2000.08.03 The Kaleidoscope,上田まり,OLIVIA velfarre
PIA SUPER LIVE GROOVE vol.3
avex主催のライブイベントにご招待のメールが届いたので出かけてきました。
開場が開演の2時間前。オールスタンディングを覚悟していましたが、幸いフロアの
両脇にはテーブルと椅子が置かれていて、何とか腰掛けて待つことができました。
開演まではステージ後ろのモニタ画面にavex関連アーティストのPVが次々と流されます。
客の出足が鈍く訝しく思っていましたが、開演時には中央フロアは結構な数の人で
埋まりました。
○The Kaleidoscope
予想に反して1番手の登場でした。Gt&Vo,Bs,Drの3人組。この日はGtのサポートが
加わっています。素直なロック系統の曲を7曲。線の細い声ですが、音程や音域は
しっかりとしたボーカルでした。土曜夜、横浜駅でストリートライブをやっているそうで、
何度か見かけているように思います。
○上田まり
今日も座って歌います。
1 face
2 待ちわびた休日
MC>どうもこんばんは。上田まりです。六本木velfarreへようこそ。イエーィ!(笑)
六本木に来たのは何回かって数えるくらい。特にvelfarre、全然似合わへんなぁ。
もしここにパラパラを踊りに来た人がいたらごめんなさい。踊っていただいても
いいんですがね(笑)
3 あなたに会う日の雨
MC>デビューして9月で2年。私の歌はどうやら不倫の歌に聞こえるらしい。
純粋に、恋する女の人の気持ちを歌ってきたのに。「それなら不倫の歌を
1回書いたら納得するだろう」と思って書いた曲でした。
こんな曲の入ったアルバム「coronet」が7月に出た。タイトルの意味は
「王冠」。強い女性になりたくて、その象徴であるタイトルを付けてみた。
癒し系と言われてきたが癒しの部分は少し減ったかも。その分、吹っ切れた
ようにも思える。よろしくお願いします。宣伝でした(微笑)。
4 少し届かない秘密
5 夢
1stアルバムから。「故郷を思って作った歌」とのコメントをつけて、
何か思い詰めたような表情で唄います。
MC>今日はどうもありがとう。
メンバー紹介 Perc やまもとやすひさ Key もつ Gt 馬場一義
最後の曲です。パラパラ踊ってもいいですよ(笑)
6 sunrich orange
今日のステージでは、比較的出だしから落ち着いた歌いっぷり。
ただ、歌の最中ばかりでなくMCでもほとんど俯いたままなのが気になりました。
○OLIVIA
上田さんのステージが終わってもお客さんの数は減りません。これまで座って
見物していた人が結構中央フロアに移動します。
Gt,Bs,Dr,Keyのサポートメンバーに続いて、小振りのギターを携えてステージに
上がるリビ。黒のタンクトップにGパン、長い髪を三つ編みにして赤いリボンを
つけ、さらにきらきら輝くヘアバンドを巻いています。
予想どおり?MCはほとんどなく、英語でちょっとしたご挨拶だけ。でもとても
楽しそうな表情です。7/26リリースの5th CDS『できない』など5曲を披露。
1曲目の間奏でいきなり弦を切ってしまったせいか、本人Gtは2曲に留まりました。
曲調はマイナーコードのアップテンポなものが中心。歌声はまさにハイトーンボイス。
苦しげな表情一つ見せずに高音域の多い歌を易々と歌いきります。
最後に『できない』を熱唱し、何を思ったかマイクスタンドを倒して去っていきました。
終演まで2時間半少々。アーティスト間の入れ替えがあまり機敏でなく多少もたついた感は
ありましたが、三者三様の雰囲気を感じとれるイベントでした。
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