D-inkレビュー

2003年4月20日

世界初の、消しゴムで消せるボールペン『D-ink』を買ってきました。

昔履歴書を書くときに、間違えて何度も新しい履歴書をもらったことがあるだけに、消せるボールペンは革命的です。実際の書き心地はといいますと、……実はあまりよくありません。ボールペンの滑るような書き心地がないのです。さらに、書いた後が汚い。インクが薄墨のようなもので、そのため全体的に薄く、下のVの字の右上なんか線のまん中が白く抜けています。

インクの薄さは置いといて、消せるところがポイントである。実際消しゴムで消してみた。
「おおっ!きれいに消えるぞ!」
嬉しいくらいすっきり消える。これは確かに革命的だ。
もっと試してみよう。
いろいろな紙に試し書きをしては消してみる。
結構面白い。
こんなにきれいに消えるんなら、指でこすっただけでも消えそうだな。
軽く文字をこすってみた。
……消えた。
あっさりと。
ちょっとまて。表面をこすると消えるのか?
こんな簡単に消えないでよ。
魔法が解けたように冷静になるオレ。
これだったら鉛筆の方がマシだよ?っていうか、鉛筆でいいじゃん。
D-inkの存在意義が急速に薄れていく。
メーカーさん、D-inkの存在意義って、なんですかぁ?