2000.03.22 我那覇美奈 渋谷Club QUATTRO

TRAVELING SUNS

こまめなミニライブを次々こなす我那覇美奈さん、この日が全国5カ所のライブツアーの
幕開けです。開場当初はいささか寂しい人数だった観客も、開演時刻が近づくにつれて
フロアいっぱいになってきました。幸い整理番号がかなりよいものだったので、左側
椅子席の最ステージ寄りを確保することができ、ゆったりとライブを楽しむことができました。

今回のツアーはGt×2,Key,Bs,Drのサポートによるバンドスタイル。本人も半数の曲で
ギターを弾き、うち1曲(『ノスタルジア』)は単独での弾き語りを披露しました。
また、別の曲(『隣人』)では小さなコンガを叩きましたが、曲を終えた後、「(手が)
痛〜い」と泣き言を言う一幕も。
内容的には2ndアルバム「TRAVELING SUNS」中心の構成になっていました。

彼女の魅力であるパワフルなボーカル、当初は声がかすれるなどもう一つでしたが
次第に調子をあげてきて、聴き応えのある2時間のステージになりました。
アンコールでは一部歌詞を飛ばしてしまった我那覇さんをすかさずフォローする
観客もいて雰囲気も上々。小さい身体をステージ上で弾ませるように歌いギターを
奏でる姿はなかなか愛嬌があってよろしかったです。

 羽があるから/「サヨナラ」の日/スタイル2/All I wish/逃げ水/L.N.O./
 さよならのあとに咲く花/トラヴェリング・サンズ/TEARS〜時間の中で〜/
 Primerose-Yellow/ノスタルジア/バランス/地球の砂場/隣人/太陽/
 あたらしいくつ 《アンコール》君に届くまで

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