99.12.18 MINAMI HMV横浜ワールドポーターズ店
もうすぐデビュー1年になる女性シンガー、MINAMIさん。滋賀県出身の25歳。
ワールドポーターズのクリスマスイベントの一環としてミニライブが行われました。
定刻を少し過ぎて、司会に呼び込まれてステージへ。灰色のハイネックに濃緑のジャケット、
黒のパンツ姿。かなり小柄に見えます。キーボードとギターのサポートを伴ってます。
MC>お待ちいただいてありがとうございます。MINAMIと申します。
インストアライブ、普段はこぢんまりとまとまってやるのだけれど、今日は
特別のステージ。ワールドポータズで歌うのは店のオープニングの時以来2回目。
クリスマスプレゼント代わりに歌います。短い時間だけれど聴いていって下さい。
1曲目はセカンドシングルから。
1 Dear-est...
マイナーコードながら軽やかなポップス。マイクスタンドに手を掛けながら歌います。
ちょっと落ち着かない表情ですが、声はよく出ています。
MC>この曲は今怪我で入院している友達に書いた歌。いつも私を励ましてくれる、
気持ちの元気な人だけど、この年越しは病院で過ごす。時間の合間に顔を見に行きたい。
次は冬にちなんだ歌を2曲。1月リリースのデビューシングルと12/1に発売した
3枚目のシングル。
2 素直になれる
3 千の雪
いずれも1と同系統の楽曲です。3の切ない思いを織り込んだ歌詞が印象的。
ギターの岩見さんが渋い演奏を聴かせてくれました。
MC>結構激しかったので汗をかいてしまいました(笑)。
(観客の中に友達を見つけたことを嬉しそうに話した後)
次は、私の中では一番の大ヒット中の歌。
4 白い桜のように....
3のカップリング曲。こちらはメジャーコードです。マイクスタンドをどけて、
多少手振りを加えながら歌います。ファルセットが綺麗に伸びました。
MC>自分で作詞をして、作曲は素敵なメロディーを書くので惚れ込んだ島野聡さんにいただいている。
普段は照れくさかったり「恰好つけてるんじゃないか」と思って言いにくいことを
書いて思いを果たしている、そんな感じです。
最後はアルバムの中で一番好きな歌。遠くにいて自分を照らしてくれる人を
唄った歌。誰かに照らされて、私もその光を反射していけたらいいな。
そんな気持ちです。聴いて下さい。
5 アカシアの花
スケール感豊かなスローバラード。歌い終えて深々と一礼。
約30分間のステージでした。透明感というほどではないですが、伸びやかな歌声で、
安心して聴いていることができました。切ない想いを秘めた歌詞とゆったり目の曲調、
声質のバランスがなかなかいいですね。
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