2000.08.05 MINAMI HMV新宿SOUTH

先月より始まったマンスリーライブの第2回目だそうです。イベント開始15分前頃から
急に人が集まり始めます。定刻にMINAMIさん登場。カメラが何台か回っていますが、
CSの「Music Japan TV」で担当しているコーナーの収録を兼ねているのだとか。
黒のタンクトップに白のシースルーの上着。白のパンツ姿です。

1 One Voice
  7/26リリースの新CDS。A-GtとKeyのサポートに打ち込みを併用。
  軽やかなポップスです。Bメロの一部が既に解散した某グループの代表曲のサビに
  似ているように感じられましたが、さて。

MC>ありがとうございました。この曲のタイトル、すごく迷っている。CDの
  クレジットにもあるように、レコーディングしたのが正に「One Voice Studio」。
  いつも居心地が良くて、ずっと夕方4時頃のライティングになっている。
  気が付くと「何でこんな時間に『あるある大事典』やってるんだろう?!」とか
  ホント、スタジオという場所は時間がわからない。わからないままにずっと
  アルバム制作をしていて、半年くらいは季節感を肌で感じないまま過ぎ去って、
  気が付けば暑い夏になっていた。去年1stアルバムをリリースしたのも夏。
  暑い夏はスタッフも大変なので、夏だけはキャンペーンしないように、「夏の
  リリースはやめよう」って言ってたのに夏にリリースすることになってしまった。
  去年の暑かった日々を思い出しながら、今年も一緒に頑張ってくれている。
  (自分は)夏には強そうなので何とか乗り切っていく。みなさんもMINAMIの歌で
  良ければ聴いていただいて、元気に何ごともなく夏を過ごしてください。

2 月と見つめ合う
  2ndCDSのc/w。ボサノバ風のメロディーライン。

MC>昨日、鎌倉由比ヶ浜でイベントライブをやった。久しぶりに陽に当たって、
  灼けてないんだけど痒かったりする。その後別の仕事があったのですぐに
  帰ってきたが、スタッフは半分以上残ってお姉さんを観察していた(笑)。
  だからスタッフの方が2色くらい焦げ目です。
  笑える話が一つ。今週の「週刊プレイボーイ」に私が出ている。「なんで
  MINAMIが?!」と思う人は是非見てみてください。プロのカメラマンとメイクが
  付くと、すごい化けられる(笑)。友達からクレームの電話がじゃんじゃん
  かかってきて、「何様のつもりよ?! あなたが『プレイボーイ』に出られる
  なんて、ずに乗るのもいい加減にしなさい!」位の勢いで言われました。
  それを見た方は想い出のままだけにしまっていただいて、なるべく私に
  会わないように(笑)。3m位離れていただければ(笑)。

3 ダキシメテイテ
  9月リリース予定のアルバムに収録する曲。落ち着いた雰囲気です。
  要所でスキャットを入れたり工夫をしています。
  この曲ではマイクスタンドを片手ずつ握りしめてしみじみと唄いました。
  何か思い入れでもあるのでしょうか。

MC>思ったことが大事な瞬間になかなか言えない。言いそびれたり、言い間違えたり、
  伝わなかったり、ということがある。すごく大事な関係をケンカして間違えて
  しまうことがある。友達、恋人、それから親子。「どうして?! こんなにそばに
  いる人なのに」って。
  最近意外に難しいのが親子で、お父さんとうまく分かり合えない。気持ちは
  わかるんだけど言葉で詰っちゃったりとかね。後でいつも反省しています。
  少しずつでも伝えることをやめなければ、なんとなく伝わっていくんじゃ
  ないかと思います。私も唄いながら、misstakeを犯しながら生きていこうと思う。
  いつも唐突な曲の切り返しですが、次の歌を聴いてください。

4 素直になれる
  デビューシングル。ミドルテンポの80's風ポップス

5 アカシアの花
  マイクスタンドをどかし、マイクをしっかり握りしめて唄います。
  スケール感豊かなバラード。最後の大サビでは感極まってか声が震えています。

MC>ありがとうございました。次回は9/16の予定。その頃はもう新アルバムも
  リリースされているけど、(サポートメンバーの方を向いて)大丈夫?(笑)
  私の方が危ないね(笑)。新曲もお届けできるかと思います。
  今日は暑い中、立ちっぱなしでありがとうございました。

30分少々でイベントは終了。CD購入者にはクリアファイルをプレゼントしていました。
ちょっと舌足らずなところもありますが、技巧に走らない歌い方は安定しています。
ゆったりとした曲調の作品が多く、好感を持って聴けました。 ..

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