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[ 芽美、愛の軌跡] [100万人のセイントコンサート](近日公開)


サントラ1ジャケット サントラ2ジャケット

LAST UPDATED 1997.03.23


Studio SAPPON (as PROJECT Million) Presents...

しっぽ世界制覇 100万枚作戦

【「オリジナルサウンドトラック」を業界標準試聴盤に】


[1.まえおき] [2.各論] [3.試聴] [4.使用例と後日談]

[Summary]

This page includes the information and impressions concerning the sound tracks on KAITOU SAINT TAIL. The goal of this page is to introduce the solemnity of these sounds, and to spread them worldwide as the audio reference-standard CDs. English page is now under construction.


1.まえおき

結論から言おう。「怪盗セイントテール オリジナルサウンドトラック」は素晴らしい。曲・演奏・録音状態の三要素が渾然一体となり醸し出すその完成度は、驚嘆震撼モノである。世界のオーディオ業界標準試聴盤に、この盤をおいて、他に何があるというのか!?

ここまで読んだ業界関係者の方々の中には、「なんだ、アニメのサントラか」と一瞥してページを切り替えてしまう了見の狭い方々も多々いらっしゃるだろうが、それは先入観に囚われた大きな間違いである。騙されたと思って是非とも一聴いただきたい。筆者はこのCDからは少なくとも、雑誌で優秀録音盤と紹介されている盤よりも、遥かに大きな情報量を感じることができた。これは、別段思い入れでも何でもない。反論は、一聴いただいてから伺おうじゃないか...

一方、このページをご覧の「当然もう持ってるよん」という方々... こんなに素晴らしい盤を、今、あなたが、ラジカセやミニコンで聴いているとすれば、即刻悔い改め、そこに込められたを拝受すべく、たとえ一度でも良いから「高級オーディオ」と呼ばれるシステムで聴くことをお勧めする。人生観が変わるほどの衝撃を受けること必至である。

このセイントテールCDは、高級オーディオで聴くとその真価を発揮するものの、ラジカセなどで聴くと、普通のポップスと比較しても、著しく音が悪く聴こえてしまうという悲しい盤でもあるのだ。その原因は、このCDに凝縮された、その音の密度にある。高級オーディオなんて縁がないという方も、電器店の試聴ルームに持参するなどして、是非ともこの音の密度を確認して欲しい。

ましてや、レンタルで借りてきて、MDに録音して聴いてるなどは論外(だと思う)。筆者も、購入したCDをMDに録音して聴いてみたりしたが、このCDの持つ音の粒だちや繊細さの部分を、ことごとく消し去っているかのように感じる。是非ともCDを入手して欲しい

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2.各論

CDなら、デジタルだから音がいいし、どのように演奏しても音は変わらない、と思ったら大きな間違いである。もちろん、こんなことはオーディオファンの間では常識なのだが、普通は眉唾モノとして捕らえられてしまうのがオチである。まして、CDプレーヤーごとに、その音質にキャラクタがあるといっては、殆ど信じてもらえないかも知れない。だが、実際には、同じCDを演奏しても、そのプレーヤー次第で音質は大幅に変わるのだ。

一方、CD側の録音状態についても同じく、優秀録音盤と、そうでないものの差は歴然と存在する。例えば、筆者の所有しているCD(わずか数百枚だが)の中でも、その録音状態には各々雲泥の差がある。

録音状態を決める要素としては、
(A)S/N比(Signal Noise Ratio)
音声信号とノイズの比。値が大きいほど良い。
(B)Dレンジ(Dynamic Range)
音声信号域が実際に記録に使用している領域。広い程良い。
(C)その他の要素
録音時のマイクの配置や、部屋などの各種要素。

のようなものがあり、これらの要素を完璧な形で満たす盤は、殆ど存在しない。筆者は優秀録音とか、20bitサンプリングなどというCDをちょくちょく試してきたが、ことごとく裏切られてきた。そういった中で、完璧な録音としてお目見えしたのが、なぜか、単なるアニメサントラでしかない「怪盗セイント・テール」、この盤であった。

参考までに、この試聴盤(怪盗セイント・テール「メインテーマ」)にて各種CDプレーヤーを聴き比べてみた(--;)

