97.08.03 FBI,加藤いづみ,長崎萌 静岡駿府公園

フェスタしずおか'97

12:49ごろリハーサル開始。ピアニカを携えての登場。
「(ピアニカは)ギターとは違って、声に近い感じ(が良い)」とのこと。
「今日は(西川さんと)二人なので、とりあえず間奏をやらねばと言うことで、
 得意なわけではないんですけど(笑)」で、いきなり新曲「Crime」を披露。

13:00より番組開始。一組目はFBI(大泉めぐみ)。ロック系の2曲を披露。

13:27 司会に呼び込まれて登場。
いづみちゃんはダークブラウンのノースリーブワンピース。
アコギの西川さんと2人きりでは、ちょっとステージが広すぎる(^^)。

(司会者が「まず1曲目。『夏のガーデン』」と紹介したので、我々一同
 「違うよなぁ」などとざわつく中、西川さんのギターに乗せて)

 1 夏のカーディガン(いづみちゃんのピアニカと共に)

「『FRENCH KISS』というアルバムの中に入っている曲で、今の季節に
 ぴったりかな、と思う『夏のカーディガン』(強調してました)
 という曲をお送りしました。
「それではメンバーを紹介したいと思います。ギターを弾いてくれている
 西川進〜
(我々が口々に「西川さ〜ん」「すすむちゃーん」と呼びかけていると)
「なんか男の人に『西川さ〜ん』って言われるのもいい感じですよね(笑)
 西川さんとは、この間、このライブのリハーサルをしたときに、
 『多分野外だからねぇ、暑いですよ』。・・・・意外にねぇ、見ている席の方が、
 うちわでパタパタやりながら見ている人多いですから、暑いかも知れないです。
 ステージの方は少し高くなってるんで、『暑いっ!』と思って覚悟して
 きたんですけど、意外と歌っていると風が涼しくていい感じですが、
 今日に備えて、私たち二人はリハーサルの後に鰻を食べて参りました(笑)
 なぜか、私、鰻そんなに好きではないんで、秋から冬にかけてそんなに食べたいと
 思わないんですけど、ほんとにこの季節はこんなに暑いのに、もっとさっぱりした
 ものが食べたいはずなのに、鰻が必ず食べたくなる。あの味が恋しくなるんで、
 いい風にできてるなぁと思ったんですけども。
 どうせ食べるならおいしいところで食べようって言って、事務所の方に
 紹介してもらってね、東京の、六本木・赤坂、あっちの方にある、飯倉片町か、
 そういう場所にある鰻やさんなんですけど、そこに行って、お店に入るとね、
 五代目とか六代目とか書いてあるんですよ。むちゃくちゃ店構えもいいし、
 『気合入りますよね』とか言いながら西川さんと入って。
 中にいるお客さんは、おばあちゃんでも、着物を着て品のいいおばあちゃんが
 お酒をのみながら食べていて、そんな中にTシャツとGパンの、ほらギターの
 西川さん、見てのとおり真っ赤な頭をしております(笑)。そして私はこんな
 茶色の頭をしています。そして、もう一人一緒にいた、西川さんの弟子の
 若い男の子も緑の頭をしています(会場爆笑)。むちゃくちゃ浮いて帰った
 という、今この歌を歌っていてそのシーンがフッと蘇ってきたんでね、長々と
 話して済みませんでした(笑)。
 はい、みんなも鰻を食べて乗り越えてください、この夏を。
「えーと、先ほどもちょっと言ったんですけども、10月1日にシングル、17日に
 『Sad Beauty』というアルバムが出ます。新しいスタッフと作ったので、
 やっぱりなんか心の中にも戸惑いとかあったんですけれども、それを乗り越えて
 いい作品ができたと思います。自分の横に『当たり前だ』と思っている
 ものがなくなったとき、例えば恋人とか友達とか、仕事もそうかも知れないです。
 それがなくなったとき、なんか人間って、ヒゲを切られた猫のように歩けなく
 なっちゃうんだなぁと思って、私はほんとに思って、でも、それを乗り越えたとき
 無茶苦茶かっこいい自分を見つけられるというか、ホントにねぇクサいですけど、
 今回は私がそういう気持ちになって作ったアルバムです。是非、心の中の痛みを
 知っている人に聴いてもらいたいです。10月17日です。
 ちょっと先ですけど楽しみにしていてください。
「それでは、初めてです、この新曲を歌うのは。その『Sad Beauty』という
 アルバムの中から聴いてください」

 2 Crime

「どうもありがとうございます。是非ニューアルバム、10月に出ますので、
 『Sad Beauty』聴いてください。
「それじゃ次の曲が最後なんですけれども、こうやって見てると、結構カップルの
 人達もいますが、この夏は恋なんかが生まれたりするのでしょうけれども、
 でも、きっとこういう人達もいるのではないでしょうか。
 悲しい恋人たちのために歌います。

 3 好きになって、よかった

(別のイベントの音が大きく聞こえてきて耳障りです。
 いづみちゃんもちょっと気になるようですが、次第に感情が高まってきます)

「ありがとうございました」
(1曲目のタイトルを間違えた事を詫びる司会者に「大丈夫です」と余裕の対応)
13:45頃 終演

このあと3番目のゲストは長崎萌嬢。「もえもえ〜っ」というコールに、
呆れるやら羨ましがるやらのいづみサポーターは後方へ撤収。
そこでステージを見物しているFBIを発見、少々お喋りをしました。

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