LIVE QUIET BLUE クリスマスイブ、残業を最小限で切り上げて出かけてきました。開場時間を少し過ぎたあたりで 会場に到着。既に入場待ちの列はありませんでしたが、中にはいると席はまだまだ沢山空いていて、 前から3列目の中央、見やすい場所を確保しました。ビールなど飲みつつ開演を待つうち、 少しずつお客さんの数も増えてきました。 ○KILALA TRICERATOPSやホフディラン系のポップ&ロック。Vo&G,B,Dr,Key&Choの4人にサポートGを 加えた男性ばかりのバンド。当日の3組の中ではちょっと毛色が違ってました。 ○マルカート Vo&Accのタテヤマ ユキさんとB&Choのフジモト マミさんのお二人。 ほんわかとした歌声と優しいメロディーラインが良く合います。 いつもあなたと二人/あなたでなくちゃ/うちの子/恋するマーチ/大好きよ/月の丘 インスト曲の『うちの子』、そして『月の丘』が印象に残りました。 ○米村裕美 相馬裕子さんへの楽曲提供やTV主題歌などで注目していたものの、活動休止のために ライブを見る機会のなかった米村さん。今回初めて生歌を聴くことができました。 いつの間にかいっぱいのお客さん。立ち見も出ています。 20:56開始。 灰色の半袖セーターに同系色のロングスカート。キーボードを弾きながらのステージになります。 1 HAPPY☆BIRTHDAY 米村さんのカウントダウンからスタート。テンポのよい曲に手拍子が起こります。 MC>こんばんは。メリークリスマス。今日は12/10に5年ぶりに出した「QUIET BLUE」という アルバム発売記念ライブです。(ここでサポートの日比野さんから自己紹介していないとの 指摘を受けます)こんばんは、米村裕美と申します(笑)。「ちょっと出だし好調」とか 思っていたら肝心なことを忘れてました。 2 空を見に 3 home 新アルバムの曲が続きます。ゆったりとした曲調と囁くような歌い方のコンビネーション。 MC>今日はクリスマスイブ。お客さんが来てくれなかったらどうしようと思っていたけれど、 たくさん来ていただいて良かったなぁと安心した。クリスマスイブなのに、ここに来ている あなたは・・・・。唄っている私は・・・・(笑)。何かクリスマスっぽいことを音楽でやろうと 思ったので、私の曲から2曲メドレーで(と歌に行こうとしたところ、チューニング中の 日比野さんからまたしても「待った」がかかります)。私はしゃべり出すと止まらないので 今日はなるべくタイトにいこうと思っていたら名前をいうのを忘れてしまった(笑)。 もういいですか?(笑) 4 夢の贈り物 3rdアルバム収録のクリスマスソング。 5 初雪 2ndアルバムから。ちょっと切ない歌詞と穏やかなメロディーライン。 MC>ここでメンバー紹介。今日は「餅は餅屋じゃないバンド」ということで、どこか下手くそだと 思ってもね(笑)。 パーカッション K-ta SUICIDE SPORTS CARというユニットで12/1にデビューした。 本職はマリンバ。 キーボード 前崎史郎 本職はピアノ。MIDIケーブルのつなぎ方も知らなかった。 ギター 日比野信午 去年夏のライブを見に来てくれて知り合ったが、今回アルバムの レコーディングにコーラスで飛び入り参加してくれた。マルチプレーヤー。 (日比野さんと米村さんの掛け合いで楽しい会話が弾みます) サポートしてもらうので1曲唄ってもらうことになりました。 − 天津甘栗(Vo 日比野信午) 日比野さんの未CD化曲。 MC>先ほども言いましたが、新しいアルバムをインディーズで出しました。インディーズでは なかなか置いてくれる店がない。この中でお店の人がいたら残っていてください。直接 売り込みにいきます(笑)。メジャーの時にもどこでも買えるわけでもなかったが、これって 悲しい。今日受付で買った人、いや買ってくださったお客様には、終了後手をきちんと洗って 「ありがとうございました」と握手をしたい(笑)。「握手なんかいらない、CDだけで いいや」って方はとっととお帰り下さい(笑)。しっかり宣伝しました。 6 恋はしょうがない 新アルバムから。明るいメロディです。最後の決めの演奏でミスタッチをしてしまう米村さん。 7 TREASURE 2ncアルバム収録のテンポのよい曲。この曲を終えてサポートメンバーは退場します。 MC>早いですね、1時間というのはあっという間。 5年ぶりにアルバムを出した。91年にデビューして、94年からは表向き何かを出したり することはなかったので、90年代の半分を私は何もしてなかった....わけでもないんですけどね(笑) 5年ぶりにレコーディングをしていると忘れていたいろんな感動を思い出して、改めて アルバムを作れる幸せ、ライブをできる幸せを感じている。 今日は「餅は餅屋ではないバンド」などと言ったが逃げているわけではなくて、なるべく 私の曲が一番キュートに聞こえる構成を考えてこうなった。次やるときはどうなるかわかりません。 次にお目にかかるときは違った形になると思います。今日はどうもありがとうございました。 8 月は見ていた 新アルバムの最後に収録されている曲。キーボード弾き語りで切ない世界が拡がります。 MC>ありがとうございました。メリークリスマス。 一礼してステージを去りますが、すぐにアンコールの拍手が起こります。サポートメンバーを 伴って再登場。 MC>どうもありがとう。私のためにこんなに集まってくれて。「絶対来ないよ、10人くらいだよ」と 言っていたのだけれど、皆さん本当にありがとうございます。 本当に何も考えてなかったのだけれど....。アンコール用意してなかったのだけれど、 さっきピアノ失敗したので(笑) 『恋はしょうがない』を。 (日比野さんから「来年は?」の声。) 来年は2000年。うちは何もしてません。そういうコトじゃないか(笑)。 今回は大阪にも行こうかと思ったけれど、「Egg-manでも一杯にできないんじゃ....」と ビビってしまいました。アルバムもできたことだし、またいろんな所でライブができれば いいなって思います。良かったらまた遊びに来てください。 E 恋はしょうがない ご本人は「また間違ってしまった(笑)」と言ってましたが、私は気づきませんでした。 22:06終演。CDを求めたところ大判のサイン色紙と手提げのビニールをくれました。そして 予告どおりご本人さんが登場し、CD購入者と握手を交わしながら激励を受けていました。 私もしっかり握手をしていただきました。 ちょっと舌足らずの甘い歌声は、心が疲れ気味の時などの栄養剤になります。 リラックスして楽しむことができました。 会場で配布された「よねむらしんぶん」によると、《2000年は結構ライブがあります》とのこと。 是非ぜひ期待したいところです。1999年Indexへ