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体験レポート4:ヒプノセラピー


初めてセッションをしたときに、それまで私がよく行っていた○○という海のきれいな場所がありましたが、不思議なことにそれから今まで一度もその場所には行っていません。でもそれは、行きたくないからではなく、なんとなく行かないのと、なんとなく今必要ではないような気がするからなんです。私は以前つらい、かなしい、やるせない、暇、きれいな海が見たい、そんなとき、よくその場所にいっていました。きれいな海はどこまでも、どこからみてもきれいなはずなのに、なぜか私はその場所に執着していました。今は、そのときの私がそこを必要としていたからだ。なぜなら、その場所に私は無意識に、またはっきり意識して、死、を感じ、求めていたのだと気づきました。今、私の中では、薄ぼんやりと、変化という感じでしか、死は身近ではなくなった様な気がしています。

それと、私はよく音楽をきいているとき、歌詞がすうっと自分のそのときの気持ちを指す言葉に、出会うときがあります。あの日の帰りに、「伝えたいことがあった、それはおかしいほど簡単で」という言葉でした。そのときはきっと、きちんと○○さんに好きということだと、おもいつつ、でもいまさらあの時はとりもどせないしねぇ、とおもっていると「○○さんよりもっと好きな人ができるよ」という言葉が突然でてきました。えっ!!!!!なにそれ、考えたこともなかったよ、そうか、その手があったか。と、気づいた瞬間、祖父の笑っている顔が浮かんできました。次の日、店のスタッフと一緒に飲みに出ていて愚痴っているとき、愚痴から気づいたのですが私は○○さんに、再び愛の告白などがしたいのではなく、いかにあの時、傷ついたか、惨めだったか、腹が立っていたのか、恨んでいたのかということを 伝えたかったのだな、ということに 気づきました。

あと、気になることは、私はそれまで、白黒はっきりしないようなことが嫌いでした。それは、どっちかはっきりしないことは、不安だったからなのですが、そんな両極端な自分が嫌いでもありました。でも今はやっぱり、なんとなくですが、「どっちでもいいかな」と、やっぱり薄ぼんやり思ったりします。それはとても、楽、です。

(山口県 20代 女性 Yさん)


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Written by Shinsaku Nakano <shinsaku@mahoroba.ne.jp>
Last Update: 2002/08/06