OutlookExpressスキルアップ講座

環境のバックアップとリストアの仕方(レジストリ編)
再インストールなどでOutlookExpressの設定を新しいPCへ引き継ぎたい場合に、書き写すレジストリの場所を説明します。通常はツールを使ってバックアップを行った方が簡単に出来ます。
●メール・ニュースアカウント
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Account Manager\Accounts
以下の"0000000x"のキー
※「ツール」→「アカウント」からでもエクスポート可能。


●署名
HKEY_CURRENT_USER\Identities\{**}\Software\Microsoft\Outlook Express\5.0\signatures
以下の"0000000x"のキー
※{**}部分は環境により異なる。

●メッセージルール
HKEY_CURRENT_USER\Identities\{**}\Software\Microsoft\Outlook Express\5.0\Rules

●アドレス帳は、拡張子wabで検索をかけて探してください。ただしアドレス帳は単純にコピーしても、暗号化されているらしく、そのままでは使えない場合がありますので、csv形式でエクスポートするか、ツールを使ってバックアップしておくことをお薦めします。

 

リストアの方法は
HKEY_CURRENT_USER\Identities
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Account Manager
を書き出して保存。
新しい環境で一度OEを起動してキャンセルで終了
上のキーが作成されるので削除後にバックアップした、レジストリを
結合しています。
これだとOEの画面の設定、メッセージルール、送信者の禁止も加えて
リストアできますから

ただし、署名についてだけWin2000の環境では正常にリストアできません。