99.12.01 木村佳乃 HMV新宿SOUTH

あちらこちらで見かける女優さんですね。CDS販促のため、初めて(本人談)の
インストアイベントを行いました。

店内にはメディアの報道陣がステージ前に陣取り、その後ろに大勢のお客さん。
ちょっと異様な雰囲気です。開始予定時刻の少し前にカラオケを用いて簡単に
マイクチェック。一旦退いた後、約10分ほど遅れてPVの上映。そして司会に
呼び込まれて再登場する木村さん。リハの時に着ていたグレーのブルゾンを脱いで、
白い手編み風のセーターにパンツ姿です。

MC>こんにちは、木村佳乃です。

1 雨の日はふたりで
  当日発売の4枚目のCDS。80年代風のメロディーライン。
  最初聞いたときには竹内まりあさんを思い浮かべました。
  カラオケで歌います。意外に固い声。ハスキーとまではいきませんが、
  結構低太い声質です。左右をゆっくり見回しながら、時々手を振りつつ
  にこやかに歌っていました。

MC>ありがとうございます。すごく沢山の人が集まってくれましたね。
  ネクタイの人が多いですけど仕事帰りですか?

ここでレコード会社の担当者が登場。掛け合いでトークを行います。

Q 約1年ぶりのシングルになるが
A そんなに間があいているという意識はなかった。小さい頃から歌うのが好きで、
  ドラマのような役名ではなく「木村佳乃」の名前で出せるのが楽しい。

Q クレジットにでてくる「ユーコン」とは?
A 作詞作曲を手がけてくれてるのは松任谷正隆さん。自分の気持ちなどを
  いろいろ話して(歌という)形にしてもらった。
  今回はバックコーラスも自分でやらせてもらった。オケ録りなどにも
  立ち会ったりして、とても楽しかった。

Q 歌の聞き所は?
A 詞の内容。場面を想像しながら聴いてほしい。

Q レコーディングで苦労したことは?
A あっさりできる方で、特に苦労はなかった。
  ドラマのスタジオは乾燥しているので、喉の調子に気を遣った。

MC>次に歌うのがカップリング曲。初めてのバラードで、遠距離恋愛を
  歌っている。とても素敵でとても大切な曲。

2 SWEETEST SONG
  胸に手を当てて、語りかけるように感情を込めて歌います。
  しかしサビで声を張り上げると、音程はかなり....。

MC>ありがとうございました。よかったー、間違わなくてぇ(苦笑)

ライブ終了まで約30分でした。この後お客さんをそのままにして「囲み取材」と
なったので帰還しました。

CDで聴く分にはなかなかいい雰囲気だったのですが、生歌になるといささか
厳しいようです。さらなる努力を期待したいところ。
それよりも、ビデオカメラなど抱えたメディア関係者がステージ最前列に
ずらりと陣取ってすごく見づらい状況であったり、ライブ終了後もお客さんを
放ったらかしにして取材写真を撮らせたりと、イベントの進行が取材本位に
なっていたのがなんともよろしくない印象をもちました。

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