99.12.11 鈴木祥子 TowerRecords新宿

かなり大勢の観客が待つ中、予定より10分ほど遅れてイベントが始まりました。
お隣HMVでのイベントは定刻開始が多いですが、こちらタワレコさんは
遅れることが多いですね。まぁこの日は遅刻気味に会場に到着したので、運が
よかったわけですが。

スタッフがかなりしつこく注意事項など述べた後、呼び込まれてステージへ。
今日の祥子さんは赤いカーディガンにチェックのスカート姿。ステージ上に
置かれた椅子に腰掛けます。

MC>こんにちは、鈴木です。風邪ひいてます。緊張してますが、楽しい時間に
  しましょう。ギター、中野督夫さん。

1 子供の時間
  督さんのギター伴奏のみで歌い始めます。途中で歌詞が引っかかって
  しまったのか、「ゴメンねぇ」と苦笑しながら歌い直し。

MC>昨日新しいアルバムが出ましたが、聴いて下さいました、よね?!
  どうでしたか?! LAに行ったりとかいろんな場面があり、緊張感がありつつ
  楽しいレコーディングでした。次はアルバムの中でも最初の方にできた曲。
  悲しい歌です。

2 いつかまた逢う日まで
  祥子さんもギターを携えて歌い始めますが、今度は督さんがカポの位置を
  間違えていて、やり直し。カントリーフォーク調のメロディーラインに
  別れを歌う詞がうまくはまります。

MC>どうもありがとう。次に10月のアルバムに先行して出たシングル曲を。
  今度のアルバムは「愛」がテーマ。愛がよくわからないから使ってしまう
  のだけれど、ずっとそれを探して、探したまま行くのが自分なのかなと思う。
  この曲はアルバムを作ることが決まる前に作った。アルバムを作るきっかけ
  にもなった曲。

3 この愛を
  キーボードに移動して歌い始めますが、ボーカルマイクの設定がうまく
  なかったらしく、この曲でも督さんに冷やかされながら歌い直し。
  ポップな感じの曲ですね。

MC>ハッピーな曲を聴いて下さい。区役所に行く用事の中で最もハッピーな用事。

4 区役所にいこう
  椅子に戻り、タンバリンを軽く叩きながら歌います。
  督さんはオフマイクでハモリを入れてます。
  軽快なメロディーラインに手拍子が起こります。
  歌い終えて、再びキーボードに移動。

MC>早くも最後の曲になってしまいました。
  (ここで督さんが話に割り込んで、観客に質問を求めます。質問はハッキリとは
  聞き取れませんでしたが、「アルバムの中で一番好きな曲は?」かと思います)
MC>いい質問ですね。やっぱりタイトル曲でしょう。最後にできたんだけど、最初に
  「あたらしい愛の詩」というタイトルがあって、「あたらしい愛って、何?!」と
  自分に宿題を出して詩を書いた。自分の思う愛が一番現れている曲です。
督>ボクはkyonに書いた曲が好きですよ。
  (と、ギターでフレーズを弾くと、それに合わせて歌い始める祥子さん)

5 優しい雨
  ワンフレーズだけでしたが、とても味わい深い逸品でした。

督>今日(のライブ)、無料ですか?!(笑)
MC>こんなところで曲に行っていいですか?(笑)

6 あたらしい愛の詩
  明るいメロディーラインが力強い愛の詞を支えます。
  督さんのコーラスも格好良く決まりました。
  最後の♪I still love you〜というフレーズをお客さんと合唱しようと
  しますが、前の方はシャイな人が多かったのか、残念ながらノリは
  よくなかったようです。

MC>I still love you(笑)

終了後はサイン会。かなり長い列になっていました。

ベテランの味わいあるステージを、アコースティックな構成でじっくりと
楽しませてもらえました。ライブならではのハプニングもいろいろあり、
通りすがりの人にも宣伝効果はあったようです。

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