かなり大勢の観客が待つ中、予定より10分ほど遅れてイベントが始まりました。 お隣HMVでのイベントは定刻開始が多いですが、こちらタワレコさんは 遅れることが多いですね。まぁこの日は遅刻気味に会場に到着したので、運が よかったわけですが。 スタッフがかなりしつこく注意事項など述べた後、呼び込まれてステージへ。 今日の祥子さんは赤いカーディガンにチェックのスカート姿。ステージ上に 置かれた椅子に腰掛けます。 MC>こんにちは、鈴木です。風邪ひいてます。緊張してますが、楽しい時間に しましょう。ギター、中野督夫さん。 1 子供の時間 督さんのギター伴奏のみで歌い始めます。途中で歌詞が引っかかって しまったのか、「ゴメンねぇ」と苦笑しながら歌い直し。 MC>昨日新しいアルバムが出ましたが、聴いて下さいました、よね?! どうでしたか?! LAに行ったりとかいろんな場面があり、緊張感がありつつ 楽しいレコーディングでした。次はアルバムの中でも最初の方にできた曲。 悲しい歌です。 2 いつかまた逢う日まで 祥子さんもギターを携えて歌い始めますが、今度は督さんがカポの位置を 間違えていて、やり直し。カントリーフォーク調のメロディーラインに 別れを歌う詞がうまくはまります。 MC>どうもありがとう。次に10月のアルバムに先行して出たシングル曲を。 今度のアルバムは「愛」がテーマ。愛がよくわからないから使ってしまう のだけれど、ずっとそれを探して、探したまま行くのが自分なのかなと思う。 この曲はアルバムを作ることが決まる前に作った。アルバムを作るきっかけ にもなった曲。 3 この愛を キーボードに移動して歌い始めますが、ボーカルマイクの設定がうまく なかったらしく、この曲でも督さんに冷やかされながら歌い直し。 ポップな感じの曲ですね。 MC>ハッピーな曲を聴いて下さい。区役所に行く用事の中で最もハッピーな用事。 4 区役所にいこう 椅子に戻り、タンバリンを軽く叩きながら歌います。 督さんはオフマイクでハモリを入れてます。 軽快なメロディーラインに手拍子が起こります。 歌い終えて、再びキーボードに移動。 MC>早くも最後の曲になってしまいました。 (ここで督さんが話に割り込んで、観客に質問を求めます。質問はハッキリとは 聞き取れませんでしたが、「アルバムの中で一番好きな曲は?」かと思います) MC>いい質問ですね。やっぱりタイトル曲でしょう。最後にできたんだけど、最初に 「あたらしい愛の詩」というタイトルがあって、「あたらしい愛って、何?!」と 自分に宿題を出して詩を書いた。自分の思う愛が一番現れている曲です。 督>ボクはkyon2に書いた曲が好きですよ。 (と、ギターでフレーズを弾くと、それに合わせて歌い始める祥子さん) 5 優しい雨 ワンフレーズだけでしたが、とても味わい深い逸品でした。 督>今日(のライブ)、無料ですか?!(笑) MC>こんなところで曲に行っていいですか?(笑) 6 あたらしい愛の詩 明るいメロディーラインが力強い愛の詞を支えます。 督さんのコーラスも格好良く決まりました。 最後の♪I still love you〜というフレーズをお客さんと合唱しようと しますが、前の方はシャイな人が多かったのか、残念ながらノリは よくなかったようです。 MC>I still love you(笑) 終了後はサイン会。かなり長い列になっていました。 ベテランの味わいあるステージを、アコースティックな構成でじっくりと 楽しませてもらえました。ライブならではのハプニングもいろいろあり、 通りすがりの人にも宣伝効果はあったようです。1999年Indexへ