店内の一番奥まったスペースでイベントを行います。灰色のTシャツの上に桃色の カーディガン。襟にはフワフワの毛が付いています。黒地に赤・茶等の縞のスカート。 黒のブーツ姿です。ひっつめ髪にしています。 まずはレコード会社の担当者との掛け合いトーク。 Q 軽く自己紹介を A 「自己紹介?!」声が裏返ります(笑)。 1975年9月24日生まれ、青森県出身。天秤座のB型 マイペースといわれるが、自分ではそんなこと知ったこっちゃない。 自分好きなところがマイペースと言われるのかも。 Q デビューして2ヶ月。どんな日々? A 地方にキャンペーン行きまくり。洗濯物が貯まっている。 Q 今日が初めてのインストアイベント A すごく楽しみにしてきた。ここ(HMV)の前に柏でやってきたが、商店街で 買い物途中の人が多く、どこを見てやったらいいのかわからなくて。 商店街で18枚CDが売れました(笑)。 是非ぜひ、ぜし(^-^)買ってください Q 今度の曲はタイアップがある A TBS系のEXPRESSという番組の天気予報のバックで流れている。レコーディング 明けで1回だけ見た。 ここで『雨のち晴れ』のプロデュースをしたHICKSVILLEの中森泰弘氏を迎えます。 彼女のライブのバンマスでもあるそうな。(以下 K:櫛引 N:中森) Q 出会ってからは長いとか N 3年くらい前。最初のライブも見せてもらった。そのとき「レコーディング するなら是非一緒に」と言っていたが、ようやく実現できた。 K 3年もかかった。これで実現できなかったら私はボロボロで青森に帰った(笑) Q その3年の間にいろいろ曲もできたが、今回の『雨のち晴れ』を聴いた印象は N デモテープはなかなかローファイですごかった(笑)。ホントに弾き語りって感じで。 いつか聴いていただいたら面白いけど。 K ダメです。あのボロテープがこんなに素敵になるなんて、「HICKSVILLEさんありがとう」 N 曲が良かったんで「どうしてやろうか?」って楽しんだ。アレンジの打ち合わせは HICKSVILLEの3人や制作担当者も交え和気藹々と K わきあいあいと(脇を開いたり閉じたりして)ここ、笑うところです(笑) N キミ、今日なかなかいい感じだね(笑) K 笑いがとまんなくて(笑)。昨日もリハーサルの時「すけべ」って言葉がおかしくて 連発していた。 来年リリース予定のアルバムもHICKSVILLEと共にレコーディングに取りかかっているのだとか。 ギターの中森さんに加え、キーボードもサポートに入ってライブを始めます。 MC>今日の衣装はHMV色(桃色の上着)です。店員さんと間違えないように。 ここも笑うところです(笑) (CDを)試聴している人もいるけど邪魔するぜ(笑) 1 いつもの気分で 9月リリースのデビューCDS。軽快なポップスに前向きな歌詞が合います。 シェイカーを振ってテンポをとりながら歌います。 ちょっと緊張している風でもありましたが、声の伸びは上々です。 2 喜びと悲しみ 1のカップリング曲。詞曲提供を受けた作品ということもあり、ちょっと毛色の 違った印象。抑えたメロディーラインをじっくり聴かせてくれます。 歌い終えてため息をひとつ。 3 祈り さらにテンポを落としたバラードの小品。声量と音程が要求される楽曲ですね。 打ち込みを併用します。 4 雨のち晴れ 11月10日リリースの2ndCDS。一転してテンポのよいポップスです。 これも前向きな歌詞が印象に残ります。 櫛引さんが間奏で控えめに手を叩くと、お客さんもそれに応えて手拍子。 ちょっと驚いたような、照れたような櫛引さん。サポートメンバーと 嬉しそうな笑顔で頷き合います。 MC>どうもありがとうございました。手を叩いたところはタンバリンを叩かなければ いけないところだったのですが、忘れてしまったので手を叩いたら、予想外に みんなが手を叩いてくれたので嬉しかったです。 とても気持ちよく歌うことができました。ありがとうございました。 いつかまたどこかでお会いしましょう。 ライブ終了まで約30分。曲間のMCはタイトルの紹介程度でした。 CD購入者にはサイン入りポストカードを配付していました。 意外にハスキーな声ですが、高音の伸びもあり、聴いていて心地よかったです。1999年Indexへ