99.08.14 岡本真夜 HMV渋谷
アルバム「魔法のリングにKissをして」発売に伴うイベントです。
折からの悪天候にもかかわらず、フロアにはいっぱいのお客さん。
アルバム購入者先着200名に配布された整理券を持っている人の後ろにも
ＣＤ棚で適度に区切りつつ通りすがりのお客さんを入れていきます。
予定どおりの18時半にイベント開始。司会の女性に呼び込まれて
岡本さんとサポートメンバー４名が入ってきます。黒のノースリーブ
（観衆が多すぎて足下は見えませんでした）、肩まで伸びた髪は耳の
辺りからゆったりとウェーブがかかっています。女の子から「かわいい」
「綺麗」の声がかかります。
こうしたインストアイベントは初めてとのことですが、司会に感想を
訊かれて「いいですね(笑)」と一言で済ませてしまいました。
アルバムの先行シングルともなった「この星空の彼方」にまつわる
エピソード（恋人を病気で亡くしてしまったというファンレターを２通
ほぼ同時期にもらい、詞のイメージができた）を披露した後、生歌が
始まります。着席してしまったので、ちょっと見えづらくなって
しまったのが残念。
１ この星空の彼方
冒頭のファルセットになるところで声がかすれてしまいましたが
後半はしっとりと歌い上げます。
スケールの大きなバラードですが、アコースティックなアレンジで
切なさが増した感じ。
真＞どうもありがとうございます。ありがとう。
（メンバー紹介 キーボード：しげみ ギター：ほりこし
ベース：みくづき パーカッション：なりた）
後ろの人、見えてますか？ 見えますか(笑) ＃手を振る岡本さん
では広末涼子ちゃんに提供した曲を聴いて下さい。
２ 明日へ
これも少しテンポを落としています。個人的にはヒロスエの歌った
オリジナルの方が好みですが、ＣＤで聴くよりもしっとりとした
感じが良かったです。
司会が登場。トークコーナーとなります。
司＞今回のアルバムは難産だったとか。
真＞アルバムとは関係のないところで、仕事の面で不安があったりして
レコーディングを中断したりもしたので、そういう意味では難産だった。
司＞出来上がりは？
真＞出来上がりは予想以上によい作品ができたと思う。
司＞５枚目ということで区切りになった？ 何か意識した？
真＞特に意識はしなかった。いつものようにレコーディングした。
司＞難産な子の方が可愛いというけれど。
真＞そうですね(苦笑)
司＞ジャケットの雰囲気が随分変わった。
真＞これから冒険してみようかな、と思って新しいスタッフにお任せした。
撮影はパリに３泊５日で行ってきた。
司＞パーマをかけて雰囲気が変わったみたい。何か心境の変化が？
真＞(笑)いや、女の子ならわかるだろうけど伸ばしているとちょうどハネる
長さになってきた。手入れも面倒なのでパーマをかけた(笑)
他に若干のやりとりがあったあと、最後の曲になります。
３ 魔法のリングにKissをして
マイクを握る左手の小指にキラリと光る指輪。右手はジャンスマの
郁乃ちゃんのようにヒラヒラと動かしながら歌います。
声の出は満点とはいかないようですが、丁寧に歌い通しました。
真＞ありがとうございます。
今後の予定が司会から発表されます。
○写真展『LOVERS in 2000』 8/20〜9/6 西武百貨店池袋店２Ｆ
公募したカップルの写真（明日撮影）や「LOVERS in 2000」という
タイトルからイメージした写真など、かなりの点数になるそうです。
わざわざ撮影の日を設けてもらったとか。
○オリジナルデザインのアクセサリー販売
四つ葉のクローバーをデザインした指輪やチョーカーなど。
○ビデオクリップ発売
8/25 MAYO CLIPS Vol.2をリリース。
○全国ツアー３４公演
「新しいチャレンジもあるし、前回と違ったカラーになる」とのこと。
司＞最後にメッセージを
真＞今日は雨の中大変だったと思うけど、会いに来てくれてありがとう
ございます。アルバムを聴いてない方がいらしたら是非聴いて下さい。
全国ツアー、みんなと一緒に何かやりたいと思いますので是非会いに
きてください。これからもよろしくお願いします。
ということで、30分３曲のライブでした。『岡本真夜入門編』としては
まずまずの内容だったと思います。現地に行くまでアコースティックライブとは
知らなかったのですが、こういう落ち着いたアレンジで聴かせてもらえると
作品に対する見方も変わります。ツアーもこの路線でやってくれるといいなぁ。
岡本さん側の問題ではないのですが、店内ＢＧＭがかなり大きな音量で
流しっぱなしだったのが何とも耳障り。インストアイベントなので音響などに
贅沢は言えませんが、せめて聞き易い環境だけは整えてほしいものです。
（Ｗａｖｅ池袋店はそのあたりの配慮が良くできている希有の例です）
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