私のモーツァルト ベスト 16他(ケッヘル番号順) − ゆらぎ。高音。転調。転調・楽器のかけあいにより会話をしているような感じ。哀愁。

1、ディヴェルティメント 第2番 ニ長調 K.131

K.136と共通するスピード感のある第1楽章。第3楽章の転調部分が良い(お気に入り)。ディヴェルティメント K.136 ニ長調 は、空に舞い上がり、ある程度のスピードで優雅に飛んでいるような感じがする。

2、弦楽四重奏曲 第4番 ハ長調 K.157

第2楽章のもの悲しいメロディーが印象的。

3、弦楽四重奏曲 第9番 イ長調 K.169

第2楽章が印象的でかっこいい。

4、弦楽四重奏曲 第12番 変ロ長調 K.172

第2楽章のゆらぎ加減が良い。曲のゆらぎに身をまかせると心地よい。

5、弦楽四重奏曲 第13番 ニ短調 K.173

出だしから、短調の哀愁タップリ。

6、フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313

美しくきれいな感じの曲。

7、ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334

第3楽章は、「モーツァルトのメヌエット」として親しまれている。第3楽章だけ聞いてもなんとなく明るくほんわかした曲というイメージしか残らないが、第2楽章など他の楽章との対比できわだつ。第2楽章(ニ短調)が印象的。

8、セレナード 第10番 変ロ長調 K.361 <グラン・パルティータ>

第7楽章まであり、いろいろな感じの曲を楽しめるおもちゃ箱のような曲。第6楽章が楽しい(^^)

9、オーボエ四重奏曲 へ長調 K.370

明るい感じの第1楽章と第3楽章にはさまれた哀愁ただよう第2楽章がきわだつ。

第3楽章のメロディーを頭で反すうしながら散歩等、街を歩くと楽しい気分になれる。

10、弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406

セレナード K.388(ナハトムジーク)を編曲したもの。第3楽章の音の重なりが印象的。

11、弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421

哀愁・哀愁・哀愁 ・・・(T_T)弦楽五重奏曲 第4番 K.516と比べると、これも同様、哀愁ただよう短調(ト短調)の曲だが、最後の方はその印象が薄れる。しかし、このK.421は最後まで哀しい。ハイドンセットの一つ。

12、弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458(狩)

「狩」なんていかめしい名前が付いているが、やさしい癒されるような曲。ハイドンセットの一つ。

13、ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466

第1楽章の、ピアノの音は綺麗で、かっこいいけど、押し寄せるなんとなく不気味な感じ。第2楽章は、ほのぼのが、転調で急に嵐のような不気味さに。

14、ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488、シンフォニア コンチェルタント(協奏交響曲)変ホ長調 K.364

両方、第2楽章が印象的、心にしみるメロディー。

15、クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581<シュタットラーの五重奏曲>

フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 クラリネット協奏曲 イ長調 K.622と同様、美しくきれいな感じの曲。

16、弦楽五重奏曲 第5番 ニ長調 K.593

第2楽章の転調で急に吹雪の中ヘ、突き刺すような冷気と吹きすさぶ雪を感じる。