あちらこちらで見かける女優さんですね。CDS販促のため、初めて(本人談)の インストアイベントを行いました。 店内にはメディアの報道陣がステージ前に陣取り、その後ろに大勢のお客さん。 ちょっと異様な雰囲気です。開始予定時刻の少し前にカラオケを用いて簡単に マイクチェック。一旦退いた後、約10分ほど遅れてPVの上映。そして司会に 呼び込まれて再登場する木村さん。リハの時に着ていたグレーのブルゾンを脱いで、 白い手編み風のセーターにパンツ姿です。 MC>こんにちは、木村佳乃です。 1 雨の日はふたりで 当日発売の4枚目のCDS。80年代風のメロディーライン。 最初聞いたときには竹内まりあさんを思い浮かべました。 カラオケで歌います。意外に固い声。ハスキーとまではいきませんが、 結構低太い声質です。左右をゆっくり見回しながら、時々手を振りつつ にこやかに歌っていました。 MC>ありがとうございます。すごく沢山の人が集まってくれましたね。 ネクタイの人が多いですけど仕事帰りですか? ここでレコード会社の担当者が登場。掛け合いでトークを行います。 Q 約1年ぶりのシングルになるが A そんなに間があいているという意識はなかった。小さい頃から歌うのが好きで、 ドラマのような役名ではなく「木村佳乃」の名前で出せるのが楽しい。 Q クレジットにでてくる「ユーコン」とは? A 作詞作曲を手がけてくれてるのは松任谷正隆さん。自分の気持ちなどを いろいろ話して(歌という)形にしてもらった。 今回はバックコーラスも自分でやらせてもらった。オケ録りなどにも 立ち会ったりして、とても楽しかった。 Q 歌の聞き所は? A 詞の内容。場面を想像しながら聴いてほしい。 Q レコーディングで苦労したことは? A あっさりできる方で、特に苦労はなかった。 ドラマのスタジオは乾燥しているので、喉の調子に気を遣った。 MC>次に歌うのがカップリング曲。初めてのバラードで、遠距離恋愛を 歌っている。とても素敵でとても大切な曲。 2 SWEETEST SONG 胸に手を当てて、語りかけるように感情を込めて歌います。 しかしサビで声を張り上げると、音程はかなり....。 MC>ありがとうございました。よかったー、間違わなくてぇ(苦笑) ライブ終了まで約30分でした。この後お客さんをそのままにして「囲み取材」と なったので帰還しました。 CDで聴く分にはなかなかいい雰囲気だったのですが、生歌になるといささか 厳しいようです。さらなる努力を期待したいところ。 それよりも、ビデオカメラなど抱えたメディア関係者がステージ最前列に ずらりと陣取ってすごく見づらい状況であったり、ライブ終了後もお客さんを 放ったらかしにして取材写真を撮らせたりと、イベントの進行が取材本位に なっていたのがなんともよろしくない印象をもちました。1999年Indexへ