97.06.19 神谷えり リキッドル−ム

「タダだけど行かない」と一部で嫌われた?神谷えりの招待ライブ、
題して「話せば長いっす」。何故か我が家にも招待状が届いていたので行ってきました。

120人分ほどの椅子が用意された会場。私が到着した頃(18:15)には
ガラガラだったのが、いつのまにかぎっしりの満員になっています。
もっとも関係者がかなり多かったようで、ステ−ジに出てきた時、
神谷さんはあちらこちらに手を振ったり目礼したりしていました。
幅広い年齢層が集まっています。招待ライブなだけにやむを得ないところか。

配布された曲順表によると
 1.ナチュラル 2.素直になりたい 3.Sweet love 4.いい奴とやな奴の地球
 5.RIBBON IN THE SKY 6.Without you 7.Fairy tale 8.い−ね
 9.リアリスト 10.Plesase don't say no 11.リピ−ト
とのこと。5と6は洋楽のカバ−。

コ−ラス×2,KEY×2,PERC,DS,EG,EBという分厚いサポ−ト。陽気な外人のDSはじめ、
確かな演奏です。
高校を卒業後、6年間ライブハウスでジャズナンバ−を歌ってきたのだが、
ジャズはアメリカの歴史である。自分は「日本」を歌いたい、と思っていた。
たまたまライブハウスに今の事務所の関係者が来ていて、デビュ−することに
なったのだそうです。「デビュ−して2回目のステ−ジ」という割には
こなれたステ−ジだと思っていましたが、なるほど実績は十分なんですね。
マイクのケ−ブルを肩に背負うような仕種をよくしていました。

アンコ−ルは客電が点りBGMも流れる中、拍手が止まず、といった形になります。
出てくるなり「特に用意してなかったのですが・・・・。今日歌った中で、何が
よかったですか?」と客席にリクエストを求めます。
「い−ね」と「リアリスト」という声があがり、「どちらにしようか、拍手の
量の多い方で」と決めようとしましたが、「両方やって!」との観客席からの
要求に、バンドもokサイン。この2曲を楽しげに歌いました。

声質は「風邪をひいた尾崎亜美」、曲調はハヤリのダンスビ−ト的な
ものが多く感じられました。好みの路線ではありませんが、1時間45分ほどの
ステ−ジは楽しいものでした。

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