98.09.25 カズン HMV新宿SOUTH
シングル『クレッシェンド』のキャンペーン。ステージ上にはスタンド
マイクとキーボード、モニターだけ。開始の10分ほど前に漆戸啓さんだけ
ステージに現れ、簡単にサウンドチェックを済ませます。
定刻から5分押しほどで、啓さんに伴われて古賀いずみさんも登場。
黒のイブニングドレスですが、お腹がかなり目立ちます。
12月にはお母さんになるそうで、既に妊娠8ヶ月。でも、そんなハンデは
全然感じさせない明るい笑顔です。今日明日の札幌・仙台でのキャンペーン
終了後は産休だそうで、その分気合いも入っていたのかもしれません。
ステージ脇には何故か小さな子供連れのお客さんが多く、サウンドチェックの
音の大きさに驚いたのか子供が泣き出してしまったので、お母さんは慌てて
ステージを離れようとしましたが、いずみさんは「構いませんよ。是非
見ていってください」 母親になる連帯感のようなものなのでしょうかね。
いずみさんのボーカルマイクも含め、再度簡単にサウンドチェックを行った
後、ライブ本番になります。
い「久しぶりにシングルを出した。今日は新曲ばかり聴いてもらいます。
最初の曲は『逢えて良かった』の気持ちを込めて演じます」
1 あなたに会えてよかった(新曲)
歌い終えた後のお辞儀も窮屈そうですが、ボーカルには全然支障無し。
張りのある歌声のいずみさんです。
い「2年間曲作りをしていて良い曲がたくさん出来たので、みなさんの
耳元で歌いたくて このようなインストアイベントを企画して
もらいました」
2 クレッシェンド
い「このCD−Sにはゲームが付いてます。ゲームとして買っても
損はないです」
い「12月には『TOMATO BABY』というアルバムを出します。
時間をおいて熟したカズンが、ちょっとだけ熟したカップルの唄を
歌います。産休明けには全国ツアーもやりたいです」
3 冬には星が舞い降りて(新曲)
いずれの曲も、ゆったりとしたバラードです。いずみさんと啓さんの
ハーモニーもバッチリで、聴いていてとても心地よくなりました。
終了後はCD−S購入者に、その場でポスターにサインをして手渡し。
ゆっくり時間をかけてファンとお喋りをしていました。
シングル『クレッシェンド』は、幼なじみの彼に思いを伝えられない
片思いの女の子の唄。大きくなっていく気持ちをどうしたらいいのか
わからない、そんなもどかしさを唄にしたものです。穏やかなメロディー
ラインは、すこーし路線変更のようにも思えますが、とても心地よい。
また、12月リリース予定のアルバムには、2年間作り貯めしたいい曲が一杯
だそうで、この日に聴かせてくれた2曲など「ちょっとだけ熟した関係の
カップル」の唄を収録しているそうです。もちろんハモリもバッチリで、
かなり期待できそう。無事出産の後には全国ツアーも計画しているとか。
なお、CDSには簡単なパソコンゲームが収録されてます。「ゲームとして
買っても損はないよ」とはご本人さん達の弁でした(笑)。
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