした。 tef tefの二人が後方の関係者席で各出演者のステージをジッと見つめていたのが 印象に残りました。2000年Index/TopPage/BBS