ここでは、私がWindows98を使いやすくするために行っているカスタマイズやテクニックを書いていきます。
●Windows CD-ROMの入っているドライブを変更したい
新しいデバイスを追加や変更するたびに、「Windows98のCD-ROMを挿入してください」と要求されるのが煩わしいと思ったことはありませんか? このような場合、Windows98のCD-ROMのWIN98フォルダをハードディスクにコピーし、以下の設定をしておくと、以後、要求されることす。
以下のレジストリの値を、コピーしたWIN98フォルダに変更します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Setup\SourcePath
また、ポリシーエディタや窓の手などのオンラインソフトでも修正することができます。
●Favoritesを移動するには?
「お気に入り」に登録したものは、ファイルやURLのショートカットとしてC:\Windows\Favoritesフォルダに置かれます。このフォルダを、バックアップしやすいようにMy Documentなどに移動する事が出来ます。
方法1 レジストリエディタを起動し、値を書き換える(無ければ新規作成)
(キー)HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Folders
(名前)Favorites
( 値 )C:\Favoritesなど、移動先フォルダを指定する
方法2 Tweak UIを使う
方法3 エクスプローラ上で、Favoritesフォルダをドラッグ&ドロップで直接移動する。
●デフラグを短時間で終わらせるには?
Win98 のデフラグは、断片化を解消すると同時にソフトが早く起動するように、全てのファイルの順序も並べ替えます。そのため、Win95に比べ、大変時間がかかります。これをWin95並にするには、この機能をオフにします。
- 「スタート」メニュー→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「デフラグ」をクリックする
- 「設定」ボタンをクリックする
- 「最適化方法」のチェックマークを二つとも外す
●Windowsキーの機能を停止させたい。
Windowsキーって、普段使わないのですが、ワープロを打っていると、ついWindowsキーにさわってしまいメニューが開いてしまったり、とてもじゃまに思います。このWindowsキーを、Kernel ToysというMicrosoftのフリーソフトによって無効にしてしまいましょう。
Kernel Toys(英語版)の掲載場所
Kernel Toysを日本語化するツールはここです。
●オリジナルショートカットを作りたい。
オリジナルショートカットの作り方は、以下の通りです。
- マウスを右クリックする。
- 「新規作成」→「ショートカット」をクリックする。
- コマンドラインに、プログラム名を入力する。
以下はオリジナルショートカットの例です。
★wavファイルをメディアプレイヤーで自動的に再生し、終了後、メディアプレイヤーを自動的に終了するショートカット
メディアプレイヤーの自動再生のオプションは「/play」、自動終了は「/close」です。
例)mplayer /play /close c:\windows\media\test.wav
(自動再生・自動終了の場合)
★エクスプローラでいつも同じフォルダが開くようにする
- デスクトップで右クリックをする。
- 新規作成→ショートカットをクリックする。
- コマンドラインに C:\Windows\Explorer.scf と入力し、エクスプローラという名前にして完了。
- エクスプローラのショートカットを右クリックし、プロパティをクリックする。
- リンク先に C:\WINDOWS\EXPLORER.EXE /n/e, C:\(←これはよく使うフォルダを入力する) と入力する。
- アイコンが変わってしまうのでアイコンの変更をクリックする。
- 元の虫眼鏡のついたアイコンをクリック→OK→閉じる
- その他、次のオプションを入れると次のことが起きます。
・/n - 新しいエクスプローラーを開く(このオプションのみだと1ウインドウ表示)
・/e - 2ウインドウ表示のエクスプローラー
・/root - エクスプローラーのツリー表示のルートとして選択
・/Select - フォルダーのカレントとして選択
5−デバイスマネージャのショートカットを作成する
・総合評価:@@
・用意:−
・デバイスマネージャはコンピューターに接続してある機器が一目で分かるので便利である。
1、スタート→設定→タスクバー→スタートメニューの設定→追加
2、コマンドラインに C:\Windows\Control.exe sysdm.cpl,システム,1
と入力し、デバイスマネージャという名前にして完了。
3、アイコンを変えたい時は、デバイスマネージャのショートカットを右クリックし、プロパティをクリックしてアイコンの変更をクリックする。
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12−スタートボタンの右クリックメニューに追加する
・総合評価:@@
・用意:−
・あんまりスタートボタンの右クリックメニューは使わないけれど。
1、regedit.exeを起動する。
2、HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell を開く。
3、適当な名前のキーを作る。
4、command というキーを作る。
5、文字列(標準)のデータに登録したいプログラムのファイル名を記入する。(例えば
C:\Program Files\WinZip\WINZIP32.EXE)
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14−メニューの表示を速くする
・総合評価:@@@
・用意:−
1、regedit.exeを起動する。
2、HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktop を開く。
3、文字列 MenuShowDelay を作る。
4、値を一番いいものに調節する。(最初は400)
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19−新規作成の項目を増やす
・総合評価:@@@
・用意:−
・ライト文章の項目を作る。
1、C:\Windows\shellnewに ***.wri をコピーする。(メモ帳だったら
***.txt)
2、regedit.exeを起動する。
3、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes を開く。
4、*.wri を開く。(メモ帳だったら *.txt)
5、キー shellnew を作る。
6、その中に文字列 NullFile を作る。