池袋メトロポリタンプラザの8F。開場前に整理番号順に整列しますが、 相馬さんのFC先行チケットを持つ人が80番ぐらいまで。その後はローソンと ぴあの併行入場となりました。 会場内には150ほどの椅子が並べられていましたが、空席もちらほら。 幸い2列目センター左よりの見やすい席を確保して開演を待ちます。 ほぼ定刻どおりの開始。客電が落ちて、たった一人KOKIAさんが登場します。 小柄なお嬢さんですね。おもむろにキーボードの弾き語りで始まります。 1 私は歌う小鳥です ファルセットの使い方など小谷美紗子さんに似ています。裸足で キーボードを弾くところも同じです。終わりの伴奏では口笛。 MC>1年半前にデビューして、少しずつ私のことを知ってくれる人が 増えて調子に乗っている。最後まで楽しんでいってほしい。 #MCではアニメ声優さんのような話し方になってしまいます。 1曲歌い終わるごとにちょっと腰を浮かすような仕草をして 嬉しそうに笑っています。 2 ダイアリー(表記不詳) 英語詞のマイナーコードの曲。メロディーライン的には小谷さんに そっくりです。 MC>今日は静かですね....真剣な顔をして聞いてくれるのもいいけれど、 ライブは私がいて、お客さんがいるんです。ついてきてくださいね(笑)。 「イメージ壊れちゃうのであんまり喋らない方がいい」って言われる。 次の曲は海に行って、空高く飛ぶトンビを見て考えたことを歌にした。 3 忘れ物(表記不詳) 3拍子のバラード。 4 I catch a cold イントロでちょっと手拍子をほしそうなゼスチャー。テンポの良さに 誘われて手拍子が起こります。曲中で歌詞に合わせてくしゃみをしたり ため息をつく仕掛けも。 MC>海を題材にした曲があるのだが、季節が合わなくて歌わずにいた。 この夏、湘南鵠沼海岸のチャリティーコンサートに出演した折に 歌ってみたらなかなか良かった。もう10月になってしまったけれど 今日はギリギリ暑いので歌います。 5 ありふれた夏の終わりに こちらもバラード。高音が気持ちよく伸びます。 6 AMAZING GRACE(カバー) アカペラでスタート。キータッチがちょっとヨレたところもありましたが 透き通った歌声が綺麗に響きました。 MC>小中学校はミッションスクールに通っていたので毎日礼拝があった。 私の音楽は毎日の礼拝から産まれたものかもしれないと思い、この歌を 歌ってみた。 7/16にアルバム「SONG BIRD」が出た。11曲中9曲は自作。気に入ったら 下のHMVに行って買ってほしい。(会場ではCD販売はありませんでした) 次の曲は大学4年間を一緒に過ごした友に贈った歌。皆さんも「エリカ」の 部分を友達の名前に置き換えて聞いてみて下さい 7 エリカ MC>あっという間の出来事で最後の曲になってしまった。 この曲は私がこれからも歌っていく上で感謝の気持ちを忘れないでいようと いう思いを込めて作った。この曲を聴いて素直に「ありがとう」と言える きっかけになればと思う。 8 ありがとう・・・ MC>これからも頑張っていくので応援よろしく。そしてKOKIAをお忘れないように。 45分ほどのステージ。伸びやかな高音を活かすバラード主体の選曲で、 お喋りとのギャップも含め好印象を持ちました。大学で声楽を学び、この春 卒業したとかで、今後も楽しみな存在になりました。 機材の移設があった後、10分ほどして相馬裕子さんのステージ。 多少ふっくらしたように見えるのは気のせいかしら? 白のセーターにグレーのロングスカートですが、膝上の部分から下は シースルーになっているシャレたデザインです。かかとの高いブーツ。 キーボードとギターのサポートで、今回もアコースティックなサウンドに なりそうです。 1 青空をみつけた 2 夜明けの星空 MC>こんばんは。今日はジョイントライブということで、久しぶりに 共演ということで楽しみにしてきた。来てくれてありがとう。 今朝、池袋に山手線で来たら、降りる途中で乗ってくるお客さんに 押し流されて大塚駅で行ってしまった(笑)。 短い時間ですがゆっくり楽しんでいってください。 3 僕のいない夜 4 How are you? ゆったりとしたバラードが続きます。最初の数曲に比べ、格段に 落ち着いて声の出も良くなってきました。 MC>落ち着きますか? 落ち着きませんね(笑)。ごめんなさい。 (このあたり、一人ボケの相馬さんらしいところです。彼女のライブや ラジオを聞いたことがある人はお分かりいただけるでしょうか?!) 最近はギターで作った曲を弾き語りするライブをやっていたので、 メンバーと一緒にやるのも新鮮です。 (以下、タクシーに無賃乗車した上に2万円借りたお話。とても良い 運転手さんに巡り会えたようで、タクシー近代化センターに連絡したら 表彰されることになったのだとか)皆さんもいい仕事しましょうね(笑) 失敗したお陰で出逢えた出来事でした。 そろそろ(季節)ということで、キンモクセイの出てくる曲を。 5 あしたも会える キーボードサポートののざきさん、この曲はアコーディオンを演奏。 6 未来を描く鳥 比較的テンポのよい曲になり、客席からは手拍子が。 7 空と海の出逢う場所 イントロに聴き入ってしまい、入りをとちる相馬さん。 実はキーボード氏もモジュレーションをかけてしまい、やり直しを 喜んでいました(苦笑)。 MC>(メンバー紹介。2人とも今回初顔合わせとか)KBのざき、Gつぼい。 第一印象がすごく悪かった。波長が合わなくて喧嘩になるかも、と 思ったが、1曲やったら気持ちよかったので「(その印象は)違ったな」とわかった。 8 東京の空 『僕のいない夜』と共に、聴きたいと思っていた曲が登場すると嬉しいです。 のざきさん、26穴バインダーの金具をペンでこする「にわかパーカッション」 相馬さんは間奏でブルースハープを吹きますが、音程はかなり怪しく(苦笑) MC>どうもありがとうございました。また遊びに来てください すぐにアンコールの拍手が響きます。程なくメンバーと共に再登場する相馬さん。 MC>付き合ってくださってどうもありがとう。 アンコール、何にも用意してないんですけど、何にしましょうね。 じゃ、1曲目行きましょうか。 E1 青空を見つけた 相馬さんらしさが随所に現れた1時間のステージでした。いつもどおり1曲 歌い終えるごとに丁寧にお辞儀をする相馬さん。お客さんを大切にしている 様子が見て取れます。ゆったりとしたテンポのMCもいい感じです。 スロースターターなのか初めの数曲は声の伸びがもう一つでしたが、次第に 調子が上向いてきました。何にせよコンスタントにライブを続けてくれるのは 嬉しいですね。そろそろアルバムも期待したいところです。 KOKIAさんも相馬さんも見応え十分のライブでした。1999年Indexへ