「'99国民年金フェスタ」のスペシャルライブ。過去MAXや猿岩石、CURIOなどが 登場したというイベントです。 第一部で市長の挨拶や抽選会などが行われた後、第二部が我那覇さんのライブ。 2,000人収容の大ホールですが、残念ながらちょっと淋しい客席の入りです。 1 Primrose-Yellow(新曲) 我那覇さんのギター弾き語り。力強い楽曲です。 我那覇さんは白のTシャツに茶色のレザーパンツ。一曲歌い終える毎に小さく一礼 2 君に届くまで.... 声の伸びも上々。PAのセッティングもよく、歌声がとてもよく聞こえます。 MC>とても大きな所で楽しみにしてきました。最後まで楽しんでいってください。 3 ALL I WISH ギターを置き、マイクを手に持って歌います。 4 TEARS〜時間の中で〜 ミドルテンポの曲が続きます。 MC>11/3に5thシングル『太陽』をリリース、自分で詞を書いてみました。 夏、宮崎県のイコマ高原に写真撮影をしに行った。朝、土砂降りだったが 「山の天気は変わりやすいだろう」ということで出かけた。高原で降っていた 雨が上がり、雲間から光が射してきた。余りにも綺麗な光景だったので、頭の 中に残っていた。元々その写真はジャケットに使う予定でもなかったが、 後でこの曲を貰ったときその綺麗な光景がパッと浮かんで、あの時の光景を 書こうと思った。太陽が出てくる感じ、これから歩き出そうとする気持ちから 詞ができた。私の思いがたくさん詰まっているので是非聴いてほしい。 5 太陽 再度アコギを手に歌う我那覇さん。 6 逃げ水 この曲はEGを弾きます。間奏ではギターソロも披露。 お客さんも手拍子で応えます。 ギターを置き、ハイチェアに腰掛けてのMCになります。 MC>暖まってまいりましたかね? 暖まったところでなんなんですが 座らせていただきます(笑) この何日か、学園祭でライブをしてきた。 関西学院大学は夕方、中庭の芝生でやった。星が見えて綺麗だったが、 息が白く見えるほど寒かった。いつもはホールやライブハウスなど 屋内なので、野外はとても気持ちよかった。京都や羽衣は女子大で、 バンドメンバーは大喜びだった(笑)。どこでも大勢集まってくれて よかったけれど、今日は大きなホールで、ねぇ、2階3階までお客さんが いっぱい! 気持ちだけは(笑)、ということで。3階席元気?(爆) ....しっとりとした曲を聴いてください。 7 泳ぐ雪 高音がちょっときつそうな歌い方。 雪が降るような照明が雰囲気を高めます。 8 ノスタルジア アコギを弾きながら。この曲でもちょっと高音が伸びてません。 MC>こういう所でこういう曲をやるのは気持ちがよい。皆さんはどうですか? この時期は眠くなる。前のツアーでもそんなことを言っていたので 一年中眠いのかも。新幹線の移動でも東京−大阪なら3時間くらい。 詞を書いたり曲を聞いたりなど、いろいろやりたいこともある。しかし 先日はおにぎりを食べている途中、持ったまま寝てしまった(笑)。 マネージャーから夜中に電話がかかってきたが、私は眠かった。話してる 途中「コトッ」と音がしてそれっきりになってしまったので、マネージャーは 「こいつ寝てるわ」と思ったらしい。何かあったんじゃないかと心配しない マネージャもマネージャーだと思う(笑)。 ホテルでも、ギターを持ちながら眠ってしまい、朝起きて「あ、あたし カッコイイ」と思った(笑)。それくらい一生懸命ギターを触っているってことで。 ここからはどんどん行くので付いてきてくださいね。 9 ホーリー・ゴッド・マリア 『太陽』のc/w。ブルージーな楽曲です。 10 バランス ギターを手に活き活きと歌います。こういうポップスがよく合いますね。 ファルセットも綺麗に決まりました。客席も盛り上がってきます。 曲中でメンバー紹介(Dr マツオコウジ Bs タネダタケシ Key ナガイセイイチロウ Gt ババカズヨシ Gt 古川寛) そして我那覇さんもギターソロを少しばかり披露。 11 Long Train Running(カバー曲) 12 アノ雲ヲ追イカケヨウ テンポのよい曲が続きます。笑顔いっぱいの我那覇さん。 Day Tripperのワンフレーズを間奏に混ぜたりして、遊び心も見せます。 曲のおしまいでジャンプ一発。 MC>盛り上がってますか? 今日は本当にどうもありがとうございまいした。 こんな素敵なホールでライブをすることは....これからはいっぱいあるかも しれないですけどね(笑)、すごく楽しかったです。皆さんも楽しんでいただけ ましたか? 最後の曲は辛いことがあっても前を向いて夢を見て目標に向かって歩いて 行きたい、そんな思いを込めて書いた曲です。自分に向けて書いた曲ですが、 聴いている人もそんな気持ちが沸々と湧いてくるといいなって思います。 13 あたらしいくつ スケール感あるメロディー。とてもマイルドな歌声です。 曲中で「今日は会いに来てくれてありがとう。また遊びに来ます」と挨拶。 手を振りながら退場する我那覇さん。しかしほとんどのお客さんが席に残り アンコールの拍手をおくります。ほとんど間を空けずに再登場する一同。 MC>ホントのこというと「今日はアンコールないんじゃないか?」って言ってたんです。 だから嬉しいです。ありがとう。 もう11月、寒いです。私も上京してから4回目の冬を迎えますが、甘いクリスマスは 経験ありません。今日ここにいる人が素敵な日を迎えられるように、歌います。 E1 サイレントナイト イントロの「聖しこの夜」も印象的なバラード。ボーカルの力強さが遺憾なく 発揮されて、聞き応えがありました。 都合1時間20分ほどのステージでした。中盤、ちょっと声が伸びないところも ありましたが、繊細かつ大胆なボーカルをたっぷり聴かせてもらい、満足行く ライブでした。1999年Indexへ