99.06.13 hal TowerRecords名古屋パッセ店

5月21日にアルバム「二十歳のころ」をリリース。そのプロモーションで
全国を回り、この日の名古屋が最終日です。開始予定の14時ギリギリに
会場に着くと、をを、予想以上の人出です。この手のイベントに
行く機会が結構多い私ですが、お客さんの数が少ないといろいろ心配?
してしまいますので、こうした盛況ぶりはとても嬉しいです。
何とか人の頭越しにステージが覗ける位置に潜り込むと、すぐにイベントが
始まりました。ZIP-FMの秀島史香さんが司会。

約半数の曲が彼女自身の作詞。その辺りをきっかけにトークが始まります。

これが二十歳、と思うことは?「お酒が飲めること(笑)」
歌詞が意味深では?「エロスでしょ(笑)」
DragonAshの降谷の作詞作曲もあるが「彼、同じ歳なのに粋がってる。
彼なりの痛みが伝わってくる歌」
くるりの岸田繁は?「謎の人。電車の話をしてくれるのだけど、私は
全然わからない。京都弁が可愛い」
ストリートライブの経験は?「秋田の実家近くで高校生の頃やった。
ギターケースを開けていると100円玉を入れてくれたりして。
おじさんが5000円投げてくれたので、すかさず拾いに行った(笑)」

benzoの平泉氏がギターサポート。halちゃん自身もギターを弾きます。

(MC)
インストアで緊張しているのに、録音されて今日放送ですから....。
トチったら最初からやり直すからよろしくね(笑)。
喋るのは得意ではない。昨日(6/12)のインストアライブではホフディランの
渡辺くんが来ていて「盛り上がるためにはどうすればいい?」って言ったら
「いいとも!をやるしかない」って(笑)。私が何か言ったら、みんなは
「そうですね」って言ってくれるとか。一番盛り上がってくれた人には
昨日私達が遊んできたボーリングのスコアシートにサインをして差し上げます。
スコアが69とかだからやばいんだけどね(笑)。

1 優しい光
  先行シングルとしてリリースされていた曲。
  マイナーコードのバラードです。アコースティックアレンジがグゥ。

2 夢も見なくて
  c/wの曲です。やはりマイナーコードでアップテンポ。

(MC)
暑いねぇ。名古屋は湿気が多いね。東京に比べて、そうじゃない?
いつもこんなジメジメなの? うちも負けずにジメジメなんだ。
4月、新築の家に引っ越したんだけど「カビハウス」になってる(苦笑)
カビたものを捨てればいいんだけど、今のところ共存してます(笑)

3 19(nine-teen)
  くるりの岸田繁作詞作曲。

4 生きていたい
  この曲はhalちゃん作詞作曲。曲の途中で歌詞が出なくなり、hal曰く
 「も一回やらしてください....。歌ってたら四次元にトリップしちゃって」
  ギターのチューニングを済ませた後、もう一度歌い直します。

(MC)
アルバム「二十歳のころ」が出ました。いいアルバムなんで是非聴いてほしい。
次はちょっと懐かしい曲を。

5 もう青い鳥は飛ばない
  前のアルバム「ラブレター」に収録されていた曲。
  ここまで渋めの曲調ばかりでしたが、この曲はスケール感あるミディアム
  テンポのナンバー。平泉氏のギターソロが格好いい。

(MC)
インストアライブは今日で最後。いつもは前の曲で盛り上がって終わるけど、
今日はもう一曲やります。

6 ラブレター
  ホフ・ディランの渡辺慎作詞作曲のバラード。
  間奏ではブルースハープも吹きます。
  切ないラブソング。この曲が聴けて大満足です。

(MC)
どうもありがとうございました。
ブルースハープは昨日買ったばっかり。実は前に名古屋でライブを
したとき(昨年12月1日のAAA)お手洗いに落としてしまったので、
一応拾ったけど使えなかった(笑)
名古屋が一番盛り上がったねー。名古屋大好きなんですよー。
まもなくレコーディング。新しい作品が出来次第、また届けに来ます。


....という具合で、1時間のステージが終わりました。
インストアライブとしては長丁場ですね。
このライブの模様は当日夜のZIP-FM "MOT MENU! 77.8"で放送されたとか。

今回のアルバムはネオアコースティックなバラードが中心。デビュー当時の
スウェーディッシュ・ポップ、前作のロック系を経て、ようやくスタイルが
定まってきました。
歌詞も大人になりつつある彼女自身の前向きかつ真摯な姿勢がにじみ出てる
印象を持ちました。
「初回限定仕様」で、なかなかしゃれたジャケットです。

1999年Indexへ
Topへ
著作権情報 : SAKAGUCHI toshihiko toshicha@anet.ne.jp