今日の一言（２００５年分）

レヴァインの本の中であらためて納得したのは、わたしたちが感じる心や身体の痛みや苦しみが、「わたしの痛み」ではなくて「人類の痛み」あるいは「痛みそのもの」である、という視点を持つことが大切だ、ということでした。そのことを本当に実感すると、自分や他者の苦悩についての見方、感じかたが根本的に変わってくるような感じがしています。

今週は雪の影響もあり、キャンセルがいくつも出て時間が空いてしまったので、読書三昧しています。最近よく読んでいるのは、スティーブンレヴァインの生と死に関する著作です。このところ死について考える機会が多く、レヴァインの「死と向き合うことで充実した生を生きる」という考え方には共感する部分がとても多いです。 特にお勧めは「目ざめて生き、目ざめて死ぬ」春秋社。

今回は大阪から帰ってくる日も雪による交通機関の乱れが心配だったのですが、特に遅れもなく無事に帰って来られました。それにしても、この季節は大阪と境港の気候が違うのを痛感する時期です。先日も、途中まではカラリと晴れた真っ青な青空が拡がっていたのに、中国山地の長いトンネルを越えたとたん、空はどんよりした雲に覆われ、一面の雪景色になっていました。２つの世界を行き来するのが仕事のわたしにとっては、ふさわしいシチュエーションと言えるかもしれません。

今シーズン初の本格的な寒波で境港もうっすら雪化粧しました。こんな日はなんだかわくわくしてしまいます。もっとも、あんまり大雪になると交通機関が乱れて、大阪への移動が大変になりますが、明日はその心配はなさそうで一安心です。

久しぶりにいいお天気になったので、セッションの終わった夕方から周辺をドライブしてきた。数日前に初冠雪した大山（だいせん）が美保湾の向こうに夕日を浴びて、その富士山にも似た威容をくっきりと見せていた。冬場になると大山がはっきり見える日はめずらしいので、ちょっと感動。心を震わせてくれる自然が身近にあることに感謝。

人はこんなにも自分自身を恐れ、自分自身から逃げようとし、自分で自分を苦しめているのか。そのことに気づかないでいられるためなら、どんなことでもしてしまう。ただ、自分のことをきちんと見ることができれば、すべての問題は消えてしまうのに。

大阪でも朝の空気がひんやり感じるようになりました。季節は確実に変わっていくのですね。
ここしばらく、心の中が妙にさわがしいな、と感じることがあったのですが、最近はこれまで感じたことのないような静かな世界の中にいる自分に気づくことがあります。これまでにもこういった感覚は何度かあったのですが、今回はこれまでになく深い感覚です。心のおしゃべりが止まっていると、存在の中心にあるパワーを直接受け取ることができるようです。

数日前に、久しぶりに妻にアロママッサージをしてもらいました。このところお互いに忙しくてなかなか時間がなかったのでほんとに数カ月ぶりだったでしょうか。肩から首のあたりがゆるんでくるプロセスもちょっと一段落している感覚だったのですが、アロマのあとは身体の深いところで何かが動いている感覚と、心が静まって行くような感覚がありました。最近忘れかけていたような感覚を思い出せて、ちょっと懐かしいような、わくわくするような気分になっていました。

そのときどきに、自分の心に響く言葉をパソコンのデスクトップに張り付けているのですが、今一番気に入っている言葉はこんなのです。

「自分は何の目標も持っておらず、どこへも向かっていないという事実の認識こそが、覚醒に近づいていることの、また覚醒が本当に可能になりつつあることの最初の兆候である。」

「ありのままでいいのだ」ということは頭ではわかっていても、その「ありのまま」を今ではないどこか他のところにあるかのように探し始めた瞬間、「ありのまま」から遠ざかってしまうというパラドックス。この言葉は、そのことを深く気づかせてくれるような気がしています。

昨日書いた「不思議な気分」とは何だろうか、と考えてみるに、毎回出会うたびに違うあなたがいて、出会うたびに違うわたしがいて、同じ人と出会っても、毎回毎回全く新しい出会いがあるということ、そんなことかなと思いました。これまで体験した、そしてこれから体験するであろうどんな一瞬とも違う、この一瞬を大切にしていきたい、そんな気分です。

さて、明日からまた大阪です。今週は、前半は寝ている時間が長く、夢の中で大切なメッセージをいろいろ受けとっていたような気がします。後半はセッションの予約がばたばたと入って、その合間にラベンダーやカモミールの花を収穫したりして、少し慌ただしく過ごしました。梅雨だというのに山陰地方は全然雨が降らず、庭のハーブや野菜たちが少しかわいそうです。今週の大阪ではどんな出会いがあるでしょうか。大阪へ出かける前日は、いつも、少し不思議な気分になります。

