ハンドメイド18lit.カンスモーカーの全体写真です.
18リットルカンの栓のある方(天井部分)を3cm位内側で切り取ります.(底は残しています.)
残った所は大きく切れ込みを入れて,2回折り曲げて処理をしました.このようにすると怪我をしないと思います.
上から4cm位の所に左右3カ所に穴をあけて,鉄棒を通してあります.
下の方には,チップを入れる穴をあけました.(カンを丁寧に切り取って,扉になるようにしてあります.)
鉄棒を通した所です.
天井は,アルミ箔をアルミ粘着テープで張り合わせたものを使っています.
チップを入れる穴です.
カンを丁寧に切り取って,扉にしました.
アルミ粘着テープが便利です.
カンが痛むのを気にしなければ,カンの底にチップを入れて,カンの底を火にかければ簡単にスモークできます.
カンの底にもアルミ箔を敷いて,燻煙中に落ちてくる油でカンが汚れるのを防いでいます.
この写真は,燻煙後のもので,チップがきれいに灰になっているのが見えます.
牛カルビの燻製の出来上がりです.
家族には好評でした.
この燻製器は,熱源が近いので,基本的には「熱燻」仕様です.でも,それはチップの量や火加減を調節することで,何とかなるでしょう.
また,この仕様は,棒状のスモークウッドを中で燃やすには気密性が高すぎました.下の扉を開けたままで,あるいは半開きにしたほうがウッドはよく燃えました.
今は,もう一つカンを積み上げて,イワナやマスも吊せるように,また,冷燻,温燻がちゃんとできるようにと考えています.
燻製器の材料:
18リットルブリキ缶(石油カンなどどこかで貰えます).
鉄棒(直径3〜4mm・長さ1m位のもの.ホームセンターで100円余りで買えます).
アルミ箔(台所用ので十分です).
アルミ粘着テープ(アルミ箔をつないだり,扉をつけたりするのに使います).
ゼムクリップ(肉をつるすのに広げて使います.90度ねじっておくと便利です.針金で作った方が楽しいかもしれません).
燻煙器の作成道具:
ブリキ切り(私は,これを作るために買ってしまいました.ホームセンターにあります).
タガネ(カンに穴を開けるのに使いました.太めの釘で代用できます).
鉄鋸(鉄棒を切るのに使いました).ペンチ(カンの切り口の処理に使います).
金槌(タガネと一緒にカンに穴を開けるのに使いました).
はさみ(アルミ粘着テープを切るのに使います).
アッ!
その1−温度計を挿す穴を開け忘れました.でも,私のような素人は温度管理がうまくできませんから,なくても困りません.
その2−鉄棒を挿す穴が天井に近すぎた! 鉄棒の上に網を置いて,卵やチーズをスモークしようとすると天井より高くなってしまいました.アルミ箔を少し盛り上げて天井にするか,
網を鉄棒にゼムクリップで吊り下げるかすれば大丈夫.
何の工夫もないページでごめんなさい.あまりファイルを重くしたくないので,・・・・.