2003年3月10日
ペパ7不思議の1つに、肩が凝らないというものがある。これは私が歳を取らない特別な体をしているためだと思っていた。周りの人から老化の話を聞くが、自分にはまったく老化の兆しがない。もしかしたら永遠に「さわやかペパーミント」のままでいられるのかと、思っていた。
が! 老化は32歳にいきなりやってきた(笑)!
現象1.皮膚が乾く
朝・晩に2回風呂へ入り、さらにプールにも行っていたので、体の油分が抜け、乾燥肌になった。皮膚が乾燥すると、とにかくかゆくなる。初めはプールの塩素で肌が荒れたのだと思い、メンソレータムを塗っていたのだが、まったく改善しない。会社の先輩に相談したところ、先輩5人中5人とも同じ症状が出ているという。「乾皮症っていって、老化現象の一つだよ」。そう教えられ、さっそく山寺宏一がCMをするケラチナミンコーワを買ってくる。乾皮症の薬だ。使い始めて数日で効果が出る。かゆみが一切無くなった。つまり乾皮症だったことが確定した。
もう一つ困っていることで、スーパーのビニール袋が開けないことだ。つるつる滑って、ビニール袋が開かない。今はぬれぶきんやスポンジを置いているところに行くようにしているが、無いと非常に困る。
現象2.文字が見えない
電子部品の小型化のため、1ミリ以下の文字で部品の名前が書かれていることも多い。以前は「俺、もう文字が見えないから、ペパくん、読んでくれよ」なんて言われたものだが、初めて見えなくなった。小ショック。
現象3.髪の毛が人並み
部署内で拡大鏡を作って、「毛髪チェーック!」なんてみんなで遊んでいたときのこと。「髪の毛細いですねー。早く禿げますよ」なんて順番に診断していき、私の番になった。モニターに映し出されたものを見て、先輩の一人が「ワイヤーが映っている…」とつぶやいた。かくいう私も、そのモニターに映った黒くて太くてピンと張ったものを、髪の毛だとは思えなかった。
思えば髪の毛には苦労した。どやっても倒れないため、学校で規定されたスポーツ刈りにすると角刈りになってしまうのだ。新しい床屋を見つけて行くたび、「ハサミが欠けちゃう」だの「硬いから手が疲れる」だの言いたいように言われるし、中学生の時はその直毛&剛毛さから、「黄金のファルコ」というあだ名がついていた。
ほっておくと真上に伸び、倒すためにはムースを付けねばならないため、女の子にモテる前髪さらさらヘアーなど望むべくもなかった。
そんな髪の毛だが、最近ムース無しでも倒れるようになった。髪の毛の腰が弱くなったのだ。これでもう少し細くなれば、やっと人並みだ!
現象4.肉より魚
以前は、魚より肉の方が好きだったのだが、今は肉より魚が好きだ。
淡泊な味を好むようになってきた。
そのうちきっと漬け物も好きになるに違いない。
32歳になったとき、職場が変わっており、環境の変化が影響したものと思われるが、この4項目以上の現象が現れないことを祈るばかりだ。