近場の温泉に２泊３日の小旅行をしてきました。どこにもいかずにホテルにこもりきりで、温泉三昧、昼寝三昧の癒しの旅でした。身体がゆるんでくると、自分を制限していたいろんな思い込みが意識に浮上してくるような不思議な体験があります。それは、言葉にしてみれば「自分には〜はできないと思っていたんだ」というような考えが浮かんでくるような、何の変哲もない体験なのですが、普通に考えが浮かんでくるのとは明らかに違う、深い感覚というか、情緒的な感覚を含んでいるようなおもしろい体験です。まだまだ自分で自分を制限していたのだな、と気づくのは、まだまだやることがたくさんあって、人生って面白いな、という感じもしました。

今週は今日（３日）から３連休ということで、今日から大阪でのセッションを行うべく、いつもより１日早く、昨日大阪にやって来ました。この季節になると庭のハーブを眺めたり、あれこれいじったりするのがとても楽しく、昨日も午前中は草取りしたり、今度帰ったときに使おうと思っている土を買ってきたりと、さわやかな春の天気の中を動きまわっていました。去年は成功率が低かったラベンダーのさし木も、だいぶコツがわかってきたので、今年はどのくらい増やせるかちょっと楽しみです。

午前のセッションが終わって外に出てみると、思わず深呼吸したくなるようなすがすがしい空気。ビルの谷間の木々は緑がだんだん濃くなって、風はまだ涼しいながら初夏の雰囲気がそこはかとなくただよっていました。

先週播いたカモミールの種がずいぶん発芽してきました。去年は地面に直接播いたのはほとんど芽が出ず、あらためてプランターにきれいな土を入れて播き直し、大きくなったのを地面に植えかえたので、今年は播く前に土の準備をしっかりしていたのがよかったのかもしれません。

肩の力が抜けてくる感覚はまだ続いていて、暖かい気候も相まって、今週は睡眠時間がとても長いです。目がさめると、身体がとてもゆるんでいて、初めて自分の身体に出会ったあのときの感覚に少しだけ似た、不思議な感覚がしました。

それから、大隅アロマテラピールームのホームページがオープンしました。境港ではわたしの妻もアロマテラピーを行っています。興味のある方はぜひご覧下さい。

やっとカモミールの種を播きました。今日播いたところだけで去年の約２倍の広さ。まだ播いていない種が２袋あるので、どこに播こうか楽しみつつ迷っています。今年はカモミールだけのお茶ではなくて、ミント系もブレンドしたオリジナルのハーブティーを作ってみたいなと思っているのですが、さてどうなるか、、、。

このところ、最大にして最後のネックだと思っていた肩から首にかけてのブロックが緩み始めていて、日々とても不思議な感覚を感じています。無意識から大きなエネルギーがとめどなく溢れてきて、からっぽのまま残されていたスペースをゆったりと満たしていくような感覚。毎日のセラピーも、エネルギーが高まってきて、徐々にヴァージョンアップしていくような感じがしています。

気がついたらもう３月も終わりですね。昨日はカモミールの種をまくために、土作りをしたりして、久しぶりに庭いじりをしました。冬の間はすっかり忘れていましたが、土を触るのはとても気持ちがいいものです。
この１、２週間は、心がシンと静まって、何かがより深まってきたような不思議な感覚があります。

明日から大雪のおそれがあるということで、いつもより一日早く大阪に出て来ました。大阪に来るたびに、自分の中で何かがクリアーになっていく感じがするのですが、今回はその感覚がよりはっきりしていました。

昨日発行したメールマガジンを読んで下さった方も含めて、今日は数人の方からご感想のメールをいただきましたので、ぼちぼちお返事を書いていきます。少しお待ち下さい。

なんだか内面がとても大きく変化していて、いろんなことを表現したい感覚が高まっていました。これまで感じたことのエッセンスをまとめてみようと思って、「スピリチュアルな自分に目覚めるために」という新しいぺージを作ってみたのですが、なんだか、どこかの本に書かれているような文章になってしまって、どうもしっくりこない感じがしています。やっぱりわたしには、自分の体験を交えつつ、感じたことをぼちぼち書いていくほうがぴったりくるような気がしている今日この頃です。

義母の死をはさんで、昨年末から身辺が慌ただしかったのですが、四十九日の法要も終わったことでやっと落ち着いてきて、わたしの内面もだいぶ静まってきた感じですので、しばらく中断していた「今日の一言」を再開することにしました。

すぐ下に投稿フォームを作りましたので、このぺージやホームページのその他の部分をお読みになって感じたことやご質問などがありましたら、短い内容でも結構ですので、お送り下さい。メールアドレスやお名前の記入は任意ですが、記入して下さった方にはもれなくお返事をさしあげます。