もうすぐデビュー1年になる女性シンガー、MINAMIさん。滋賀県出身の25歳。 ワールドポーターズのクリスマスイベントの一環としてミニライブが行われました。 定刻を少し過ぎて、司会に呼び込まれてステージへ。灰色のハイネックに濃緑のジャケット、 黒のパンツ姿。かなり小柄に見えます。キーボードとギターのサポートを伴ってます。 MC>お待ちいただいてありがとうございます。MINAMIと申します。 インストアライブ、普段はこぢんまりとまとまってやるのだけれど、今日は 特別のステージ。ワールドポータズで歌うのは店のオープニングの時以来2回目。 クリスマスプレゼント代わりに歌います。短い時間だけれど聴いていって下さい。 1曲目はセカンドシングルから。 1 Dear-est... マイナーコードながら軽やかなポップス。マイクスタンドに手を掛けながら歌います。 ちょっと落ち着かない表情ですが、声はよく出ています。 MC>この曲は今怪我で入院している友達に書いた歌。いつも私を励ましてくれる、 気持ちの元気な人だけど、この年越しは病院で過ごす。時間の合間に顔を見に行きたい。 次は冬にちなんだ歌を2曲。1月リリースのデビューシングルと12/1に発売した 3枚目のシングル。 2 素直になれる 3 千の雪 いずれも1と同系統の楽曲です。3の切ない思いを織り込んだ歌詞が印象的。 ギターの岩見さんが渋い演奏を聴かせてくれました。 MC>結構激しかったので汗をかいてしまいました(笑)。 (観客の中に友達を見つけたことを嬉しそうに話した後) 次は、私の中では一番の大ヒット中の歌。 4 白い桜のように.... 3のカップリング曲。こちらはメジャーコードです。マイクスタンドをどけて、 多少手振りを加えながら歌います。ファルセットが綺麗に伸びました。 MC>自分で作詞をして、作曲は素敵なメロディーを書くので惚れ込んだ島野聡さんにいただいている。 普段は照れくさかったり「恰好つけてるんじゃないか」と思って言いにくいことを 書いて思いを果たしている、そんな感じです。 最後はアルバムの中で一番好きな歌。遠くにいて自分を照らしてくれる人を 唄った歌。誰かに照らされて、私もその光を反射していけたらいいな。 そんな気持ちです。聴いて下さい。 5 アカシアの花 スケール感豊かなスローバラード。歌い終えて深々と一礼。 約30分間のステージでした。透明感というほどではないですが、伸びやかな歌声で、 安心して聴いていることができました。切ない想いを秘めた歌詞とゆったり目の曲調、 声質のバランスがなかなかいいですね。1999年Indexへ