3月23日に自主レーベルからアルバムをリリースした篠原りかさんのイベントです。 開始直前になってかなりの人だかりになりました。 定刻をやや過ぎて、ギターを携えた篠原さんがたった一人ステージへ。本日は 単独弾き語りのミニライブのようです。 MC>こんにちは、始めまして。篠原りかです。なんかすごい人ですね。嬉しいです。 1 彼女のヘッドフォン テンポのよいフォークロック MC>ちょっとおとなしめの曲が続くけど聴いてください。 2 3丁目のしあわせ MC>今日から世の中はゴールデンウィークらしいですね。ここ(HMV)でもいろいろ イベントをやるそうで、1番最初にできて嬉しいです。明日は西城秀樹、その後 間寛平さんだって。西城秀樹さんはフリオイグレシアスの息子の歌を唄ってるし 野口五郎さんはサンタナのグラミー賞を取った歌を唄ってるし、みんなヒロミ郷に 続いてすごいなぁ(笑)。真似してカバーをやるわけじゃないけど、私もすごい好きな シェリル・クロウのカバーをやります。 3 Strong Enough しっとりとした唄い口ですが、歌の途中で雰囲気に照れたように笑いながら 「英語、うまいでしょ?!....しゃべれないんだけど(笑)」とコメント。 気が逸れたわけでもないでしょうが、アルペジオがちょっとずれてしまいます。 MC>この曲をやると安心するんです、なんか知らないけど。 レコードを出して、ワンマンライブをやったばっかり(4/26)。間に合わなくて残念。 アルバムを元ルースターズの下山淳さんと一緒に作って、すごいいいのが出来たので 聴いてほしいと思う。 今日、何も考えずに来ちゃったんだけど、アルバム(のジャケット)と同じ服を 着てる(白地で襟まわりに赤い刺繍のあるカットソー)。砧公園で撮ったんだけど、 ちょっと小っ恥ずかしい。 子供の頃から割とGパンばかりはいていて、一人娘なのにお人形さん遊びなど しなかった。母親がお出かけ用に白いタイツを買ってくれたのだが、それをはいた まま遊びに行ってバラ線にひっかけてしまって、母親にひどく叱られた。 家の近所に空き地があってよくそこで遊んだ。今は家が建ってしまったが、それを 見て「悲しい」とか「新しい人が入ってきた」とか思うのではなくて、「あの下には 子供の頃いっぱい遊んだ芝生がある」っていう記憶をいつまでも忘れたくない。 きっと今そこに住んでいる人にはそこでいろんな思い出が出来ていくのだろうし、 私はその場所がとても好きだったから死ぬまで忘れないだろうな。そんなことを 思いながら作った曲を次にやります。 4 有刺鉄線の向こう側 これまたしっとりとした曲調。声が綺麗に伸びます。 MC>バンドでライブをやったばっかり。大宮でのインストアではバンドでやる。 しばらくライブはないので、もし「バンドで見たい」という人がいたら 見に来てください。 5 "そよぐ街 かすむ歌声〜" 力強い歌い方。ファルセットもきれいに決まりました。 MC>いろいろ喋ったけど最後はアルバムのタイトル曲を唄う。 最初は「ちょっと生活っぽいんじゃない」と言われたけど、「生活してないと 生きていけないもーん」って思って作りました。 6 生活のうた 落ち着いたバラード調に聴き入る聴衆。 イベント終了後は購入者対象のサイン会。併せて『彼女のヘッドフォン(英語版)』の カセットも配布されました。20人以上が購入していたようで、カセットを用意する スタッフが多少焦っているようでした。数がギリギリだったのかも知れません。 CDの帯には『新・武蔵野的フォークロック』というコピーが書かれています。 これ、なかなか言い得て妙だと思いました。ノスタルジックな詞とメロディーが 味わいある雰囲気を作り出しています。 ..2000年Index/TopPage/BBS