97.06.29 宇井かおり ディスクマップ渋谷
109の6F、ディスクマップ渋谷店の放送ブース前に特設ステージがあり、
到着した頃には15人ほどの集団になってました。終演時には3倍以上か?
宇井さんは緑とオレンジの派手目なシャツに黒のパンツ。今朝、富山から
名古屋を経由して東京に来たとかで、司会者に「やっぱり雨女なんですねぇ」と
言われてました。
イベント前半は今回のアルバム「destino」のプロデューサー笹路正徳氏と
レコーディングにまつわる話など。宇井さん曰く、「レコーディングは
楽しかった。人が少なくて集中できた。出来上がってから、早くみんなに
聴いてほしかった」とのこと。ジャケットの笹路氏のクレジットが「?」に
なっているのは、キーボードなどでちょっとだけ手を加えたからだそうです。
「ジャケット写真は勇気を出した。肌を出して、しかも前を向いている」
なんて笑ってました。で、ロケ地は伊豆なのだが、このときも一回目は雨で
何もせずに帰還。二度目でようやく撮れたのだそうです。
続いてミニライブ。アコギのサポートが入ります。
ハイチェアに腰掛けたまま、目を閉じて歌います。
「笹路さんとはじめてレコーディングした曲から聴いてください」
1 ありがとうではじめよう
「この歌は玉置浩二さんに作ってもらった曲でした。私の曲は悲しい曲が
多いのですが、一度の失恋で50曲くらい作れます。次の曲は失恋した
ばかりの人には傷口に塩を擦り込むようなことになるかも知れませんが・・・・」
2 失恋記念日
「最後の歌です。この歌をレコーディングしたときは楽しかった。たくさん
コーラスを録って、よかったら使おうって感じで。でも今日はコーラスなしで
どんな風になるでしょうか」
3 しゃぼん玉
(最後の曲の時だけは、観衆の反応を確かめるように時折目を開きます)
「わざわざ来てくださってありがとうございました。たまたまCDを買いに
来られた方も聴いてくださってありがとうございました。またいつかお目に
かかりたいですね」
一曲一曲感情をこめて丁寧に歌い上げます。ライブ自体は短い時間でしたが
とても良い雰囲気でした。
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