99.11.20 櫛引彩香 HMV上野

店内の一番奥まったスペースでイベントを行います。灰色のTシャツの上に桃色の
カーディガン。襟にはフワフワの毛が付いています。黒地に赤・茶等の縞のスカート。
黒のブーツ姿です。ひっつめ髪にしています。

まずはレコード会社の担当者との掛け合いトーク。

Q 軽く自己紹介を
A 「自己紹介?!」声が裏返ります(笑)。
  1975年9月24日生まれ、青森県出身。天秤座のB型
  マイペースといわれるが、自分ではそんなこと知ったこっちゃない。
  自分好きなところがマイペースと言われるのかも。

Q デビューして2ヶ月。どんな日々?
A 地方にキャンペーン行きまくり。洗濯物が貯まっている。

Q 今日が初めてのインストアイベント
A すごく楽しみにしてきた。ここ(HMV)の前に柏でやってきたが、商店街で
  買い物途中の人が多く、どこを見てやったらいいのかわからなくて。
  商店街で18枚CDが売れました(笑)。
  是非ぜひ、ぜし(^-^)買ってください

Q 今度の曲はタイアップがある
A TBS系のEXPRESSという番組の天気予報のバックで流れている。レコーディング
  明けで1回だけ見た。

ここで『雨のち晴れ』のプロデュースをしたHICKSVILLEの中森泰弘氏を迎えます。
彼女のライブのバンマスでもあるそうな。(以下 K:櫛引 N:中森)

Q 出会ってからは長いとか
N 3年くらい前。最初のライブも見せてもらった。そのとき「レコーディング
  するなら是非一緒に」と言っていたが、ようやく実現できた。
K 3年もかかった。これで実現できなかったら私はボロボロで青森に帰った(笑)

Q その3年の間にいろいろ曲もできたが、今回の『雨のち晴れ』を聴いた印象は
N デモテープはなかなかローファイですごかった(笑)。ホントに弾き語りって感じで。
  いつか聴いていただいたら面白いけど。
K ダメです。あのボロテープがこんなに素敵になるなんて、「HICKSVILLEさんありがとう」
N 曲が良かったんで「どうしてやろうか?」って楽しんだ。アレンジの打ち合わせは
  HICKSVILLEの3人や制作担当者も交え和気藹々と
K わきあいあいと(脇を開いたり閉じたりして)ここ、笑うところです(笑)
N キミ、今日なかなかいい感じだね(笑)
K 笑いがとまんなくて(笑)。昨日もリハーサルの時「すけべ」って言葉がおかしくて
  連発していた。

来年リリース予定のアルバムもHICKSVILLEと共にレコーディングに取りかかっているのだとか。
ギターの中森さんに加え、キーボードもサポートに入ってライブを始めます。

MC>今日の衣装はHMV色(桃色の上着)です。店員さんと間違えないように。
  ここも笑うところです(笑)
  (CDを)試聴している人もいるけど邪魔するぜ(笑)

1 いつもの気分で
  9月リリースのデビューCDS。軽快なポップスに前向きな歌詞が合います。
  シェイカーを振ってテンポをとりながら歌います。
  ちょっと緊張している風でもありましたが、声の伸びは上々です。

2 喜びと悲しみ
  1のカップリング曲。詞曲提供を受けた作品ということもあり、ちょっと毛色の
  違った印象。抑えたメロディーラインをじっくり聴かせてくれます。
  歌い終えてため息をひとつ。

3 祈り
  さらにテンポを落としたバラードの小品。声量と音程が要求される楽曲ですね。
  打ち込みを併用します。

4 雨のち晴れ
  11月10日リリースの2ndCDS。一転してテンポのよいポップスです。
  これも前向きな歌詞が印象に残ります。
  櫛引さんが間奏で控えめに手を叩くと、お客さんもそれに応えて手拍子。
  ちょっと驚いたような、照れたような櫛引さん。サポートメンバーと
  嬉しそうな笑顔で頷き合います。

MC>どうもありがとうございました。手を叩いたところはタンバリンを叩かなければ
  いけないところだったのですが、忘れてしまったので手を叩いたら、予想外に
  みんなが手を叩いてくれたので嬉しかったです。
  とても気持ちよく歌うことができました。ありがとうございました。
  いつかまたどこかでお会いしましょう。

ライブ終了まで約30分。曲間のMCはタイトルの紹介程度でした。
CD購入者にはサイン入りポストカードを配付していました。
意外にハスキーな声ですが、高音の伸びもあり、聴いていて心地よかったです。

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