98.03.01 山口由子 HMV渋谷

2/18にリリースされたアルバム「Fessey Park Rd.」のプロモーション。
インストアイベントは初めてという彼女、お客さんとの距離の近さに
最初はとまどっているようでしたが、次第にペースも掴めてきたよう。
赤のチェックのシャツ。横に細長い伊達?眼鏡。自然な表情が覗けずに
ちょっと残念です。

ナッシュヴィルでのレコーディング。
ジル・ソビュールのアルバムを聴いてブラッド・ジョーンズに傾倒した
彼女がブラッドにデモテープを送りつけて、今回の顔合わせが実現した。
レコーディングは1曲1曲意見を戦わせながら進めていった。
自分の中に隠れていたものをブラッドが引き出してくれた。
アルバムのクレジット、使ったものはなんでも書いてある(クッキーの
缶とか)。レコーディング、今までは「お皿を作るために必要な作業」と
いう認識だったが、今回は楽しむことができた。
英語詞の歌も、発音よりも音の流れを重視してあまり修正していない。
麻雀が趣味。子供の頃からやっていた。
アルバムの聞き所は、全曲通して聴いてほしい。12曲で35分。
中身の濃いアルバムになっている。今までは曲先だったが、今回は
詞と曲を同時に作った。

アコギのサポートが付いて3曲披露。

1 バイクに乗って
2 WALKING IN THE SUNSHINE
3 Getting to my soul and love

メロディーラインも軽い感じで、すんなりと聴くことができる歌声です。

終演後は事前にサインしてあったポスターを店員が配るという形。
そのせいか、集まっていた人数の割にはCDの売り上げは今ひとつの
ように見えました。

この後の予定は「特になし。曲作りしている」とのこと。

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