98.09.22 露崎春女 中野サンプラザ

BELIEVE YOURSELF

音響と見やすさでは定評のある中野サンプラザ、歌唱力が売り物の露崎嬢には
打ってつけのホールです。1階席は満員、2階席の様子は分かりませんが、
拍手などの具合ではそこそこの入りのようでした。

1 Feel so real
  オープニングから驚かされました。8月26日リリースの新アルバム
  「Believe Yourself」から中心にやるだろう、オープニングは景気の
  よい曲からだろうとは想像してましたが、スローなアレンジの
  『Believe Yourself』をイントロだけアカペラ風で聴かせて、すぐに
  アップテンポの『Feel so real』に切り替えるとは。うーん、やられた。
  1曲目から、お客さんは立ち上がって手拍子したり踊ったり(笑)

2 Give me your love
3 Slip into the merrow
  黒人のラッパーが出てきてMCをかっ飛ばしてました。
  お客さんにコールを要求したりしてたけど、今いち伝わらず....

4 誰でもなくて
5 メドレー(I'm every woman〜Get to be real〜I'll be there〜
   I can't harry up〜Sir Duke〜Best of my love〜Boogie wonderland〜
   I'm every woman)
  マライア・キャリーやホイットニー・ヒューストン、スティービーワンダーらの
  スタンダードをパワフルに聞かせてくれました。
  本人MCによると、プロデビューを目指している頃、お気に入りだった曲を
  選んで作ったデモテープを再現してみたとのことでした。

  東京公演では2人のダンサーが登場。露崎を交えて3人で踊ってました。
  これまででのライブでは踊りは見たことがなかっただけに、かーなーり
  インパクトがありました。

6 End of eternity
7 Forever in your heart
  露崎定番のスローバラードです。バックバンドがすっかり入れ替わった
  今回ステージでは、お馴染みの曲たちもアレンジが変わって登場して
  きますが、この曲もそうでした。
  そう言えば、タニムラバンドでもお馴染みのKAZ加藤がハモンドオルガンを
  弾いてました。

ここで長目のMC。『アラジンのテーマ』の一節をアカペラで歌ったり、
「『夢を信じて諦めず、努力を重ねていけば必ず叶う』と信じてやってきた。
 アルバムタイトルの「Believe Yourself」はその辺の思いを込めてつけた。
 自分の唄で落ち込んだ人をちょっとでも励ませたら、と思ってる。
 初の全プロデュース曲『One summer day』にもそんな思いがこもってる」
....等々のおしゃべりをしてました。

8 One summer day
9 I can't wait anymore

10 Tender trap
  バラードから一転してノリノリ。メンバー紹介にお客さんもコールで応えます。
  CHAKAさんのポップな歌詞に塩谷哲氏のお洒落なサウンド、そして格好いい
  ライブアレンジで好印象の一曲でしたね。

11 Time
12 太陽
  曲に入るタイミングを間違えたのかな? イントロで不自然にコーラスが
  浮いてました<露崎&コーラス
 「ワイパー」お手振りはお約束です。

13 Believe Yourself
E1 Feel You
E2 Let it go
  恒例の「一緒に歌おう」、結構綺麗に聞こえていました。

あと、内容的に特記することは....
PAのセッティングがドンピシャリ。低音を活かしつつ、露崎の幅広い
音域を綺麗にカバーしてました。また、照明もすごく凝っていて、
お洒落な雰囲気を演出していました。

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