98.04.12 hal WAVE池袋

アルバム「ラブレター」リリースに伴うインストアイベント、関東では
ひとまずこれが最後です。14時開始、まずまずの人数が集まりました。
前3列ほどは床に座り、後ろの視界に配慮します。
白のサマーセーターにジーンズ。白スニーカー。オリジナルデザインという
白いアコギを抱えての登場です。金太郎カットがすっかり定着しました。
アコギ(高野勲さん)のサポート。打ち込みなしのアコースティックver.。

MC>3/21リリースしたアルバムの先行シングルになった曲から。

1 もう青い鳥は飛ばない(halちゃんもギター演奏)

MC>(大人しいお客さんに照れながら)かけ声とか自由にどうぞ。
  じっと見られると却って緊張するから。
  全国行脚も終わりに近づいた。東京ではこれで最後。ホフディランの
  渡辺慎さんが「ギター弾きに行くよ」って言ってくれてたのに、
  さっき電話したらまだ寝ていた(笑)。その渡辺さんが作った曲を次に。

2 ラブレター(間奏でブルースハープ)

MC>次はアルバムからシングルカットする予定。初めてなのでドキドキする。
  5/21に、未発表曲を合わせてリリースする。
  元ブリッジの大橋伸行さんが曲、halが詞を作った。happyな曲でうきうき
  してくる。これからの季節にもピッタリだと思う。

3 ブルーレコード(観客手拍子)

MC>これまではスウェーデンでレコーディングしてきたが、今作は日本で
  主に交友関係で作った。LIVE一発録りなど楽しい雰囲気が伝わればと思う。
  サポートの高野さん、本来はサニーデイ・サービスなどでキーボードを
  弾いているが、今日は無理を言ってギターを弾いてもらっている。
  インストアイベントではずっと3曲だったが、今日は特別にもう1曲。
  自分が作詞作曲した歌で、ライブレコーディングしたもの。

4 遠い日の記憶(再びhalちゃんもギター、観客も手拍子)

終演後、アルバムを買い求めるお客さんも多かったようです。
スウェーディッシュ色を払拭。ポップ&カントリーとでも言いますか
曲調の転換は少々残念ではありますが、ボーカル技術は確実に向上
しているよう。あまり広くない声域も、ファルセットなどを巧く使い
カバーできるようになりました。
アコースティックなアレンジで、アルバム収録のものとは別種の
イメージに聞こえます。こうした別アレンジが楽しめるのもライブ
イベントならでは。髪型がすっかり金太郎さんになってしまったのは
ご愛敬ですが....。

今回一番良かったのが『ラブレター』。ホフディランの渡辺氏が貰った
ファンレターをもとに作ったというこの歌、何とも切ないスローバラードに
仕上がっていて、曲・詞ともいいんだなぁ。生歌で聴けて良かった。
至福のひととき、でした。

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