2000.06.18　hal　TowerRecords新宿店

アルバム「低温火傷」販促のインストアライブ。今回は全国でここ１カ所という
こともあってか、開始前からかなりの賑わいになります。

ほぼ予定時刻どおり、ギターを持ってステージに登場するhalちゃん。ステージ
中央の椅子に座わります。黒のタンクトップ（胸に銀色の星）にＧパン姿。
Ｇ、Ｄｒ、Ｋｅｙのサポートがつきます。

MC＞おはよう。ちょっと後ろの人が見えないので前の方は座ってみましょうか。
　　悪いね。そうそう。（観客をぐるりと見渡して）....すごいな。見えますか？
　　じゃ、やりますか。

１　もう青い鳥は飛ばない
　　ギターを弾きながら唄います。声の出もまずまずのよう。

２　夢も見なくて
　　昨年４月リリースしたシングルのc/w

MC＞暑いね。暑くない？　今日はいい天気だね（独り言のように呟く）
　　（メンバーに「緊張してるんじゃない？」とつっこまれ）むちゃくちゃ
　　緊張してるよ。すごい人じゃない。
　　メンバー紹介　Ｇｔ平泉浩二(benzo)　Ｄｒ児島徹也　Ｋｅｙ上田禎(ただし)
　　（そのまま次の曲につながります）

３　無感覚サイボーグ
　　ポップなアレンジ。囁くように唄います。

４　weathers
　　スローバラード。かすれ気味の高音が哀愁を帯びた歌詞によく合います。
　　歌い終えてニッコリ微笑み、ボトル入りの水をごくごく飲みます。

MC＞水飲み過ぎだっちゅうのね。ひとさまの前なのに(笑)

５　独占欲
　　この曲はブルース風。ギターを置き熱唱します。
　　椎名林檎のような歌い方。ファルセットはちょっと無理があるようです。

MC＞おしまい(笑)....のつもりだったんですけど、スペシャルゲストを
　　お呼びしました。ホフディラン、ワタナベイビー
　　（拍手に迎えられて渡辺慎が登場。拍手に合わせてポーズを決めたり、
　　ＣＭで唄った歌を披露したりと大忙し。それまでhalちゃんが弾いていた
　　ギターを手に持ちます。）
ワ＞今日は出てきていきなり仕切っちゃってなんですが、halちゃんが「低温....
hal＞やけど。覚えろっちゅうの(笑)
ワ＞....火傷」をリリースしました。よろしくお願いします(笑)。
　　今回の作品はうちの相棒の小宮山雄飛が一曲作ってるんですけど、
　　以前僕もhalちゃんに提供したことがあって、その懐かしのナンバーを
　　お送りしたいと思います。自分に来たラブレターを勝手に他人に唄わせてます。

６　ラブレター
　　ゆったりとしたバラードで、抑え気味の歌唱が雰囲気を盛り上げます。
　　間奏のブルースハープはちょっと怪しいところがありました。

ワ＞ちゃんと演奏できました。ワタナベイビーでしたー(拍手)。
　　....を、なかなかウケがいい(笑)。もう１曲お邪魔してよろしいですか？
　　もう１曲やってもいいかな？　じゃ、halちゃんに提供したはいいが、
　　未だにリリースされていない曲をお送りしましょう。特別大サービス、
　　未発表曲。この曲　気に入ったら、ビクターに署名を送ってください。

７　いとしのハルちゃん（with ワタナベイビー）
　　幻の名曲？　シンプルなメロディーに手拍子で盛り上がります。さらに、
　　Ａメロの歌詞を♪にゃにゃにゃ〜　に置き換えて、観客にコーラスを求めます。

hal＞どうもありがとう
ワ＞ありがとうございます。ワタナベイビーと仲間たちでした(笑)

最後にもう一度メンバー紹介をして40分弱のライブは終了し、その後はサイン会。
かなり長い行列ができました。

地道な活動を続けているhalちゃん。アルバム１枚ごとに少しずつ世界を広げ、
歌もずいぶん上達したように思えます。敢えて注文を付けるとすれば、高音がもう少し
伸びるといいのですが。低音域の安定感に比べ、今一歩の感があります。
個人的には『ラブレター』が聴けたこともあり満足いく内容でした。　..