今年の7月、TBSラジオ金曜深夜の番組「UP'S」のゲストで同席した2組。番組内で セッションしたところ「結構いい感じ」だったので、今度はお客さんの前で披露しようと 企画したのが「mymy SWEET のすたるじあ」というユニットだそうです。 事前に配付された整理番号順にエレベーターに分乗。8階の第1スタジオに誘導されます。 チケットの半券の裏に両面テープが貼ってあり、局内にいる間は「必ず見えやすいところに 貼付しておくように」との指示。他の場所に忍び込もうとする輩がいないか要所には警備の スタッフも立っています。 スタジオ内には100席ほどの座席が用意してありましたが、開演前には若干の立ち見者も 出るくらいになっていました。殆どがスィートショップ目当ての若い女性客です。 まずは番組の進行役DJノブタケがふた組を紹介。スィートショップがそのままステージに 残ってライブを行います。Vo&G、G、Drという男性3人のバンド。素朴なギターポップで まもなくリリース予定の「Home Made」というアルバムから5曲を聴かせてくれました。 全体として聞き易いメロディーラインです。 普段はサポートのベースを含めて賑やかにやっているという彼ら、「アコースティック ライブは始めて」とのこと。お客さんもライブ慣れをしていないようで、妙な緊張感が スタジオ中に張りつめたままでした。 続いては我那覇美奈さんが登場。ふるかわひろしさんがギターサポートにつきます。 白黒横縞のTシャツにベージュ色のパンツ。ストレートの茶髪を短く刈っています。 顔つきが少し丸くなったかも。ギターを携えて、いざライブのスタートです。 1 君に届くまで... ちょっと巻き舌の唄い方ですが、パワフルなボーカルです。 歌うときに寄り目になってしまうのがかわいいですね。 MC>今日は初めて我那覇を見る人も多いと思う。最後まで楽しんでいってほしい。 2 All I wish この曲だけはギターをおいて、マイクスタンドに手をかけて歌います。 MC>スィートショップと同じように、なんだか緊張してきてしまった。 チューニングするので雑談でもしててください(笑)。 アコースティックライブは久しぶり。気が遠くなりそう。 3 ノスタルジア 再びギター弾き語りスタイルに戻ります。 マイナーコードですがスケールの大きさが感じられる曲。 MC>今日緊張しているわけがわかった。東京ではあまりライブをやらないので、知り合いを たくさん呼んでしまったから。失敗した(再びチューニングで気を紛らわす我那覇さん)。 最近怖いニュースが多い。初めてホームシックになってしまったが、この曲を聴いて 元気になれた。 4 あたらしいくつ 2のc/wです。 MC>やっと元気が出てきたのに最後の曲。今日聴いて懲りなかった人は、今度はバンドで ライブをやるので来てください。こんなに緊張したライブは初めて。今日のお客さんは (珍しいものを見られて)得したよ。今日の日を忘れません(笑) シングル曲では初めて詞を書いた。11月3日リリース予定のこの曲を最後に。 5 太陽 パワフルな曲調でキッチリと締めます。 MC>私の中ではすごいライブでした。びっくりしました。どうもありがとう。 この後、我那覇さんとスィートショップの3人でセッションとなります。 1 It's too late(キャロル・キング) 2 Superstar(カーペンターズ) 3 All My Lovin'(ビートルズ) 1と2は我那覇さんがボーカルを取ります。 3はDJノブタケも参加し、リスナーから募集した日本語詞に置き換えての「mymy SWEET のすたるじあ」バージョン。 全体で2時間近くのライブになりましたが、各々持ち味を活かしたステージでした。1999年Indexへ