98.12.11 古内東子 中野サンプラザ
「魔法の手」
例によってお客さんの三分の二以上が女性。男一人では肩身が狭い(汗)。
でもめげずに2時間ほどのステージを楽しんでまいりました。
足かけ4ヶ月にわたるツアーのファイナルと言うことで、古内さんも上機嫌。
衣装もこの日だけの特別バージョンとかで、最初はミラーボールのような
上着に銀色のスカート(ハイヒールも銀色)。その後、ワインレッド調の
ストラップレスのロングドレス(サンダル履き!)、そしてアンコールでは
黒のロングドレスでした。
客席は満員で、ダフ屋もかなり出ておりました。テンポのよい曲では
立ち上がって手拍子などもするのですが、短いMCの間に着席し、また
次の曲で立ち上がるなど、少々気ぜわしい感じ。6列目でしたが、
前述のとおり女性客が多く、目の前の視界はとてもクリアー、立ち上がると
後ろのお客さんに申し訳なく思えました。
曲目は次のとおり。
1 魔法の手
2 Peach Melba
3 かわいくなりたい
4 Distance
5 銀座
6 Destiny
7 ぎりぎりまで
8 誰よりも好きなのに
9 逢いたいから
10 星空
11 だいすき
12 けんか
13 いつかきっと
14 心にしまいましょう
15 Weekend
16 くちづけを待ってる
E-1 大丈夫
-2 淡い花色
ツアータイトルとなっているアルバム「魔法の手」から7曲。あとは、
ベスト盤にも収録されている定番曲と言ったところでしょうか。
通常ツアーに比べ、ファイナルだけの曲もあったようです。
9と10はご本人のピアノ弾き語りでした。
サポートが贅沢で、ギター、ベース、ドラム、キーボード、サックス、
トランペット、トロンボーン、ピアノ、そしてコーラス2人。
舞台装置も電飾のオブジェがあり、ライティングなど凝っていました。
中で数回MCもありました。「ツアーファイナルだから心を打つ話を
したいのだけれど(笑)」といいつつ、「正月休みはゲーム三昧」なんて
話をしておりました。ほかに、曲を作る題材は「恋愛」だけ、いくつに
なっても恋する気持ちを歌にしていきたい等々お喋りしておりました。
グッズ売場もなかなか盛況。前回ツアーでは「東子ちゃんラーメン」が
評判となりましたが、今回はなんとお煎餅(笑)。相当ユニークな発想を
する人がいるようですね。
感想なんですが....。んー、コンディションが良くなかったのか、
音程がかなり怪しかったです。ピアノ弾き語りの2曲は好きな歌なので
聴けて嬉しかったのですが、歌っている最中に何度か「あ、ずれた」と
気づいてしまって....。昨年のツアーではそのようには感じなかったので
この日だけのことなのでしょう。
ショーとして魅せる部分はなかなかいい感じでした。