休日出勤。
昨日予定していた回路図を書き上げることが出来なかったため。
回路図に記載した定数の書式を変えた。視認性向上のため、小数点はなるべくさける。例:抵抗2.2kオーム→2200オーム
LSIのライセンス契約について打ち合わせ。
日立のマイコン内蔵のフラッシュロムは、データを送信して特定ピンを12Vにすると、自動的にFLASHしてから書き込んでくれる。楽だ。
発振器を選定。回路の電源が5Vではなく3.3Vなので、3.3V駆動の発振器を選ぶ。精度は使い慣れた100ppm品ではなく、精度を上げて50ppm品を採用。
50ppmは50×10^-6(-6乗)。
例えば50ppmの発振器で時計を作ると、1日あたりの最大ズレ量は、
1日の秒数=24hX60mX60s=86400s
1日の最大ズレ量=1日の秒数×精度=86400sX50X10^-6=4.32s
つまり4.32秒ずれる可能性がある。
ただし、発振器は温度が一定であれば精度が格段に良くなるため、腕時計の精度は非常に良い。対する柱時計は、一日の温度差の影響をモロに受けるため、かなり悪くなる。二時電池(充電式電池)を調査。安全規格上の制約として、回路内のどこか1カ所で素子ショートがあっても、直接電池が短絡しないようにしなければならないことが判明。たとえば、電気回路の説明に良くある「電池に豆電球を繋いで光らせる回路」の場合、豆電球の端子間ショートもしくは豆電球自体がショート破壊すると、電池の両端がショートしてしまうため、安全規格上はNG。この場合の対策例としては、「豆電球を2個直列に並べる」と、どちらか一方の豆電球がショートしても、もう一つの豆電球が電池のショートを防ぐことが出来る。
明日の朝、回路図を提出するため、突貫作業。だが守衛さんが「はやく帰れよ」とでも言いたそうに巡回していたので帰る。
朝一で回路図を提出。
回路図に付随する資料を作成。
ただいま気温29℃。開発グループには発熱する機材が多いので暑い。
回路図の見直し。
回路図の見直し。
回路図の見直しがなかなか進まない。
装置のデザイン検討。みんなで意見を出すと、なんとなくという感性で話をするから話がまとまらない。結局デザイナーの説明に納得してokを出した。しかしあまり格好良くない気がする。
回路の検討会を後日行うことになった。
部長が客先へpepaビデオの売り込みに行ってきた。いくつかの仕様を要求された。無茶な仕様も多いが、その仕様を実現した製品が買ってもらえると思えば、努力せざるを得ない。
ワールドカップ日本対ロシア戦のため、部員の半数が休み。とても静か。
私は回路図の手直し中。
今の部署で作ってきた旧機種の図面を入手。参考にする。
回路検討会開催。今の回路に対していろんな人からつっこまれる。
忙しい
ああ忙しい
とっても忙しい(日誌として機能していない)
DRAMシェア
Micronは、一度も使ったことがない。アメリカのメーカーは対応が悪いからなぁ。
1位米Micron Technology,Inc
2位韓国SamsungElectronics Co.,Ltd
3位韓国HynixSemiconductor Inc.なんとか回路の見直しも終わったので、FPGAの設計に移る。今日はツールのインストール。
ソフトウエアのライセンス契約を結ぶことになり、小難しい契約書を読む。
その中で、「1乃至3」という言葉があった。
WORD文書だったので、漢字を選択し再変換を行うと、「ないし」と読むことがわかった。
しかし文脈上は1〜3を意味すべきなので、「1ないし2ないし3」が正しいのでは無いかと思いながら漢和辞典で引くと、「乃至」は「〜」に等しいとのこと。
「1乃至3」は、つまり「1〜3」なんだそうだ。勘違いをしていた。チップコンデンサの標準品とは
F特性 E3シリーズ
B特性 E6シリーズ
CH特性 E12/E24シリーズ
を標準とする。実際には、上記から外れても購入可能だが、供給面で安定しているのは上記シリーズ品。部署にあるROMライターで、FPGA用ROMが書けることを確認。ダメだったらライターをレンタルしなければならなかったので、一安心。
昨夜、家でFPGAの勉強してたら夜が明けてしまったので眠くて仕方がない。今日は早く帰ろう。
会社でグループウェアを導入したからどしどし使うようにという通達。なんに使えるかもわからない上役が導入するものだから、仕事が複雑化する一方。こういう邪魔をしなければ、いい上役なのになぁと思う。
ファームウェアの打ち合わせを行う。レジスタマップ、割り込みマップの作成開始。ファームウェアの初期作業はわかりやすくて楽しい。
組み込みOSの値段を聞く。
VX Works
開発環境 200万円/1人分
ライセンス 8千円くらい/1台
なんだこの高さは。オーディオ機器部門の裏話を聞く。
- いくらのモニターで絵を確認したかで、ビデオの画質を判断する素人なAV雑誌のライター。高画質なビデオは何百万のモニターで確認したものをいうそうだ。
- 1000uFのコンデンサを470uFに変えてコストダウンするのは、いかに性能に関係ないとしても、高価なAV機器を買ってくれるお客さんに失礼だ。と、コストダウンに応じない設計者
- 人間の聴覚は一人一人違っているため、評価者ごとに音をチューニングしてから採点する、なんの役にも立たないAV情報雑誌
主要LSIの変更。スケジュールに致命的。
アドレスマップ、割り込みマップ、FPGAレジスタマップの作成のための打ち合わせをする。