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3.試聴

(1) P社 SL-S350(携帯型CDプレーヤー代表)
高音のリズム系(シンバル系やトライアングルなど)は比較的聴けるが、木管/金管系は存在のみを再現するのが限界。ストリングスは響くものの余韻は残らず、従って臨場感のなさに決定的な影響を与えている。S-XBSスイッチONの状態になると、以上の問題についてかなり改善され、付属ステレオイヤホンの試聴には十分となる。
(2) P社 KXL-783A(携帯型CD-ROMドライブ代表)
CD-ROMだが、CD再生時の音質もなかなか良好。金管系に華かさと拡がりがある。スペシャライザー(音場合成IC)が内蔵され、強/弱/切の3段階あるが、このアルバムに限っていえば、「弱」の状態が音場感と切れを両立する形になり、最適である。内蔵スピーカーにおいても音割れなどなく比較的良好。音場という意味では成功しているが、音(特に低域)の抜けは今一歩で、分解能が若干足りず、弦楽器の存在感が薄くなるのは惜しい。
(3) P社 CLD-100(CLDコンパチプレーヤー代表)
高域の分解能の低さとは裏腹に、ベース系が比較的締まった音になり、好みの別れるところ。また、金管の艶と抜けは良好。余韻については、フルートの息継ぎが音に顕れるようになる。また、ピアノの粒だちが若干引き締まる。バイオリンは伸びるが、音としてはかなり平べったい感じになる。音場の作りは高域に若干問題あるものの、全体としてはよくまとまり、ビジュアル系の音向きと思われる。
(4) S社 PlayStation SCPH-1000(ゲーム機代表)
ここまでの音が出てくるとは、正直言って期待していなかったため、かなり驚いた。金管の艶、弦楽器の伸びともに、かなりの線。音場の作りも高域から低域までかなり安定しており、バランス良く聴こえる。これならオーディオ機器としてもかなり通じるだろう。このハードウェアで2万円なら、CDプレーヤー単体としても申し分ないかも知れない。唯一難癖をつけるとすれば、分解能という点のみで、オーケストラの中の単楽器(ピアノ)などは、まだ埋もれがちで聴き取りにくい。
(5) S社 CDP-X555ES(オーディオ機器代表)
ちょっと前の型になるが、S社ESシリーズの中堅機種。落ち着いた作りの音だが、(1)〜(4)に比較して、分解能は飛躍的に向上し、音場も格段に拡がる。金管が朗々と鳴り響き、オーケストラ部においてもピアノの粒だちが完全に分離するようになる。弦の響きと分解能は特筆もの。
(6) T社 VRDS-25(オーディオ機器代表)
トランスポートの作りに定評のある現モデルのCDプレーヤ。(5)に加え、さらに音に厚みと深みが追加され、ティンパニの響きが生々しくなり、また、音場に奥行きが加えられる。ここまでくれば、オーケストラを聴くにあたって言うことはないだろう。
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4.使用例と後日談

まぁ、ここまでこの盤の素晴らしさについて書いてきたものの、実際の試聴において、どこを聴くかという問題がある。ここでは、簡単にそのポイントをまとめてみたい。

基本的に筆者は試聴盤としては「サントラ1」を推している。これは、セイント・テール関連CDの中でも、トータルバランス(とくに音場評価上の問題)に優れているためである。ここで、実際に、他人のシステムやオーディオ屋さんなどで試聴する場合には、

  1. 1曲め(メインテーマ)で「各楽器の定位と分解能」をみる
  2. 6曲め(メインテーマヴァージョン1)で「音場・雰囲気の再現能力」をみる
  3. 13曲め(尾行)で「定位とスピーカーの追随性能」をみる
の順で評価します。この3曲を聴けば、システムの状態は殆ど把握できるといってよい(^^;;)

ところで、このCDに収められている音の中で、特に試聴時に重要なポイントは、

を、どこまで眼前に再構築できるかという部分である。実際に筆者は各種高級オーディオ(店頭を含む)にて試聴してみたが、なかなかこの3点を満たすCDプレーヤー/アンプ/スピーカーの相性は少ない。逆に、特定の組み合わせにおいて、この3点がぴたっと決まったシステムで聴くと、本当にが出てくる程の感激をおぼえる。

さてさて、こうして筆者がこの「セイント・テール サウンドトラック」を試聴盤として他人に聴かせる度に、その録音・曲・演奏のクオリティの高さに魅入られてしまうのか、誰もが驚嘆することになる。さらに、曲を聴いてしまった一部の方々の場合、その瞬間気を失ってしまい、翌日、(そのジャケットの恥ずかしさにも拘らず)気がついたら手元にあって、それを聴いていた(笑)という結末を迎えている。結果、筆者の職場(一応まっとうな職場*)では、上司をはじめとして、セイント・テールのサントラCD普及率が上昇中である!!(^^)v

*)参考までに、St★Tailのアニメそのものの存在を知っている人は(筆者以外)いない...

この一連の布教活動により、Bスト電器福岡本店のCD売上げにはかなり貢献したはず..>筆者

しかし、この試聴盤だが、やはりジャケットは非常にはづい(笑)。店頭で購入するにはかなりの努力と根性TMが必要か? 勿論、これを標準試聴盤にしようというのだから、常に携帯せねばならないことは言うまでもない。

なお、各アルバムについての詳細な情報は、みんむぇももさんのページのアルバム試聴室をご参照ください(^^;) ジャケットとCDの内容&曲紹介があり、大変参考になります。
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筆者談:まだこのページは作成途中です...(*^^*;;) のような作業が残ってるので...
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