97.02.01 久宝留理子 渋谷公会堂

pocket town

正直なところ、職場の仲間から半ば無理やりチケットを買い取らされ、さほど
期待もせずにLIVEに臨みました。TOWER RECORDSなと冷やかした後、会場へ。
ダフ屋さんも裏グッズ売りも出ています。タニムラより少し若いくらいの
ファン層かな。
定刻18:00に開場はしたけれど「ホ−ル開場」というやつ。ロビ−にて
待たされます。Tシャツやカレンダ−など、お決まりのグッズ。CDなどの
即売。そんなものを眺めつつ、時間を潰します。約20分後、ようやく客席へ。
2階席ですが、前から4列目。しかも中央(そのうえ前の席は最後まで空き)。
ステ−ジの様子がバッチリ楽しめそうです。周囲にもどんどんお客さんが
入ってきます。待ちきれずに奇声を上げるアブナイ人も・・・・。

そして定刻14分遅れで、ライブが始まります。最新アルバムのpocket peopleを
イメ−ジしたスライドが音楽と共にスクリ−ンに映し出され、そのスクリ−ンが
スルスルと上がると・・・・真ん中に真っ白なガウン姿。
観客の拍手と歓声に笑顔で応える久宝留理子の登場です。
で、ここから本編19曲+アンコ−ル3曲、2時間少々の熱狂ステ−ジが
数回のお色直しと最小限のMCを挟みながら繰り広げられるのです。
彼女の笑顔、とても輝いてました。黒の衣装もかっこいい。
いやぁ、裸眼視力1.5が大いに役立ちました(笑)。

はっきり言って、彼女のアルバムで持っているのは先述の最新作1枚のみ。
「聞いたことがある」レベルの曲が数曲。予備知識なしでいったのに、
いつのまにか久宝マジックにすっかりはまり、熱狂の渦に巻き込まれて
いたのでした。

 ハデに行こう/早くしてよ/MY LOVE,MY SOUL/めまい
 あの空へ続け Dream/Tokyo/コンクリ−トジャングル
 いっそ牢屋で眠りたい/blue to blue/泣くだけ泣いたらおやすみ
 夜明け/メロディ/キャンディ/好きになってしまった
 二人なら/「男」/プライド/MIDNIGHT DRIVER/倦怠期
 《アンコール》薄情/COLOR/次の夢

照明とスライド映写を効果的に用いた、なかなか素敵な演出でした。

ただ、惜しむらくは、PAの問題。ギタ−とベ−スがしゃしゃり出て、
ボ−カルが非常に聞き取りにくい。ま、久宝さんの場合、コ−ラスが
ついているので少しは浮び上がってはいましたが、それにしても残念でした。

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