98.02.09 石岡美紀,馬渡松子 渋谷CLUB QUATTRO

LOVE

○馬渡松子
現代音楽? 聴いていて疲れた(汗)。


○石岡美紀

1 祈り
2 心・晴れるや
3 明日の私に贈る歌
4 Everlasting Love
5 マイナーコード
6 僕の家へおいでよ
7 それぞれの今
8 ALWAYS
9 私よ自由に
10 いちばん明日に近い場所
11 Heartbreak Cafe

E1 白いハガキ
E2 Stray Planet


ひと頃は「水曜日のお約束」だったみっきーこと石岡美紀嬢。
番組の終了とともに地下に潜行しておりましたが、東京地区で
13ヶ月ぶりのライブを行いました。

知人のご厚意で確保していただいたチケットは「整理番号 6番」。
それを無駄にすることなく、マイク真っ正面、最前列のかぶりつきを確保。
お客さんの出足が今ひとつ。同会場ではALL STANDINGの記憶しかないので、
椅子が出てくつろいだ雰囲気で開演を待つのはどうも落ち着きません。
アンケートを事前に書いたり、グッズ(Tシャツとテレカ)を冷やかしたり
している内に立ち見のお客さんも増えてきて、どうやら形になりました。

予定時刻より10分ほど遅れて唐突にみっきー登場。138日ぶりに会う
みっきーは、アイラインのお化粧が濃いし、髪型もメチャメチャ不評だった
ちりちりパーマではないものの、どうも「寝起き」みたいな構わぬ雰囲気。
ちょっと引いてしまうお客さん。

で、ここでみっきーのライブが始まるわけではなく、数年前ラジオ番組の
ゲストで意気投合したという馬渡松子さんというシンガーの呼び込みだけ。
すぐにみっきーは舞台裏に下がります。

馬渡さんが弾き語りを中心に5曲披露した後、いよいよ主役のステージ。
茶色のロングコート姿で現れます。昨年12月に発表したミニアルバムから
1曲、新曲(といっても、ラジオ番組等ですっかりお馴染みの曲)、
懐かしの名曲を1曲と、コンビネーションを楽しませてくれます。
コートを脱ぐとノースリーブ。ま、照明も当たっているし、歌にギターに
アコーディオンと熱演しているから寒さも感じないのでしょう。

自作詞を基本とするみっきーの音楽は、ポップで楽しいものが中心。
ちょっと線の細いところもありますが、無理をしないボーカルです。
曲調などは、アルバム「愛は元気です。」あたりのタニムラがイメージとして
重なるように感じます。

楽曲の間には、もちろん名物の「ぶっ飛びトーク」も健在。
最初は堅かったお客さんとの仲も次第にほぐれ、受けないギャグを
飛ばすみっきーに、観客は「さむい〜っ」の合唱も(苦笑)。
あんまりはしゃぎすぎて? マイクスタンドを倒してしまい、そのまま
マイクはステージ下へ....。こんなハプニングもライブならではのご愛敬。

中盤にバラードを織り交ぜつつ、後半は賑やかな曲を揃えます。
お客さんも手拍子で応え、ラス前の曲ではall standing。
盛り上がりのなかでアンコールを迎えます。

グッズのTシャツに着替えてきたみっきー。4月20日にリリースする
次のミニアルバムの宣伝も忘れていません。で、3月1日に大阪で
インストアイベント(梅田WAVE)を行うので、「いいわね。あーたたち、
絶対に来るのよ(笑)」
そして、病気になってしまったお母さんのことを話すときには涙がホロリ。
....相変わらずのみっきーです。

みっきーのライブそのものは80分ほどだったでしょうか。ちょっと
物足りなさも残りましたが、それはまぁ次回への期待ということで。

会場には村田和美嬢とおぼしき女性も見えてました。

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