現行のVHSの上位互換カセットを使用。そのため見た目はVHSそのものである。
MPEG2圧縮。
→MPEG2の特徴
- 前後の画面との差異情報のみを記録(フレーム間圧縮)
- 高圧縮率
- D-VHSでは固定データレートのみ。安価だが、データに無駄が多い。
そのため、長時間録画に向くが、編集が困難。
画質は非常に美しい。ただし動きの早い場面では、MPEG特有のブロックノイズが発生する。
モード データレート 記録時間 主な用途 HS 28.2Mbps 4時間 BSデジタルの高画質録画 STD 14.1Mbps 8時間 地上波の高画質録画 LS2 7Mbps 16時間 地上波のエアチェック LS3 4.7Mbps 24時間 地上波のエアチェック LS5 2.8Mbps 40時間 業務用(監視カメラなど) LS7 2Mbps 56時間 業務用(監視カメラなど) ※記録時間は、480分(50GB)テープ使用時
※初期のデッキはSTDモードしかサポートしていません。
VICTOR HM-DR1 \128,000
- 搭載モード:STD
- ストリーミング記録が主目的。CSチューナ&MPEG2デコーダなし。
- 外部CSチューナにはi.Linkで接続
- 地上波はVHSでのみ記録
- S-VHS簡易再生機能(録画不可)
VICTOR HM-DR10000
- 搭載モード:STD,LS3
- LS3モードでDF-480を使えば24時間連続録画も可能
- ビデオナビゲーション機能も搭載
- ピクチャーサーチが可能
- GRTは入ってない
- 予約数は8個しかない。
- チューナー部の音声が良くない
- 地上波はVHSで記録(S-VHSでは録画不可)
- 早送り中に停止ボタンを押すと、いきなりテープを止めるので、テープが切れやすい
- i-LINK端子あり
- DVからD-VHSへのデジタルダビングは可、D-VHSからDVは不可(他社も同様)
- 録画予約はi-LINK接続による録画の場合はCSチューナー側からしかできず、しかもCSチューナーからの予約は番組単位で、録画モードはSTDに固定されてしまいます。ためしにi-LINK接続、受信した状態でDR10000側の操作でLS3モードで録画してみた所、録画は出来ますが、映像が乱れました。LS3モードで録画する際はアナログ接続で録画しなければならないようです。
これはLS3ではCSの転送レート(ピーク時)に足りないからです。LS2でも無ければ解決出来ません。アナログ接続でも画質劣化はたいしたことありませんし、設定でサーチ画像も作れますからアナログ接続がお勧めです。
Victor HM-DH30000 \235,000
- HDデコーダ内蔵のため、再生時にBSデジタルチューナ不要
- 搭載モード:HS,STD,LS3
- iLINK×2
- BSアナログチューナー内蔵
Victor HM-HDS1 \128,000
- 8番組予約
- DVHSじゃないかも(笑。調査中)
SONY SLD-DC1 \140,000
- 搭載モード:STD
- ストリーミング記録が主目的。CSチューナ&MPEG2デコーダなし。
- 外部CSチューナにはi.Linkで接続
- 地上波(アナログ)はVHSでのみ記録
- S-VHSは非搭載
HITACHI DT-DR3000 \148,000 outlet
- MPEG2エンコーダ内蔵。つまり地上波(アナログ)のデジタル録画が可能。
- 操作レスポンスが遅い
- 画質が甘い。DVより画質悪い
- ピクチャーサーチがコマ送り
- 本体サイズが大きすぎる
- 風に揺れるお花畑、みたいな動く緻密な画は苦手
- 全体的にギラついた感じもある
- i-LINKが使えない=デジタル入力がない=CS放送はチューナーのアナログ信号を入力。
- チューナー部の音声が良くない
HITACHI DT-DR3300 \118,000
- DT-DR3000の後継機。
- 搭載モード:STD,LS3
- iLINKなし
HITACHI DT-DR5000 20万円 outlet
- DR3000のi-LINK搭載版。つまりCS放送をデジタルで記録できる。
- ただしこのi-LinkからDVの信号は受け付けない。
- と言うことで人気のない機種。
HITACHI DT-DR20000 \198,000
- MPEG2デコーダー内蔵
- 搭載モード:HS,STD,LS2,LS3
- iLINK×2
- 32番組予約(予約修正にも対応)
- EPG(番組ナビ)搭載
- 液晶が青くてかっこいいが、まぶしいので、車用スモークフィルムを貼って暗くするのがいい。
- 足が滑る。コネクタの抜き差しでは、本体を押さえなければいけない。
- リモコンコードを変えていても、どのコードにも本体表示窓が反応するのでうっとおしい。
- 便利な機能が多い反面、不具合も多く、
- D-VHSとしては日立だけがCMスキップを実現している。画像の切り替えが15秒の倍数かつ30秒以上の間隔で行われたときに、テープナビにCMとして記録しておくことで、再生時のCMスキップを実現している。
Panasonic NV-DH1 \130,000
- 搭載モード:HS
- iLINK×2
- S-VHS,S-VHS ET対応
Panasonic NV-DHE10 \195,000
- 搭載モード:HS,STD,LS3
- iLINK×2
- MPEG2エンコーダ/デコーダ装備
- アナログソースのSTD/LS3録画も可能。
- 8番組録画
- アナログソースのiLINK出力も可
- Panasonicの特徴として、外来ノイズの影響を受けやすいことがあるらしい。
TOSHIBA A-HD2000 \238,000
- 東芝初のD-VHS
- HDデコーダ内蔵
- 搭載モード:HS,STD,LS3
- iLINK×2